マッチングアプリで初めて会う日は何を話す?会話が続かない不安を解消するコツ
「会う約束はしたけれど、何を話せばいいんだろう……」
マッチングアプリで初めて会うことになったとき、こんな不安を感じる女性は少なくありません。メッセージでは普通にやり取りできていたのに、いざ会うとなると急に心配になってくる。
「沈黙になったらどうしよう」
「話が盛り上がらなかったらどうしよう」
「つまらない人だと思われたらどうしよう」
そんなことを考えているうちに、会う前から緊張してしまうこともあるでしょう。
でも、初対面の会話に、特別な話題をいくつも用意しておく必要はありません。一つの話題から相手の話を聞いたり、自分のことを話したりしながら、少しずつ会話を広げていけば、それで十分なのです。
それでも「話題がなくなったらどうしよう」と不安になってしまうのは、会話が続かないことそのものより、「沈黙したら失敗」という思い込みがあるからかもしれません。
では、初めて会う日は、どんなことを意識すれば自然に会話が続いていくのでしょうか。この記事では、マッチングアプリで初対面の男性と会うときに使いやすい話題の例から、会話を自然に続けるコツ、沈黙したときの対処法まで紹介します。
会話が続かない不安の正体は、「話題不足」ではありません
会話が続くか不安になるのは、話すことがないからというより、「会話が途切れたら失敗」と思い込んでしまっているからです。
「何か話さなきゃ」
「沈黙したら気まずい」
「相手を退屈させたくない」
そう考えるほど、頭の中は「次は何を話そう?」でいっぱいになってしまいます。すると、相手の話を聞いている途中でも次の話題を考えてしまい、目の前の会話に集中できなくなることがあります。
でも、初対面の二人が、最初から自然に話し続けられるとは限りません。メッセージなら文章を考える時間がありますが、実際に会えば、その場で相手の表情を見ながら話すことになります。お互いに緊張していれば、少し言葉に詰まったり、数秒の沈黙が生まれたりするのはごく自然なことです。
だから、沈黙が生まれた瞬間に、
「会話が下手だった」
「この人とは合わない」
「失敗した」
と決めつけなくて大丈夫です。むしろ問題なのは、その沈黙を怖がるあまり、無理に話題を出し続けようとしてしまうことにあります。話題をたくさん用意していても、会話が一方通行になれば、相手も自分も疲れてしまいます。
反対に、話題が一つしかなくても、その一つを二人で広げていければ、それだけで十分自然な会話になります。
つまり、初対面で本当に必要なのは、「話題を大量に準備すること」ではありません。「会話が途切れても大丈夫」と思えること、そして相手の話にきちんと耳を傾けながら、その場で会話を広げていくことです。
では、実際にはどんな話から始めればいいのでしょうか。
初対面でまず話したいのは「プロフィールに書いてあること」
初めて会ったときは、マッチングアプリのプロフィールに書いてある内容から話すと、自然に会話を始められます。たとえば、
- 仕事
- 休日の過ごし方
- 趣味
- 好きな食べ物
- 旅行
- 最近ハマっていること
- プロフィール写真
- 住んでいる場所
などです。「プロフィールに書いてあることを聞いたら、ありきたりじゃない?」と思うかもしれません。でも、初対面ではむしろ、そのくらい分かりやすい話題のほうが使いやすいものです。
たとえば相手のプロフィールに「休日はよく映画を観ます」と書いてあったなら、「映画が好きなんですね。最近何か観ました?」と聞いてみる。旅行が好きなら、「旅行好きなんですね。今までで一番よかった場所はどこですか?」と聞いてみる。ここから話が広がれば、それで十分です。
大切なのは、「面白い話題を出さなければ」と気負わないこと。相手のプロフィールには、すでに会話のきっかけがいくつも用意されています。初対面のうちは、無理に特別な話を探そうとせず、まずはプロフィールに書かれていることから、気になったものを一つ聞いてみましょう。
