顔がタイプじゃない人と付き合うべき?後悔しない判断基準
相手は優しいし、一緒にいて楽しい。
けれど、顔が自分のタイプではない。
そんな相手から好意を寄せられたとき、付き合うべきか迷うことはありませんか?
「性格がいい人だから、付き合えば好きになれるかもしれない」
「でも、顔が好みではないまま付き合って、後悔しないだろうか」
そんなふうに考えてしまうこともあると思います。
ただ、顔がタイプではなくても、相手の内面を知るうちに、恋愛感情が芽生えることはあります。一方で、どれだけいい人でも、恋人としては好きになれない場合もあります。
大切なのは、顔が好みかどうかだけで決めるのではなく、相手と一緒にいるときの自分の気持ちを確かめることです。
この記事では、顔がタイプじゃない人と付き合うメリット・デメリット、後悔しないための判断基準、迷ったときの対処法を紹介します。今の気持ちを整理するヒントにしてくださいね。
顔がタイプじゃない人と付き合うのはアリ?
顔がタイプではない人と付き合うのは、選択肢の一つです。外見が理想と違っていても、性格や価値観、一緒にいるときの居心地のよさに惹かれ、恋愛関係に発展することはあります。
まずは、自分が相手にどのような気持ちを抱いているのか考えてみましょう。
顔が好みでなくても、ほかに惹かれる部分があればアリ
顔がタイプではなくても、話していて楽しい、価値観が合う、困ったときに支えてくれるなど、相手に惹かれる部分があるなら、付き合うことを前向きに考えてもよいでしょう。
恋愛では、顔の好みだけでなく、会話の相性や考え方、相手への信頼感なども関係してきます。最初は外見に惹かれなかった相手でも、内面を知るうちに魅力を感じることがあるからです。
たとえば、何気ない会話で笑い合えたり、自分の話を丁寧に聞いてくれたりすると、「また会いたい」「もっと一緒にいたい」と感じることがあるかもしれません。
このような気持ちがあるなら、顔が理想と違うという理由だけで、すぐに恋愛対象から外す必要はありません。
いい人だからという理由だけで付き合う必要はない
相手が優しく、誠実で、周囲からの評判もよかったとしても、自分が恋愛感情を持てるとは限りません。
「こんなにいい人なのだから、付き合ったほうがいいのかもしれない」「断ったら、もったいない気がする」と考えてしまうこともあるでしょう。
しかし、相手の人柄を評価することと、自分が恋人として好きになることは別です。人として尊敬できても、恋愛対象としては見られない場合もあります。
相手に好意を持ってもらえたからといって、同じ気持ちを返さなければならないわけではありません。相手のよさを認めながらも、自分の気持ちに正直になることが大切です。
顔がタイプじゃない人と付き合うメリット3つ
顔がタイプではない人と付き合うメリットは、外見だけでは判断できない相性や魅力に気づけることです。ここでは、交際を通じて得られる可能性のある3つのメリットを紹介します。
気を使いすぎず、自然体でいられる
顔がタイプではない相手とは、「よく見られたい」と頑張りすぎず、自然体で話せるようになります。
見た目に強く惹かれている相手の前では、「嫌われたくない」「かわいいと思われたい」という気持ちが先に立って、つい無理をしてしまいがちです。メイクや服装、話し方まで気を張って、デートのあとにぐったり疲れた経験がある人もいるのではないでしょうか。
その点、外見への憧れが強すぎない相手なら、肩の力を抜いて向き合えます。
たとえば、こんなふうに過ごせる関係です。
- 思ったことを素直に話せる
- 無理に格好をつけずにいられる
- 沈黙があっても気まずくなりにくい
自然体でいられる関係は、付き合いが長くなるほど、ありがたみが増していきます。背伸びをしなくても一緒にいられる安心感が、心地よい関係を続ける土台になるからです。
相手の言動に振り回されず、落ち着いて付き合える
顔がタイプではない相手とは、連絡の頻度や返信の内容で気持ちが揺れにくく、落ち着いて付き合えます。
