離れ乳の原因と治し方はブラ&筋トレで解決!
しっかり寄せても、谷間ができにくい「離れ乳」。
離れ乳は、一生治らないと思っていませんか?
いえいえ、まだあきらめるのは早いですよ。
そこで今回は、離れ乳になる原因と治し方をご紹介します。
谷間ができないお悩みを解消するための「ブラ&筋トレ方法」を見ていきましょう。
ハリのある美バストを目指して、毎日ケアすることが大切ですよ。
目次
離れた胸を改善する方法ってあるの?
離れ乳に悩んでいる女性は、生まれつき離れ乳だと思っていることが多いようです。
でも、左右の胸が離れてしまうのは、じつは日頃の生活や年齢、ブラ選びなどが関係している場合が多いのです。
そのため、離れた胸を改善することは、可能だと言えます。
離れ乳は治せないと思っていた人にとって、これは嬉しい情報になるはずです。
では、胸が離れてしまう原因と改善方法を見ていきましょう。
離れ乳になる原因とは?
離れ乳になる原因とは、どんなことが考えられるのでしょうか?
少なくとも、生まれつき離れ乳になるわけではないので、毎日の生活の中に原因がかくれているはずです。
その原因を突きとめていきましょう。
デスクワークなどで猫背になりやすい
デスクワークでパソコン作業をしている人や、スマホを長時間使う人は、猫背になりやすいと言われています。
猫背になる原因は、背中やお腹の筋肉が衰えていることも原因の1つです。
猫背になると、背中の筋肉が硬くなり、胸が後ろへ引っ張られてしまいます。
すると胸が離れてしまうので、背中がこらないように、姿勢を良くすることが大切です。
加齢や運動不足で胸の筋肉が衰えている
どうしても避けて通れない原因として、加齢があります。
年齢を重ねるごとに、胸の形がくずれて離れ乳になりやすくなります。
また若い女性でも、運動不足によって胸の筋肉が衰えていることが考えられます。
簡単な筋トレ方法を後ほどご紹介しますので、毎日のバストケアに組み込んでみてくださいね。
ブラのサイズが合っていない
離れ乳になる原因は、そもそもブラのサイズが合っていない可能性があります。
ブラのサイズが大きいと、カップがパカパカして、胸を支えることができません。
また、ブラのサイズが小さいと、アンダーや胸を圧迫してしまい、血行が悪くなります。
血行が悪くなると、栄養や女性ホルモンが胸まで届かなくなるため、自分に合ったサイズのブラをつけることが大切です。
寝るときはノーブラで寝ている
昼間にワイヤーブラで胸を締めつけていた人は、寝るときくらいはブラから解放されたいと思うかもしれません。
でも寝るときは、ノーブラではなく、ナイトブラをつけることが効果的です。
ナイトブラは締めつけが弱めなので、そのまま寝ても快適に安眠できます。
もしノーブラで寝たら、胸が横に流れてしまい、離れ乳の原因になってしまうのです。
スポーツ時にスポブラをつけていない
スポーツをする時は、胸がはげしく揺れるため、スポーツブラで胸を支えることが大切です。
運動をする時にスポーツブラをつけずに、ふつうのワイヤーブラをつけている人は要注意!
胸がはげしく揺れることで、「クーパー靭帯」が損傷している可能性があります。
クーパー靭帯は、一度損傷すると改善するのが大変なので、運動する時はスポブラが必須なのです。
妊娠・出産後に離れ乳になってしまった
女性にとって嬉しいイベントである、妊娠・出産後に離れ乳になってしまう人が多いようです。
妊娠中や出産後は、胸が大きくなることが多いですよね。それは嬉しいことなのですが、これが離れ乳になる原因の場合があります。
妊娠によって胸が大きくなると、前に大きくなるのではなく、横に広がるように大きくなることが多いと言われています。
そのまま胸の大きさが元に戻ると、胸が離れてしまうことが多いのです。
そのため妊娠・出産後は、バストケアをしっかりすることが大切です。
過度なダイエットや睡眠不足で、ホルモンバランスが崩れている
離れ乳になる原因は、過度なダイエットや睡眠不足が関係しています。
食事制限による過度なダイエットをすると、栄養不足になり、胸に栄養が届かなくなります。
すると胸が小さくなったり、形が崩れたりしがちになります。
また睡眠不足になると、女性ホルモンのバランスが崩れてしまい、胸が育たなくなります。
胸にハリがなくなり、垂れ乳や離れ乳になる可能性が高くなると言えるでしょう。
離れ乳の治し方
では、離れ乳を治すには、どのような方法があるのでしょうか? 意外と簡単に、離れ乳を治すことができますよ。
バストマッサージで離れ乳をケアする
離れ乳になる原因を考えると、バスト周辺の血行が悪くなっている可能性が高いです。
