あなたは今、離婚しようか迷っているのでしょうか?
離婚した後で後悔しないためにも、今のうちにしっかりと考えておく必要がありますね。
日本の離婚率は、3組に1組と言われています。
それだけの夫婦が離婚している中で、後悔する理由って何が考えられるのでしょうか。
また手遅れになる前に、今こそ夫婦ができることって何でしょうか。
一緒にじっくり考えていきましょう。
日本の離婚率って、どれくらいなの?
後悔する離婚理由をご紹介する前に、まずは離婚率がどれくらいなのか見てみたいと思います。
日本では、3組に1組が離婚していると言われています。
これはかなり多いのではないでしょうか。
世界的に見ると、日本の離婚率は多いのか少ないのか。
第2位 アメリカ 2.8
第3位 ドイツ 2.3
第4位 イギリス 2.1
第4位 フランス 2.1
第6位 日本 1.8
第7位 イタリア 0.9
※ カナダは国連のデータになし
日本は6位にランクイン。多いとも少ないとも言えない微妙な結果ですね。コメントしにくい。
自由の国アメリカは、第2位です。自由に生きた結果、離婚に至る夫婦が多いのでしょうか。
離婚して幸せになれるなら、それでも良いと思います。
でも離婚してから後悔するなんてイヤですよね。
後になってから「離婚しなきゃ良かった」と思わないためにも、後悔する離婚理由を見ていきましょう。
今ならまだ間に合うかもしれませんよ。
後悔する離婚理由【妻の場合】
後悔する離婚理由は、妻の場合は何が考えられるでしょうか。
金銭的に苦しくなり離婚を後悔する
妻が後悔する離婚理由は、金銭的に苦しくなるからです。
夫婦で共働きをしていたとしても、やはり多くの場合は妻の収入のほうが少ないことが多いですよね。
しかも子どもを引き取ってシングルマザーになる場合には、想像以上に大変なことが増えます。
もし今までパートくらいしか働いていなかったなら、夫から慰謝料と養育費をもらったとしても厳しいでしょう。
そもそも就職先が見つかるかどうかの問題もありますし、続けられるかどうかも心配です。
社会から遠ざかっていた主婦は、後悔する前にしっかりとそこまで考えておく必要があります。
仕事と育児の両立のむずかしさ
妻が後悔する離婚理由は、仕事と育児の両立が想像以上にむずかしいからです。
今までは自分も働きながら育児をしていたとしても、突発的に子どもが熱を出した時などに迎えに行くのは自分しかいません。
夫に頼むわけにもいきませんし、シッターさんなどを雇うと突発的な出費もけっこう痛いですよね。
できると思っていても、仕事で突然残業しなければいけなくなったりと、一人で両立するのは意外とむずかしいでしょう。
感情的に離婚したものの、孤独感や喪失感に苛まれる
妻が後悔する離婚理由は、離婚後に孤独感や喪失感に苛まれるからです。
感情的に喧嘩したりして、勢いにまかせて離婚を切り出してしまった場合などですね。
夫の浮気が発覚したら、そりゃぁ腹も立つでしょう。
でも本当に離婚して良いのか、じっくりと考えてみる必要があります。
本気で入れ込んでいる浮気ではなく、魔がさしただけなら許すことも1つの選択肢だと思います。
夫婦のことなんて、ほとんどキレイ事では済まされないことばかりですから、一度くらいなら許すのもアリでしょう。
世間からキズモノのような目で見られる
妻が後悔する離婚理由は、世間からの目が気になるからです。
これは女性に多いですが、何となく「キズモノ」のような扱いをされることがあるかもしれません。
離婚率が高く、珍しいことではありませんが、やはり離婚しない夫婦が普通なのです。
それは、いつの時代でも変わらないことなんですね。
後悔する離婚理由【夫の場合】
では夫の場合は、どんな離婚理由で後悔するのでしょうか。
感情的になり、養育権などの交渉を適当にしてしまった
夫が後悔する離婚理由は、いろいろな決め事が面倒くさくなってしまうことです。
感情的になって、「もういいよ、勝手にしろ」なんて言ったら、奥さんの思うツボです。
とくに金銭関係の決め事や、子どもの養育権については、面倒くさくても最後まで話し合いましょう。
一度決まったことは、法律的には覆せません。
一刻もはやく離婚したいと思って焦ってしまうと、適当に決めたことで後悔することがあるでしょう。
不倫相手と再婚したものの、うまくいかず破局
