マッチングアプリでいい人がいない…疲れた女性が見直したいこと
マッチングアプリを始めたばかりの頃は、「素敵な出会いがきっとある」そんな期待を胸に抱いていたかもしれません。
しかし、実際に使ってみると、
「いい人がなかなか見つからない」 「会ってみたいと思える人がいない」 「やっと『いいな』と思った相手だったのに、うまくいかなかった」
そんなことが続いて、少しずつ疲れを感じてしまう。そんな経験、ありませんか?
最初は「そのうち、いい人に出会えるはず」と思っていたのに、プロフィールを何人見てもピンとくる人がいない。
「いい人かも」とマッチングしても、実際に会ってみると何か違う。
かといって、それ以外の男性は、なかなか恋愛対象として見られない。
そんな日々が続くと
「私の探し方が悪いのかな」 「理想が高すぎるのかな」 「このまま、いい人に出会えないんじゃないかな」
そんな不安がふくらんで、マッチングアプリを開くこと自体が、少し憂うつになってしまうこともありますよね。
でも、ここで一度、立ち止まって考えてみてほしいことがあります。
いい人が見つからないのは、あなたに問題があるからではなく、「いい人の探し方」が、今のあなたに合っていないだけかもしれません。
この記事では、マッチングアプリで「うまくいかない」と感じている方が見直したいポイントを、一緒に整理していきます。
「いい人がいない」と感じても、大丈夫です
マッチングアプリには年齢、住んでいる場所、仕事、年収、身長、趣味など、たくさんの情報が載っていて、条件から相手を探すことができます。
便利な仕組みだからこそ、自分に合いそうな人を効率よく探せる一方で、条件を細かく見ていくうちに、出会いの幅が自然と狭くなってしまうこともあります。
たとえば、
「年齢は○歳まで」
「年収はこれくらい」
「身長は○cm以上」
と条件を重ねていくと、それに当てはまる人は少しずつ限られていきます。すると、本当は相性のよい相手がいても、最初の段階で候補から外れてしまい、「いい人がいない」と感じやすくなるのです。
でも、それは本当に魅力的な相手がいない、ということではありません。条件で見えている範囲が少し狭くなっているだけで、視点を少し変えれば、これまで気づかなかった相手の良さが見えてくることがあります。
「絶対に大切にしたいこと」と「できれば合っていたらうれしいこと」この2つを分けて考えてみると、自分に合う相手との出会い方が、今より広がっていくかもしれません。
いい人を探しているのに、なぜか見つからない理由
いい人が見つからない理由のひとつは、プロフィールを見ただけで「恋愛対象になる相手かどうか」を、早い段階で判断しすぎてしまうことです。
「顔が好みではない」「仕事が少し気になる」「趣味が合わなそう」「なんとなくタイプではない」そんなふうに、一人ひとりを短時間で見極めようとしていないでしょうか。もちろん、明らかに自分と合わない相手や、不安を感じる相手まで無理に候補に入れる必要はありません。ただし、プロフィールだけでその人の魅力や相性まで判断するのは、実はとても難しいことなのです。
実際に会って話してみると、印象が変わることは少なくありません。写真ではあまり気にならなかった相手なのに、会ってみると雰囲気がよく、思っていた以上に話しやすい。最初は「タイプではない」と感じていたのに、一緒にいるうちに不思議と安心できる。そんなこともあるでしょう。
その一方で、プロフィールでは「いい人そう」と思った相手でも、実際に会うと会話がかみ合わなかったり、一緒にいて疲れてしまったりすることもあります。
つまり、「プロフィールを見ていい人そうだと感じること」と「実際に自分と相性がいいこと」は、必ずしも同じではないのです。だからこそ、最初の段階で厳しく判断しすぎると、本当は相性のいい相手まで、候補から外してしまうことがあります。
「いい人がいない」と感じたときは、いい人そのものが少ないと決めつける前に、自分に合う可能性のある人まで早い段階で見切っていないか、一度振り返ってみることが大切です。
「いい人そう」な人とうまくいかないと、自信をなくしてしまう
ここが、一番つらいところかもしれません。