会話を続けるコツは「質問+自分の話」
会話を続けるには、質問だけを繰り返すのではなく、相手に質問したあと、自分のことも少し話すことがポイントです。
たとえば、「休日は何をしていることが多いですか?」と聞いて、「カフェに行くことが多いです」と返ってきたとします。ここで、「どんなカフェに行くんですか?」「一人で行くんですか?」と質問だけを続けると、少し面接のようになってしまいます。
そこで、「私もカフェ好きです。休日に一人でゆっくりするのが結構好きで(笑)。どんなカフェに行くことが多いですか?」と、自分の話を少し加えてみます。すると、
質問 → 相手が答える → 自分も少し話す → もう一度相手に聞く
という自然な流れができます。
もちろん、毎回きれいにこの形にする必要はありません。相手が話した内容に共感したり、自分の似た経験を話したりするだけでも大丈夫です。
「私もそれ好きです」
「分かります、それ私もあります」
「それ、ちょっと意外でした」
そんな一言から会話が続くこともあります。
会話は、「質問を何個できたか」で決まるものではありません。自分のことも少しずつ話すのは、単に会話を途切れさせないための工夫ではなく、「私はこういう人間です」と相手に伝える時間でもあります。
質問ばかりでは、相手はあなたのことを何も知らないまま終わってしまいますが、自分の話を少し混ぜることで、相手もあなたに興味を持ちやすくなり、二人の距離は自然と近づいていきます。結果として、会話は「続く」だけでなく、「楽しい」ものに変わっていくのです。
話題が尽きたときは、新しい話を探さず「今の話を掘り下げる」
話す内容がなくなってきたと感じたとき、多くの人は「次は何を話そう」と、まったく新しい話題を探そうとします。でも、実はそこで新しいカードを切る必要はありません。今している話の中に、まだ聞いていないことがたくさん残っているからです。
たとえば、相手が「旅行が好きです」と答えたとします。ここで「そうなんですね」で終わらせず、その一言の中にある「まだ知らない部分」に注目してみてください。
どこに行くことが多いのか。観光する派なのか、のんびりする派なのか。今まで一番印象に残っている旅先はどこか。一つの答えの中には、こうした枝分かれがいくつも隠れています。
さらに相手が「北海道がよかったです」と教えてくれたら、「何が一番よかったんですか?」と、そこをもう一段深掘りしてみましょう。景色なのか、食べ物なのか、一緒に行った人との思い出なのか。掘り下げるほど、その人らしいエピソードが出てきやすくなります。
つまり、会話が途切れそうなときに必要なのは、話題の引き出しを増やすことではなく、今の話題をもう一歩深く聞く姿勢です。新しい話を探すのに疲れてしまったときほど、「今の話、もう少し聞かせてください」という気持ちで臨んでみると、案外そこから会話は続いていきます。
沈黙したときは、無理に話題を探さなくていい
初対面で沈黙が生まれても、すぐに新しい話題を探す必要はありません。飲み物を飲んだり、料理を食べたり、少し周りを見たり。それだけで、数秒の間は自然に過ぎていきます。
それでも気になるなら、「なんかちょっと緊張しますね(笑)」と素直に言ってしまうのも一つの方法です。相手も緊張していれば、「自分も緊張してます」と返してくれるかもしれません。そこから、「メッセージでは普通に話せてたのに、実際に会うと緊張しますね」と、初対面だからこその話につなげることもできます。
大切なのは、沈黙した瞬間に「何とかしなければ」と焦らないことです。少しの沈黙があっただけで、会話全体が失敗になるわけではありません。それどころか、沈黙を気にせず一緒にいられる相手というのは、それだけであなたが心から気を許せている証拠でもあります。
無理に間を埋めようとしなくても心地よくいられるかどうかは、これから長く一緒にいられる相手かどうかを知るための、ひとつのヒントにもなるのです。
会話が盛り上がらないときは、「自分が悪い」と決めつけない