外見がとても好みの相手だと、「返信が来ない」「そっけない気がする」と、ひとつひとつの言動が気になって、心が落ち着かなくなることがあります。気づくとスマホを何度も確認していた、という人もいるのではないでしょうか。
その点、外見への強い憧れから始まった関係ではない場合は、相手を冷静に見ながら、自分のペースで関係を築きやすくなります。
たとえば、こんなふうに過ごせる関係です。
- 連絡が少し遅れても、「忙しいのかな」と受け止められる
- 相手の都合や生活を尊重できる
- 自分の時間も大切にできる
相手の言動に気持ちを振り回されない関係は、お互いに無理をせず、長く続けやすい安定した交際につながります。
外見だけでは分からない相手の魅力に気づける
第一印象では好みではなくても、一緒に過ごすうちに、外見だけでは分からない相手の魅力に気づけます。
最初は「タイプではない」と感じていた相手でも、会話を重ねるうちに、少しずつ違った一面が見えてきます。
たとえば、こんな場面です。
- 誰に対しても誠実に接している
- さりげなく気遣ってくれる
- 困ったときに、落ち着いて対応してくれる
こうした魅力は、写真や第一印象ではなかなか伝わりません。相手の内面を知るにつれて、「この人、いいところがたくさんあるな」と印象が変わっていくこともあります。
また、何度か会ううちに、表情や話し方に親しみを感じて、以前より魅力的に見えてくる人もいます。
外見の好みは大切な要素のひとつですが、相手の魅力はそれだけではありません。第一印象にとらわれずに向き合うことで、外見だけでは見えなかった、その人ならではのよさに出会えます。
顔がタイプじゃない人と付き合うデメリット3つ
相手の中身に魅力を感じて交際に進むことは、決して珍しいことではありません。ただし、顔がタイプではない相手との恋愛は、付き合ってから悩みや迷いが出てくる場合もあります。そこで、顔がタイプじゃない人と付き合うことで感じやすいデメリットを3つ紹介します。
恋愛感情が育たず、相手を傷つけることがある
顔がタイプではない相手と付き合うデメリットは、恋人として好きになれないまま交際を続けて、結果的に相手を傷つけてしまうことがあることです。
人として好きでも、恋人としての好きに変わるとは限りません。「付き合えば好きになれるはず」と思って交際を始めても、時間がたつほど「やっぱり恋愛感情は持てない」とはっきりしてくることがあります。
その時点でお別れを選ぶと、相手は「好かれていると思っていたのに」と深く傷つきます。交際した期間が長いほど、相手が費やした時間や気持ちも大きくなります。
あなた自身も、相手の好意を受け取り続けることに、少しずつ後ろめたさを感じてしまうでしょう。「好きになれない自分が悪いのかな」と、自分を責めてしまう人もいます。
相手との気持ちの温度差に悩むことがある
付き合い始めてから、相手との気持ちの温度差に戸惑い、少しずつ疲れてしまうことがあります。
外見に強く惹かれて始まる恋は、最初から気持ちが高まっているので、お互いの温度が近くなりやすいものです。一方、顔がタイプではない相手の場合は、「いい人だから」と始まることが多く、相手の「好き」が先に進んで、あなたは「まだ相手を知っている途中」ということが起こりがちです。
その差は、毎日のちょっとした場面に出てきます。
たとえば、頻繁に届く連絡はうれしいのに、同じ頻度で返信しようとすると疲れてしまう。「次はいつ会える?」と聞かれるたびに、ゆっくり過ごしたい休日まで予定を入れなければと焦ってしまう。相手が将来の話で盛り上がるほど、あなただけ置いていかれたような気持ちになる。そんな場面です。
そのまま「相手の期待に応えなきゃ」と無理を続けていると、少しずつ心に負担がたまり、恋愛そのものが楽しいものではなくなってしまうかもしれません。
「本当にこの人でいいのかな」と迷い続けてしまう