頑張って探して、ようやく「この人ならいいかも」と思える男性と出会う。実際に会ってみる。ところが会話が弾まない、一緒にいても楽しくない、相手からも積極的に来ない、何度か会っても恋愛感情が湧かない、そしてまた終わる。
これが何度も続くと、「じゃあ、私は誰と付き合えばいいの?」と思ってしまうものです。それ以外の男性を見ても、やっぱり恋愛対象にはならない。
すると、「私って理想が高すぎるのかな」 「性格に問題があるのかな」 「私自身に魅力がないから、うまくいかないのかな」と、自分に原因を探し始めてしまう。
でも、ここで必要なのは、自分を責めることではありません。「なぜ、いい人だと思った男性ともうまくいかなかったのか」を振り返ってみることです。この違いを間違えないことが、次の一歩につながります。
過去の出会いを、少し振り返ってみる
たとえば、これまで会った男性を思い出してみてください。
「いい人だったけれど、恋愛感情が湧かなかった」 「条件はよかったけれど、一緒にいると疲れた」 「話は合ったけれど、恋人としては違った」 「見た目は好みだったけれど、考え方が合わなかった」 「最初は興味がなかったけれど、もっと話してみたら意外と楽しかった」
こうして並べてみると、自分が何を求めているのかが少しずつ見えてきます。ここで大切なのは、「年収」「身長」「顔」といった条件だけではありません。一緒にいるときの自分がどうなるかを考えてみることです。
安心するのか。無理をしてしまうのか。話を聞いてもらえるのか。自分も相手の話を聞きたいと思えるのか。自分らしく話せるのか。会ったあとに「また会いたい」と思えるのか。
恋人選びでは、こうした感覚も条件と同じくらい大切な判断材料になります。プロフィール上の条件が整っていることは、「いい人」の証明にはなっても、「付き合いたい人」の証明にはならないのです。
年齢を重ねるほど、「妥協したくない」気持ちと「焦り」が両方強くなる
年齢を重ねるほど、この悩みは少し複雑になっていきます。
「もう少し待てば、もっといい人が現れるかもしれない」と思う一方で、「でも、このまま何年も見つからなかったらどうしよう」という焦りも出てくる。だからといって、好きでもない男性と妥協して付き合いたいわけではない。これは、とても自然な気持ちです。
恋愛で大切なのは、条件を下げて誰かと付き合うことではなく、自分にとって本当に大切なものを知って、そこに合う男性を探すことです。だから、「理想を下げなきゃ」と考える必要はありません。その代わりにおすすめしたいのが、理想を具体的にすることです。
たとえば「優しい人がいい」で止まらず、「意見が違っても話し合える人」 「忙しくても相手を放置しない人」 「私の仕事や生活を尊重してくれる人」というように、少しずつ具体的にしていく。そうすると、プロフィールの数字だけでは分からなかった「自分に合う人」が見えてきます。
「いい人」ではなく「合う人」を探してみる
ここが、これから一番大切にしてほしい視点です。
「いい人はいないかな」と探すのではなく、「私と合う人はどんな人だろう?」と考えてみてください。
「いい人」という言葉は、実はとても曖昧です。仕事ができる、収入が高い、見た目がいい、優しい、女性に慣れている。こうした男性を「いい人」と思うことはできます。でも、その人と自分が幸せになれるかどうかは、また別の話です。
誰にでも優しい男性でも、自分の気持ちをなかなか話してくれない人なら、あなたが寂しさを感じるかもしれません。反対に、プロフィールではそれほど目立たなかった男性でも、話してみると価値観が近く、一緒にいると安心できることもあります。
だからこそ、「理想の男性を見つける」のではなく、「自分に合う男性を見つける」という視点に変えてみること。遠回りに見えて、実はこれが一番の近道になります。
「いい人がいない」ときに、まず見直したい4つのこと
ここまでの考え方をふまえて、具体的に何をすればいいのか、4つのポイントに整理してみました。
① 絶対に譲れない条件を3つまでに絞る
条件を全部捨てる必要はありません。むしろ、譲れないものは残してください。ただし、「絶対に必要」「できれば欲しい」「なくても困らない」の3つに分けてみましょう。たとえば「誠実さ」は絶対に必要だけれど、「身長」はできれば欲しい程度だった、ということもあります。これだけでも、相手を見る目が少し変わります。