会話があまり盛り上がらなかったときも、すぐに「私の話し方が悪かった」と考えなくて大丈夫です。初対面では、二人とも緊張していることが少なくありません。もともと口数が少ない人もいますし、メッセージではよく話すのに、実際に会うと静かになってしまう人もいます。
会話のテンポが合わないこともあります。自分は質問しながらテンポよく話したいタイプなのに、相手はじっくり考えてから話すタイプだった。自分は冗談を交えたいのに、相手は落ち着いた会話を好むタイプだった。こうしたテンポの違いがあれば、最初のうちは会話がかみ合わなくても不思議ではありません。だからこそ、「盛り上がらなかった=自分に魅力がない」と結びつけて考える必要はないのです。
もちろん、何度会っても会話が一方通行だったり、相手がこちらに関心を示してくれなかったりする場合は、「自分とは合わないのかもしれない」と考えてもいいでしょう。ただし、たった一度の初対面だけで、自分自身を否定しないこと。それだけは、忘れずにいてほしいと思います。
初対面では、「楽しく話せたか」だけで相手を判断しない
初めて会った日、多くの人は「今日は楽しく話せたかどうか」で、その相手との相性を判断しがちです。会話が弾めば「いい人だった」、あまり話せなければ「合わなかったのかも」と感じるのは自然なことです。
しかし、「楽しく話せたかどうか」だけを基準にすると、大切なものを見落としてしまうことがあります。それは、「一緒にいて、自分が無理をしていなかったか」という感覚です。
会話がとても盛り上がったとしても、別れたあとにどっと疲れを感じたり、ずっと相手に話を合わせていたと感じたりすることがあります。これは、「楽しかった」と「心地よかった」が、必ずしも同じではないからです。相手のペースに合わせて盛り上げることに気を取られていると、会話としては成功していても、あなた自身は無理をしていたことになります。
反対に、そこまで会話が弾まなかったとしても、「なんとなく安心できた」「気を張らずにいられた」と感じられたなら、それは「楽しかったか」という基準では測れない、大切な相性のサインです。
だからこそ、初対面の日を振り返るときは、「今日は楽しく話せたか」という問いだけで終わらせず、「一緒にいて、自分は無理をしていなかったか」「また会いたいと思えたか」まで、あわせて自分に聞いてみてください。会話の盛り上がりは、相性のすべてを表すものではないのです。
会話の不安がなくなると、初対面はこんなに気楽になる
ここまで、話題の選び方や会話の広げ方、沈黙との向き合い方を紹介してきました。最後にお伝えしたいのは、これらのコツを知ったあなたに、これからどんな変化が起きるかということです。
プロフィールから話し始める。相手の答えを少し広げる。質問したら自分のことも話す。沈黙しても焦らない。この記事で紹介してきたことは、どれも難しいテクニックではありません。ただ知っているだけで、「何か話さなきゃ」という焦りが自然と減っていきます。
これまでは、「楽しませなきゃ」「気に入られなきゃ」「沈黙しちゃダメ」と、初対面のたびに自分を演じるような気持ちになっていたかもしれません。でも、これからは違います。「この人はどんな考え方をする人なんだろう」「話していると私はどんな気持ちになるんだろう」と、相手を知ることに意識を向けられるようになります。すると、会話が少し途切れても、言葉に詰まっても、それだけで「今日はダメだった」とは思わなくなっていきます。
そうなったとき、初対面の日は「うまく話せるかを試される時間」ではなく、「この人ともう少し一緒にいたいかどうかを、自分の感覚で確かめる時間」に変わります。
相手にどう見られているかを気にする会話から、あなた自身が「この人といると心地いい」と思える相手を見つけるための会話へ。その変化こそが、会話が続くかどうかという不安よりも、ずっと大きな収穫になるはずです。
次に誰かと会う日は、話題のメモを何個も用意する必要はありません。「今日はこの人を知ろう」という気持ちだけを持って、会いに行ってみてください。