顔がタイプではない相手との交際では、ふとした場面で「本当にこの人でいいのかな」という迷いが顔を出し、心が休まらなくなることがあります。
付き合う前に「顔は好みではないけれど、いい人だから」と折り合いをつけていても、迷いが消えたわけではありません。次のような場面で、また浮かんできます。
- 友人や家族に紹介するとき: 「どんな人?」と聞かれて、写真を見せるのをためらったり、「見た目はそうでもないんだけど」と言い訳を足したくなったりする
- 素敵なカップルを見かけたとき: 理想に近い二人を見るたびに、「もっとタイプの人と付き合えたのでは」と比べてしまう
- 二人で写真を撮るとき: SNSにあげたり、待ち受けにしたりすることに、なんとなく抵抗を感じる
迷いが続くと、目の前のデートを心から楽しめなくなります。相手が優しくしてくれるほど、「こんなに大切にしてくれる人に、私は何を考えているんだろう」と、罪悪感まで重なってしまいます。
さらに、ケンカをしたときや、相手の気になる部分が見えたときにも注意が必要です。顔が好みの相手なら「それでも好き」と許せることが、顔がタイプではない相手だと「顔も好みじゃないのに」と気持ちが冷めやすくなります。小さな不満でも、迷いと結びついて大きく感じてしまうのです。
顔がタイプじゃない人と付き合うか迷ったときの判断基準5つ
付き合うべきか迷ったら、顔が好みかどうかだけで決めず、相手と一緒にいるときの気持ちを確かめてみましょう。次の5つのポイントが、判断する際の目安になります。
もう一度会いたいと思えるか
相手と別れたあと、「また会いたい」「今度はあの話をしたい」と感じるなら、相手に興味を持っている可能性があります。
反対に、会う約束をすること自体が面倒だったり、相手からの誘いを断る理由ばかり考えてしまったりするなら、恋愛関係を望んでいないのかもしれません。
一緒にいて楽しい、落ち着くと感じるか
付き合うかどうか迷ったときは、相手といるときに楽しさや落ち着きを感じられるかを確かめてみましょう。長く付き合ううえで支えになるのは、顔の好みよりも、この心地よさです。
たとえば、次のような感覚があれば、相性のよいサインです。
- 自然に笑える
- 会話が弾む
- 無言になっても気まずくない
- 別れたあとに、あたたかい気持ちが残る
外見が好みでも、一緒にいると緊張し続けたり、話がかみ合わなかったりすれば、交際は少しずつ負担になっていきます。反対に、顔が理想と違っていても、気楽に過ごせる相手なら、会うたびに魅力が見えてきて、関係を深めやすくなります。
さらに、居心地のよさに「また会いたい」「会えない日は少し寂しい」という気持ちが加わっていれば、恋愛感情が育ち始めているサインです。
次に会ったあとで、「楽しかった」「落ち着いた」と思えたかどうかを、思い返してみましょう。
相手の内面をもっと知りたいと思えるか
相手の仕事への考え方や休日の過ごし方、家族や友人との関わり方など、もっと知りたいと思えることがあるかも確認してみましょう。
たとえば、話を聞くうちに価値観が似ていると分かったり、自分にはない考え方に興味を持ったりすることがあります。
このように、相手の内面への関心があるなら、外見だけでは分からなかった魅力を知る余地があります。
一方で、相手の話に興味を持てず、会話を続けることも苦痛に感じるなら、無理に関係を進めなくてもよいでしょう。
恋人として触れ合うことに抵抗がないか
恋人になると、手をつないだり、近い距離で過ごしたりする機会が増えることがあります。そうした場面を想像したとき、自分がどのように感じるかも判断材料の一つです。
少し照れくさい程度なら、相手を知るうちに気持ちが変化することもあるでしょう。しかし、触れられることを想像するだけで強い抵抗を感じるなら、その気持ちを無視する必要はありません。
無理にスキンシップを受け入れたり、「付き合えば慣れるはず」と自分に言い聞かせたりする必要はありません。自分が心地よいと感じられる距離感を大切にしましょう。
