日焼け止めと下地の塗る順番はどっちが先?化粧崩れしない塗り方と塗り直し方
日焼け止めと下地は、どちらを先に塗るほうが効果的なのでしょうか?
日焼け止めの効果が高く、メイクがキレイに仕上がり、化粧崩れしにくい方法が知りたい女性は多いはずです。
女性は毎日メイクしなければいけないので、キレイにそして少しでも早くできる方法がわかればうれしいですよね。
そこで今回は、日焼け止めと下地の塗る順番とベースメイクのコツをご紹介します。
汗で化粧崩れしないコツやキレイに仕上がる塗り方を見ていきましょう。
目次
日焼け止めと下地の塗る順番はどっちが先?
日焼け止めと下地って、どっちを先に塗るのかいつも迷いますよね。何となくどちらかを先に塗っているけれど、本当の順番を知りたい人も多いはず。
そこで、塗る順番で正しいのはどちらなのか見ていきましょう。
そもそも両方塗る必要はあるの?
日焼け止めと下地の塗る順番を見るまえに、そもそも両方塗る必要があるのか気になりますよね。ただでさえ朝の準備は時間がないのに、日焼け止めをしっかり塗る季節は1ステップ増えてしまうので大変です。
日焼け止めをしっかり塗る季節といえば、汗をたくさんかく季節でもあります。そのためメイク崩れが気になる季節でもありますよね。
メイクをキレイに仕上げ、しかもメイク崩れしないためには、日焼け止めと下地の両方を塗ることをオススメします。
化粧下地にはファンデーションの密着度を高める効果があり、しかも肌の凹凸をなめらかにするなどメイクをキレイに仕上げる効果があります。キレイにメイクを仕上げるにも、メイクを崩れにくくするためにも、両方塗ることをオススメします。
どちらが先でもOK!
身もふたもない結論ですが、日焼け止めと下地はどちらを先に塗っても良いそうです。どちらを先に塗っても、それぞれにメリット・デメリットがあるので一概にはどちらのほうが良いとは言い切れないのだとか。
日焼け止めを先に塗ると日焼け止めの刺激を肌が受けやすくなるものの、下地をファンデーションの直前に塗ることでメイクの仕上がりがキレイになります。
逆に日焼け止めを後に塗ると肌に負担がかからないものの、メイクの仕上がりがイマイチという結果に。どちらを選んでもメリット・デメリットがあるので、どちらを先に塗ってもOKということなのです。
基本は日焼け止を先に塗る
どちらを先に塗っても良いといっても、基本的には日焼け止めを先に塗ることが推奨されています。化粧水や乳液で肌を保湿した後に日焼け止めを塗るほうが、日焼けを防ぐ効果が高まると言われています
またファンデーションの直前に下地を塗ったほうが、メイクがキレイに仕上がるメリットもあります。ただし汗で日焼け止めが流れやすいデメリットがあるので、メイク直しや日焼け止めの塗り直しが必要になります。
メイクがキレイに仕上がる塗り方とは?
どちらを先に塗るのか解決できたところで、メイクがキレイに仕上がる塗り方には何かコツがあるのでしょうか?