そのため、バストマッサージで離れ乳をケアすれば、治せる確率が高くなります。
お風呂の中で、カラダが温まったときに、簡単なバストマッサージをしてみましょう。
- 脇の下から胸の上側に向かって、胸を寄せるようにして、手を滑らせていきます。
- 左胸は右手で、右胸は左手でマッサージしましょう。
- 脇の下にはリンパがあるので、軽く押したり、軽く揉んだりするのも効果的です。
- そして最後に、両バストの外側と、谷間の真ん中にあるツボを指圧すると、女性ホルモンが活性化されます。
バストマッサージは、強くやらないことがポイント。
やさしくマッサージすることで、バスト周辺の血行が良くなり、栄養や女性ホルモンが届きやすくなります。
正しい姿勢を保つ
離れ乳は、猫背が原因の1つですが、正しい姿勢を保つことができれば、改善することが可能です。
お腹や背中の筋肉を適度に鍛えるか、正しい姿勢を心がけることで、猫背による離れ乳を改善することができるでしょう。
まずは、意識的に猫背にならないように気をつけるだけでも、適度に筋肉を鍛えることができます。
また、軽い筋トレをして、お腹と背中の筋肉を鍛えれば、正しい姿勢を保ちやすくなります。
ノーブラで過ごす時間を減らす
離れ乳の治し方は、ノーブラで過ごす時間を減らすことです。
家に帰ってくると、ブラをはずした解放感に浸っている人も多いと思いますが、リラックスタイム用のブラにつけ換えるようにしましょう。
最近はノンワイヤーブラでも、しっかりと胸を支えてくれるブラが増えてきたので、リラックスタイムでもブラは必須です。
胸をつねに支えることで、離れ乳の改善や予防に役立ちますよ。
睡眠不足とストレスは早めに解消する
離れ乳の治し方は、睡眠不足とストレスを解消することです。
睡眠不足やストレスは、女性ホルモンのバランスを崩す原因になります。
離れ乳は、胸にハリがないことも原因の1つになるため、ホルモンバランスを整えることが大切です。
しっかりと睡眠をとり、疲れやストレスは早めに解消するようにしましょう。
食事の栄養バランスを考えて、過酷なダイエットはしない
糖質はなるべく控えて、良質な脂質を適度に摂ることが大事です。
胸はほとんどが脂肪なので、脂質を控えすぎると胸が大きくなりません。
また、バスト周りの血行をうながすためにも、ビタミンやミネラルもバランスよく摂るようにしましょう。
そして、過酷な食事制限などのダイエットはしないことです。
キレイになりたくてダイエットする女性の気持ちは痛いほどわかりますが、バストケアのためには、食事制限はオススメできません。
毎日の食事でしっかりと栄養を摂り、胸に栄養を届けることで、離れ乳を治す効果があります。
谷間ができない原因を解消するブラの選び方&正しいつけ方
離れ乳を治すには、ブラの選び方や正しいつけ方が重要です。離れ乳を改善することができれば、谷間ができない悩みからも解放されるでしょう。
では、どのようなブラの選び方をして、どのようにブラをつければ良いのでしょうか?
採寸をしてからブラを購入する
ブラを購入する際には、必ず採寸とフィッティングをしてから買いましょう。
店員さんにサイズを計ってもらうのがベストですが、購入前に家で自分で採寸しておいても良いでしょう。
最近は通販でも、試着後にサイズが合わなければ交換できる場合も多いので、しっかりと見極めて購入することが大切です。
また、サイズを計ったことがある人も、購入のたびに採寸することをオススメします。
なぜなら、胸の形は年齢とともに変化していきますし、体型も変わっていくことが予想されます。
そのため、たとえ数ヶ月後でもブラのサイズに変化がある場合だってあることでしょう。一度採寸したからといって、ずっと同じサイズとは限りませんよ。
正しいブラのつけ方を覚える
離れ乳を治すためには、正しいブラのつけ方を覚えることが大切です。
ブラのつけ方を適当にしてしまうと、離れ乳を治せないばかりか、胸の形が崩れたり、小さくなってしまう場合もあります。
今まで適当につけていた人は、この機会にしっかりと正しいつけ方をマスターしましょう。
- まずは肩ストラップを肩にかけます。
- 少し前かがみになった状態で、アンダーを胸の下に当てて、後ろ手でホックを留めます。
- 前かがみのまま、バストサイドの脂肪を寄せ集めてカップにおさめます。
- 肩ストラップを調整して、アンダーベルトの背中の部分が、前と同じ高さになるようにします。
これは、大手下着メーカーも推奨しているブラのつけ方なので、この機会にしっかりと覚えておいてくださいね。
時折、ブラ直しをする
離れ乳を治して谷間を作るには、小まめにブラ直しをするようにしましょう。