② プロフィールだけで「なし」と決めすぎない
プロフィールで分かるのは、その人のほんの一部分だけです。写真や文章だけでは伝わらない魅力が、実際にメッセージをやりとりしてみることで見えてくることは少なくありません。
気になった相手には、まずメッセージを送ってみましょう。返信のテンポ、こちらの話題への反応の仕方、ちょっとした気遣いの言葉。そうしたやりとりの中に、プロフィールだけでは分からなかった「話しやすさ」や「一緒にいて心地よさそうか」のヒントが隠れています。文章の相性の良さを感じられたら、それは十分に会ってみる理由になります。
「決めつけを少しゆるめてみる」という視点を持つだけで、これまで見えていなかった相手にも目を向けられるようになり、出会いの幅は自然と広がっていきます。
③「会ったあとの自分」を判断基準にしてみる
相手を評価するとき、つい「条件がいいかどうか」に目が向きがちですが、同じくらい大切なのが「その人といると、自分がどんな気持ちになるか」です。
会ったあと、楽しかった、よく笑えた、自然体でいられた、また会いたいと思った。そう感じられたなら、それは条件表には表れない、相性の良さのサインです。反対に、気を遣いすぎて疲れた、相手の顔色をうかがってしまった、話していて緊張が抜けなかった。そう感じたときは、その違和感を見過ごさないことも大切です。
こうした「会ったあとの自分の感覚」は、デートの帰り道に一言メモしておくだけでも十分です。続けていくうちに、自分がどんな人と一緒にいると心地よいのか、その傾向が少しずつ見えてきます。それは、条件をいくら見比べても分からなかった、自分だけの「合う人」を見つけるための、確かな手がかりになります。
④ 「早く結果を出さなきゃ」と焦らない
マッチングアプリでは、たくさんの人を見られるからこそ「もっと探せば、もっといい人がいるかも」という気持ちになりやすいものです。しかし、この焦りは「いい人がいない」という感覚を、かえって強めてしまうことがあります。
急いでいるときほど、プロフィールを一瞬で判断してしまったり、少しでも気になる点があるとすぐに候補から外してしまったりしがちです。本来なら話してみれば印象が変わったかもしれない相手も、焦りの中では見過ごされやすくなります。つまり「いい人がいない」のではなく、疲れや焦りのせいで、いい人を見つける目が一時的に曇ってしまっている、ということも少なくないのです。
そんなときは、一度立ち止まってみましょう。「休んだら出会いを逃す」と焦る必要はありません。疲れた状態で探し続けるよりも、自分が本当に大切にしたい条件や、これまでの出会いで感じたことを整理してから再開したほうが、同じ相手のプロフィールを見ても、以前とは違う見え方をするはずです。
視点を変えたら、出会い方も変わった話
これまで「年収も安定していて、見た目も好みで、話も面白い男性」を探していた女性がいました。条件としては、誰が見ても分かりやすい「いい人」の基準です。
しかし、なかなか見つからない。見つかっても、相手から好かれなかったり、実際に会うとどこか噛み合わなかったりする。そんなことが続きました。
そこで彼女は、「私の理想が高すぎるのかな」と結論づける前に、一度立ち止まりました。これまで会った男性を一人ずつ思い出し、「一緒にいて楽だった人」と「なぜか疲れてしまった人」を書き出してみたのです。すると、条件の良し悪しとは関係のないところに、自分が本当に大切にしていたものが見えてきました。
見た目より、一緒にいて安心できること。収入より、仕事に対する向き合い方。話の面白さより、自分の話をちゃんと聞いてくれる姿勢。
この3つに気づいてから、プロフィールの見方も変わりました。写真や条件だけで瞬時に判断するのをやめ、少しでも気になった相手にはまずメッセージを送り、やりとりの中で「話しやすいか」を確かめるようにしたのです。すると、以前ならすぐに画面を閉じていたような男性の中にも、「この人、ちょっと話してみようかな」と思える人が出てくるようになりました。