夫が後悔する離婚理由は、不倫相手とうまくいかなくなることです。
妻への愛情は消え失せて、不倫相手を本気で好きになってしまうこともあるでしょう。
そして妻と離婚後に不倫相手と再婚するケースも割と多いと思います。
でも結局うまくいかずに破局してしまうことも多いんですね。
不倫はとてもむずかしい関係で、秘密の恋だから燃え上がることが多いんです。
いざ妻にしてみると、粗がたくさん見えてしまい、冷めることもあるんですね。
いなくなって初めて大切さに気づいた
夫が後悔する離婚理由は、妻の大切さに気づいたからです。
良くあるパターンといえば、そうですね。
いなくなって初めて大切さに気づくなんて、大人なんですから残念すぎます。
もっと離婚前に冷静に考えておくべきですよね。
普段はいるのが当たり前で、しかも小言ばかり言われるとウザイのはわかります。
でも、そんな日常の中にこそ幸せが眠っていたと気づくんですね。遅いですけど。
裁判が長引いて、離婚そのものが面倒になってきた
夫が後悔する離婚理由は、離婚裁判が面倒になることもあるかもしれません。
協議離婚が成立しない場合、離婚裁判になることが多いですよね。
何らかの条件でモメて決着がつかないと、裁判が長引く可能性もあります。
あまり長くなると、男性は離婚そのものが面倒になってしまうケースもあるかもしれません。
「なんで離婚するなんて言っちゃったんだろう。別に離婚しなくても良かったのに」なんて今さら思っても戻れません。
手遅れになる前に夫婦ができること
離婚するか迷っているあなたへ、手遅れになる前にできることをご紹介します。
夫婦の価値観はちがうと認めた上で、お互いに歩み寄る
離婚してから後悔しないために、お互いに少しだけ歩み寄ってみてはいかがでしょうか。
夫婦の価値観がちがうとうまくいかないとか言いますが、「夫婦の価値観はちがう」と認めてしまうほうが楽です。
そんなに価値観がピッタリの夫婦なんて、意外といないものですよ。
それでも何とか折り合いをつけながら、支え合っていくのが夫婦です。
価値観を同じにしようとしないことです。
子どもに対する愛情の重さを考える
離婚してから後悔しないために、子どもに対する愛情の重さ・深さを考えてみましょう。
どちらかの親とは一緒に暮らせなくなるわけですから、それがあなたかもしれません。
子どもへの愛情がないなら別に良いですが、子どもと離れるのが辛すぎるなら、考えなおしたほうが良いかもしれません。
子どものために我慢したっていいじゃないですか。子どもが一番大事なら、それでも良いんです。
夫婦関係以外に問題があるなら、とりあえず離婚はしない
離婚してから後悔しないために、問題がどこにあるのかじっくり考えてみましょう。
もし夫婦関係以外に問題があるのなら、とりあえず離婚はしないでおくことをオススメします。
たとえば夫の母親とうまくいっていないなら、距離を置くことを考えましょう。
いきなり離婚すると、夫を嫌いになったわけではないので後悔します。
一人ぼっちで年老いていく自分を本気で想像する
離婚してから後悔しないために、自分が今後どうなるかを本気で想像してみましょう。
自分では想像しているつもりでも、案外自分に都合の良い想像をしていませんか?
昔はすぐに恋人ができたかもしれませんが、年齢を重ねると恋愛するのも昔のようにはいきません。
また一緒にいる時間が煩わしくて、一人のほうが楽だと思っていても、いざ一人になると寂しいものです。
今は若いから良いけれど、今後一人ぼっちで年老いていくのは、想像以上に寂しいはず。
孤独死を恐怖に感じるようになり、離婚したことを後悔するかもしれません。
そんな自分を本気で想像してみましょう。最悪な状況を考えてみて、それに耐えられるなら良いですけどね。
良いほうに考えないようにしないと、確実に後悔します。
できれば離婚しないように幸せな結婚を継続しよう
後悔する離婚理由をご紹介しました。
離婚を否定しているわけではありませんが、感情にまかせて離婚するのだけは防ぎたいですね。
できれば離婚しないように、幸せな結婚を継続して欲しいと思います。
他人が一緒にいれば、そりゃ色々あるでしょう。
でも二人だからできることもあります。
現状の不満に目を向けるのではなく、恵まれていることに今一度目を向けてみてくださいね。