手間をかけているのだから、どうせならキレイに仕上げたいですよね。ではここで3つのコツをご紹介します。
肌になじんでから次の化粧品を塗る
昔から言われていることですが、肌になじんでから次の化粧品を塗ることがメイクの基本です。スキンケアも同じ考え方ですが、どんどん次の化粧品を重ね塗りしてしまうと肌の上でごちゃ混ぜになってしまいます。
すると日焼け止め効果が落ちるだけでなく、化粧崩れもしやすくなるのでメリットがありません。
忙しいのにまどろっこしい塗り方ですが、これをしなければメイクをキレイに仕上げることはできませんよ。
指で一気に伸ばせば塗りムラができにくい
日焼け止めをしっかり塗る季節になると、気になるのが塗りムラですよね。塗りムラがあると部分的にまだら焼けしてしまうこともあるので、しっかりキレイに塗りたいものです。
ムラなく塗るコツは、日焼け止めを一気に指で伸ばすこと。端から端まで一気に伸ばすことで塗りムラができにくくなるそうです。少しずつ塗っていくと、確かにどこかに塗りムラができそうですね。
塗り方のコツは肌をこすらずにやさしく伸ばすこと。強くこすると肌が傷つくばかりでなく、日焼け止めがポロポロと剥がれてしまうので気をつけましょう。
ファンデーションの後に必ずパウダーで仕上げる
メイクがキレイに仕上がる塗り方は、ファンデーションを塗った後に必ずパウダーをつけて仕上げることです。
日焼け止めやファンデーションがクリーム系の場合は油分が多いので、そのままだと化粧崩れしやすくなります。そのため最後にパウダーをつけて油分を吸着させることが大切です。
仕上げのパウダーはパウダータイプの日焼け止めでも良いですし、パウダーファンデーションにも日焼け止め効果があるのでOKです。また、しっかり日焼け止めを塗ったなら普通のフェイスパウダーでも良いでしょう。
日焼け止め効果が持続・化粧崩れしないコツ
では次に日焼け止め効果が持続し、しかも化粧崩れしないコツをご紹介します。ちょっとしたことに気をつけるだけで、格段に化粧崩れしなくなりますよ。
化粧崩れしないということは、日焼け止めも落ちにくい状態なので日焼け止め効果が持続しやすくなります。
1ステップごとにティッシュオフして皮脂浮きを抑える
化粧崩れしないコツは、1つのアイテムを塗るごとにティッシュオフして皮脂や油分を吸いとることです。油分が多ければ多いほど化粧崩れしやすくなるので、このティッシュオフは意外と重要なポイントです。
肌になじむまで待つことも大切ですが、なかなか完全に浸透するまで待つのはむずかしいものです。そこでティッシュオフが役立ちますよ。
日焼け止めと下地が一緒になった化粧品ならヨレを防げる
少しでも早くメイクを仕上げたいのが朝ですよね。少しでも長く眠っていたい日は、メイクの時間が少なくなってしまう場合も。
そんなときに便利なアイテムが「日焼け止めと下地が一緒になった化粧品」です。これには2種類あります。
- 日焼け止め効果がある「化粧下地」
- 化粧下地の効果がある「日焼け止め」
どちらを使っても良いのですが、より日焼け止め効果が高いのは「化粧下地の効果がある日焼け止め」です。
1つのアイテムで2ステップ完了するのはうれしいですよね。これにはもう1つメリットがあり、重ね塗りすることによる「ヨレ」を防ぐ効果もあります。
とくに夏は汗をかくので化粧がヨレやすくて困りますよね。そんな悩みも軽減してくれます。
肌がサラサラの状態でメイクをする
化粧崩れしないコツは肌がサラサラの状態でメイクをすることです。メイク中に汗をかいていては、塗っている最中から化粧崩れが始まってしまいます。
起きてすぐに家を出る人も、エアコンをかけて涼しい状態でメイクをしましょう。
それほど暑くない日は扇風機でもOKです。顔に風を当てている状態だと肌がサラサラになるので、メイクしやすくなります。
首を冷やすと汗による化粧崩れを防げる
メイクがバッチリ完成しても、駅や会社に着くまでに汗でメイクが崩れてしまうことは多いですよね。せっかくキレイに仕上げたメイクが、始業時間にはすでに崩れているのはもったいないです。
そこでオススメの方法が首を冷やすことです。布に保冷剤を入れて首に巻き付けるタイプの冷え冷えアイテムがあるので、ドラッグストアなどで探してみてください。