これは、条件を諦めて妥協したわけではありません。自分が本当に欲しかったものが分かったからこそ、探し方そのものが変わったのです。条件だけを追いかけていたときには見えなかった相手が、視点を変えたことで初めて候補に入ってくる。それが、彼女にとって「いい人がいない」という状態から抜け出す、一番確かなきっかけになりました。
「いい人がいない」は、恋愛を見直すいいタイミング
マッチングアプリを始めたのに、いい人が見つからない。何人会っても、うまくいかない。その状態が続くと、自分の性格や魅力まで疑いたくなってしまいますよね。
でも、そこで自分を責める必要はありません。むしろ、「私はどんな男性といると幸せなんだろう?」と、自分自身を知るきっかけにしてみてください。
そのために、今までの恋愛を少し具体的に振り返ってみましょう。
これまで好きになった相手に、共通点はなかったでしょうか。たとえば、いつも「頼れる年上の人」を選んでいた。「自分から積極的に来てくれる人」にしか惹かれなかった。「忙しそうな人」ばかり好きになっていた。こうした傾向は、単なる好みではなく、「自分がどんな安心感を求めているか」を映していることがあります。
また、「条件ばかり見ていたかもしれない」と感じる人は、条件を満たす相手と一緒にいるとき、実際に安心できていたかどうかを思い出してみてください。条件は満たしていたのに、なぜか心が満たされなかったのだとしたら、それはあなたが本当に求めているものが、条件とは別のところにあるサインかもしれません。
反対に、「少しでも違うところがあるとすぐに候補から外していた」と感じる人は、細かい部分にばかり目がいって、相手の全体を見られていなかったのかもしれません。ひとつ気になるところがあると、そこだけが気になってしまい、他の良いところまで見えなくなってしまう。そんなこともあるのではないでしょうか。
こうして振り返ってみると、「自分はどんな人といると安心できて、どんな人といると無理をしてしまうのか」が、少しずつ見えてきます。これまでの出会いは、失敗の記録ではありません。自分自身を知るための、大切な手がかりです。会った男性が、みんな恋人になる必要はないのです。「この人とは合わなかった」と分かることも、次に本当に合う人を見つける力になっていきます。
「いい人がいない」という状態は、悩ましいものです。でも、それは同時に、これまで無意識に選んでいた相手のタイプや、恋愛に対する自分の向き合い方を、じっくり見直せる時間でもあります。焦って次の相手を探す前に、一度立ち止まって自分自身を見つめ直すこと。それこそが、次の恋愛をより良いものにする、一番の近道なのかもしれません。
「いい人」ではなく、「私に合う人」を探してみませんか
マッチングアプリでいい人が見つからないと、「この先もずっと見つからないのかな」と不安になるかもしれません。でも、今までうまくいかなかったからといって、これからも同じとは限りません。
大切なのは、ただ人数をこなすことではなく、次の4つを少しずつ積み重ねていくことです。
- 自分にとって本当に大切な条件を知る
- 相手をプロフィールだけで決めつけない
- 会ったときの自分の感覚を大切にする
- うまくいかなかった出会いから「自分にはどんな人が合うのか」を少しずつ知っていく
そうすると、最初は「いい人がいない」としか思えなかったマッチングアプリの中でも、見る場所が少しずつ変わってきます。以前なら見過ごしていた男性に、「この人とは話が合うかもしれない」と思えるようになることもあるはずです。
そして何より大切にしてほしいのは、「誰かに選ばれるために、自分を変えなきゃ」と考えなくていいということです。あなたが探しているのは、誰から見ても「いい男性」ではありません。あなた自身が「この人と一緒にいると自然でいられる」「この人となら、これからの時間を一緒に過ごしたい」と思える人です。
「いい人がいない」と悩んだ時間も、決して無駄ではありません。その時間があったからこそ、自分が本当に大切にしたいものに気づけたはずです。焦って妥協する必要もなければ、完璧な人を待ち続ける必要もありません。
「もっと条件のいい人」を探すことから、「私に合う人」を探すことへ。その一歩を踏み出したとき、これまでとは違う出会いが、きっと見えてきます。