相手に好かれているからではなく、自分も付き合いたいか
最後に確認したいのは、自分自身が相手と付き合いたいと思っているかどうかです。
相手が優しくしてくれる、熱心に誘ってくれる、周囲からも「いい人だよ」と勧められる。そうした理由で交際を考えていると、自分の本当の気持ちが分からなくなることがあります。
「相手をがっかりさせたくないから」「この人を断ったら、次の出会いがないかもしれないから」という理由だけで付き合おうとしていないか、振り返ってみましょう。
相手のことをもっと知りたい、一緒に過ごす時間を増やしたいという気持ちがあるなら、交際を前向きに考える余地があります。反対に、断ることへの罪悪感しかないなら、無理に付き合う必要はありません。
顔がタイプじゃない相手を好きになるための方法
顔がタイプではない相手に惹かれる気持ちはあっても、恋愛として進めていいのか迷うことはあります。そんなときは、無理に答えを出そうとせず、自分の気持ちと向き合いながら、相手の魅力を少しずつ見つけていくことが大切です。ここでは、顔がタイプじゃない相手を好きになるための方法を紹介します。
外見だけでなく、相手のよいところにも目を向ける
顔が好みではないことが気になるときは、相手の言動に目を向けて、見た目以外のよいところを探してみましょう。魅力に気づくたびに、相手の印象は少しずつ変わっていきます。
最初は、顔のことばかりが頭に浮かんでしまうかもしれません。そんなときは、次のような行動に注目してみてください。
- 話を丁寧に聞いてくれる
- 約束の時間を守ってくれる
- 困っているときに、さりげなく気遣ってくれる
- 店員さんなど、周りの人にも優しく接している
どれも写真や第一印象では分からない、一緒に過ごして初めて見えてくる魅力です。
見つけるコツは、会ったあとや連絡のあとに、「今日、いいなと思ったことは何だったかな」と1つだけ思い返してみること。「話を最後まで聞いてくれた」「歩くペースを合わせてくれた」など、小さなことで構いません。
そうした気づきが重なると、外見の好みよりも、一緒にいる安心感や楽しさのほうが大きく感じられるようになっていきます。その小さな発見の積み重ねが、相手を好きになるきっかけになります。
髪型や服装を少し変えて、印象を前向きに見る
顔がタイプではないと感じていても、髪型や服装が変わると、相手の見え方がぐっと変わることがあります。清潔感が増したり、雰囲気が明るくなったりして、これまで気づかなかった魅力に目が向くこともあります。
そこで、相手のイメチェンを、ふたりで楽しむつもりで取り入れてみましょう。好きになるきっかけが、そこから生まれることもあります。
その際は、「変えてほしい」と伝えるのではなく、「こういう感じも似合いそう」と自然に提案するのがコツです。重くならない言い方なら、相手も前向きに受け取りやすくなります。
たとえば、次のような軽い一言で十分です。
「その髪型も似合いそうだね」
「今度、一緒に服を見に行かない?」
ふたりで楽しみながら雰囲気を変えていくうちに、相手を見る目も少しずつ変わっていきます。
見た目が整うと、相手自身の自信にもつながります。表情やふるまいまで明るくなっていく姿に触れるうちに、最初はタイプではないと思っていた相手にも、自然と好意を持てるようになるかもしれません。
顔がタイプじゃない人との交際は、自分の気持ちを基準に考えよう
顔がタイプではない相手との恋愛には、メリットもデメリットもあります。
大切なのは、「いい人かどうか」だけで決めるのではなく、あなたがその人と一緒にいたいと思えるかどうかです。
迷ったときは、次の2つを思い浮かべてみてください。
- 相手への気持ちは、少しずつ育っているか
- 一緒にいるとき、心地よさや安心感があるか
この2つに「はい」と答えられるなら、顔の好みを超えて、いい関係を築いていけるかもしれません。
自分の気持ちを大切にして選んだ答えなら、きっと後悔のない恋愛につながっていくはずです。