ブラ直しとは、動いてブラがズレてしまったときに、正しい位置に調整することです。
人前ではできませんが、トイレに行った時などに、定期的にブラ直しをすることをオススメします。
つねに胸が正しい位置にあることで、離れ乳を治すことができますよ。
スポーツ時はスポブラを必ず着用する
離れ乳を治して胸の谷間を作るには、スポーツブラを着用して運動をすることです。
胸は年齢とともに垂れたり、離れたりすることが多いので、少しでも阻止するためには、なるべく揺らさないことが大切です。
そのため、スポーツをする時は、必ずスポブラを着用するようにしてください。
若いうちからスポブラをつけておくことで、キレイな胸をキープしやすくなります。
ただし、スポーツブラは締めつけがキツイので、スポーツが終わったら普通のブラにつけ換えることが大切です。
寝るときはナイトブラをつける
離れ乳を治すには、寝るときにナイトブラをつけることです。
胸の形が崩れるのは、寝ているときが一番多いと言われています。
「寝るときにブラをつけるなんて、苦しくて眠れなくなる」と思う人も多いと思いますが、最近は締めつけ感がないナイトブラも増えてきています。
しっかり寄せる機能があるのに、苦しくないナイトブラを選んで、あなたの胸を守りましょう。
離れ乳を改善する筋トレ・ストレッチ
では最後に、離れ乳を改善する「筋トレ」と「ストレッチ」の方法をご紹介します。
毎日のバストケアにお役立てください。
合掌のポーズ
離れ乳を改善するカンタンな筋トレ方法は、「合掌のポーズ」です。
両手を胸の前で合わせて、手のひらを押し合うようにして、胸の筋肉を鍛える方法です。
胸の上側の筋肉が鍛えられれば、バストを引き上げて、形が崩れるのを防ぐことができます。
また、離れてしまう胸を真ん中にキープすることもできるので、カンタンなのに効果が期待できる筋トレ方法です。
ひざ立ち腕立て伏せ
離れ乳を改善する筋トレは、ひざ立ちの状態で腕立て伏せをする方法です。
ふつうの腕立て伏せだと負荷が強すぎるので、胸の筋肉が硬くなってしまう恐れがあります。
離れ乳を治すには、適度な筋トレが大切なので、あまり無理してやり過ぎないように注意しましょう。
- 四つん這いになり、ひざの位置を少し後ろに下げます。
- ひざから頭までが一直線になるようにして、腕を90℃まで曲げます。
- お尻が上に残ったままにならないように、しっかりとお尻の体重もかけて腕立て伏せをしましょう。
- 10回くらいが目安です。
胸の筋肉を使った後はしっかり筋肉をほぐさないと、胸が硬くなり、血行が悪くなってしまいます。
マッサージやストレッチで、胸をやさしくアフターケアしておきましょう。
肩甲骨を柔らかくする
離れ乳を改善するストレッチは、肩甲骨を柔らかくすることです。
猫背や運動不足、肩こりや体が硬い人は、肩甲骨が固まっている可能性があります。
肩甲骨が固まると、肩甲骨から肩にかけての血行が悪くなり、肩こりを引き起こすことが多いです。
肩甲骨を柔らかくすることで、肩甲骨だけでなく胸の血行も改善でき、離れ乳を治す効果が期待できます。
- テーブルやイスを後ろに置いて、そこに肘をつきます。
- そのまま体を下に少し下げて、肩甲骨を動かします。
- 肘が痛い場合は、タオルなどを敷いてください。
さらにカンタンな肩甲骨を柔らかくする方法は、手を後ろで組んで、肩甲骨を引き寄せるストレッチです。
できる人は、そのまま少し腕を上に上げてみましょう。肩に負担がかからない程度におこなってください。
10秒くらいキープしたら、今度は手を前で組んで、前に伸ばしながら背中を開きます。
これを3回くらい繰り返しましょう。最後に肩を回して終了です。ついでに首も回しておくと、バスト周辺の血行が良くなります。
胸のストレッチで血行促進
胸の血行を良くするには、胸そのものをストレッチするのも効果的です。
- 壁を横にして立ち、壁側の手を、肘から手まで壁に付きます。
- 壁側の足を一歩前に出し、胸の上側が伸びているのを感じましょう。
- 10秒くらいキープしたら、反対側も同じようにやってみましょう。
姿勢を正しくしていても、胸を伸ばすことはあまりないので、これは効果的ですよ。
胸にハリを持たせ、垂れ乳を防ぐ効果もあります。
離れ乳を治して、キレイな谷間をつくろう!
離れ乳になる原因と改善方法をご紹介しました。毎日のちょっとした心がけによって、離れ乳を治すことは可能です。
離れ乳が改善できれば、キレイな谷間をつくることができますよ。
離れ乳は生まれつきではなく、毎日の生活の中に原因がありました。
筋トレやブラ選び、日頃のバストケアを怠らず、離れ乳を改善していきましょう。