首には動脈があり血流が多い場所なので、そこを冷やすと全身に巡る血液が冷えやすくなります。つまり全身が涼しくなって汗をかきにくくなります。
とくに首から近い顔は冷えるので、メイク崩れを防げるはずですよ。ただし体が冷えると免疫力が低下し、風邪をひきやすくなるのでご注意ください。
メイク直し・日焼け止めの塗り直し方
朝は完ぺきにメイクできても、日焼け止めは2~3時間おきに塗り直さないと効果が持続しません。1日中オフィスにいるなら1回くらい塗り直せば良いですが、それ以外は日焼け止めを塗り直さないといけません。
意外と面倒なことですが、美白を目指すには大切なことです。ではメイク直しや日焼け止めの塗り直し方もここでご紹介しておきます。
日焼け止めの塗り直しには「乳液」が大活躍
日焼け止めをしっかり塗り直す場合には、乳液が大活躍してくれます。乳液は油分が多いのでメイク落としの効果があります。乳液でポイントメイク以外を落としましょう。
乳液の良いところは、メイクを落としながら保湿も同時にできること。そこまでできたら日焼け止めと下地を塗り、ファンデーションやパウダーで仕上げましょう。
注意点は、シートタイプのメイク落としを使わないこと。
シートタイプのメイク落としは手軽で使いやすいのですが、アルコールが入っているものが多く肌が乾燥してしまいます。その後にしっかり保湿できれば良いですが、あまりオススメできません。
シートタイプのメイク落としを使った後は洗顔したいところですが、それもできないので塗り直しのときは使わないようにしましょう。
パウダータイプの日焼け止めならメイク直しに便利
日焼け止めをしっかり塗り直す時間はないけど日焼けが気になる場合には、メイク直しの一環として日焼け止めを塗り直すことができます。
そんなときに活躍してくれるのは「パウダータイプの日焼け止め」です。まずはティッシュで皮脂と汗を吸い取り、パウダータイプの日焼け止めを上から塗りましょう。
油とり紙では皮脂をとり過ぎる恐れがあるので、ティッシュを使うのがオススメです。汗も吸い取れるのでティッシュは便利ですよ。これをしないと化粧崩れしやすくなるので気をつけましょう。
市販の日焼け止めでメイク崩れしにくいのは?
市販の日焼け止めで紫外線カットの効果が高く、しかもメイク崩れしにくいのはどれでしょうか? 口コミでも人気の商品を3つご紹介します。
アネッサ パーフェクトUVスキンケアミルク
CMでもおなじみのアネッサは夏の定番ですよね。資生堂の「アネッサ パーフェクトUVスキンケアミルク」はスキンケア成分も配合しているので、肌を守りながら紫外線をカットしてくれます。
ウォータープルーフなので汗や水で落ちにくいのに、石けんで落とせるので肌にもやさしいのが特徴です。税込で3300円くらいなので金額はちょっと高いですが、絶対に焼きたくない日にはオススメです。
ビオレ アクアリッチウォータリーエッセンス
同じくウォータープルーフでプチプラなのが「ビオレ アクアリッチウォータリーエッセンス」です。化粧下地の効果もあるので、忙しい朝にはピッタリ。
税込で850円くらいなので、毎日使う日焼け止めとしてはコスパが良くてうれしいですね。
セザンヌ UVウルトラフィットベースN
敏感肌や乾燥肌の人は、肌に合った日焼け止めを選ぶのが大変ですよね。肌が弱い人にもオススメなのが「セザンヌ UVウルトラフィットベースN」です。
肌に刺激となる紫外線吸収剤を使っていないので、敏感肌の人でも使いやすいでしょう。また高保湿成分を配合していて、化粧下地の効果もあるのはうれしいですね。
税込で740円くらいなので、プチプラなのもうれしいポイント。SPFも低めなので、肌に負担がかかりにくい日焼け止めです。
日焼け止めを塗る順番と崩れにくいメイクで日焼け対策
日焼け止めと下地の塗る順番はどちらが先なのか、キレイに仕上がる塗り方や化粧崩れしないコツなどをご紹介しました。
日焼け止めの効果を最大限に引き出す塗り方で、日焼け対策とメイクの仕上がりを同時に手に入れましょう。
メイクをキレイに仕上げるには、日焼け止めと下地は両方必要です。
また塗り直しのポイントは乳液を使うこと。キレイにそして日焼け止め効果が持続する塗り方で、しっかりと紫外線対策をしましょう。