脱毛後のケアと注意点を守って、ツルツル素肌になる方法
「脱毛したいと思っても、肌トラブルが起きると怖いなぁ」と思いますよね。
でも、適切なケアをして注意点を守れば、肌トラブルを防ぐことができます。
脱毛後には、してはいけない行動や注意点、肌トラブルを防ぐケア方法があります。
色々と決められたことがあるので、脱毛前にチェックしておきましょう。
目次
脱毛後の肌トラブルを防ぐケア方法
脱毛後の肌トラブルを防ぐケア方法は、サロンやクリニックによってルールが違います。
そのため、基本的には言われたことを守るのが大切ですが、一般的なケア方法や注意点はだいたい同じなので、順番に見ていきましょう。
炎症を抑えるために冷やす
脱毛後の肌トラブルを防ぐケア方法の中で、とくに大切なことが3つあります。
その1つめは、炎症を抑えるために「しっかりと冷やす」ことです。
脱毛サロンの光脱毛や、クリニックのレーザー脱毛は、毛穴が炎症している状態なので、その炎症をできるだけ早く鎮めることが大切です。
かといって、冷やしすぎも良くないので、決められた時間をしっかりと冷やすようにしましょう。
サロンやクリニックによっては、冷やす用のアイスバッグなどをもらう場合もあります。(もちろん料金に含まれているのですが)
追加で料金がかかるなら、自分で用意できるものは用意してケアしましょう。
脱毛後は乾燥しやすいので保湿ケアをする
脱毛後の肌トラブルを防ぐケア方法の2つめは、保湿ケアをすることです。
光脱毛やレーザー脱毛は、肌が乾燥しやすい脱毛方法です。
ニードル脱毛の場合は脱毛方法が違うので、乾燥というよりも、毛穴のブツブツのほうが気になるかもしれません。
でもしっかりとアフターケアをすれば、きれいな肌になりますよ。
ケアを怠ると、サロンの人が見たらわかりますので、サボらないようにしましょうね。
脱毛後のケアによって、将来の肌状態が決まります。
日焼けしないように紫外線対策をする
光脱毛やレーザー脱毛の後は、日焼けしないように紫外線対策をすることが大切です。
サロンによっては、脱毛直後に使える日焼け止めを用意される場合もあるようです。
脱毛後に日焼けすると、次の脱毛時に火傷などの危険があり、また、脱毛効果がしっかりと表れない場合もあるので、日焼けは絶対にNGです。
また、今まで以上にシミになりやすいので、日焼け止めは必須ですよ。
脱毛後の肌トラブルは、どんな症状があるの?
では、脱毛後の肌トラブルには、どのような症状があるのでしょうか?
最初に知っておくことで、異変に気づきやすくなります。
- 赤み
- かゆみ
- 毛穴がぶつぶつ
脱毛直後なら、誰にでも起こり得る症状ですが、2週間経っても残っている場合は、サロンやクリニックに相談してみると良いでしょう。
脱毛クリニックは医療機関なので、医師に相談してみましょう。脱毛サロンの場合も、皮膚科と提携していることが多いので聞いてみると良いでしょう。
脱毛後の自己処理はいつからOK?
脱毛後は、2~3週間くらいで毛が抜け落ちると言われています。
それまで何もしないのがベストですが、どうしても自己処理したい場合は、いつからOKなのでしょうか?
2週間後から電気シェーバーで剃る
脱毛後の自己処理は、2週間後からOKです。
肌を傷つけないように、「電気シェーバー」で剃ることをオススメします。
電気シェーバーは、直接肌に触れないようにできているので、脱毛後のデリケートな肌の自己処理をするのにオススメです。
カミソリで剃るのはNG
脱毛後の自己処理は剃ることが基本ですが、カミソリで剃るのはNGです。
カミソリで剃ると、肌の表面まで削ぎ落してしまうので、脱毛後のデリケートな肌にはNGです。
肌に負担がかかるカミソリではなく、電気シェーバーで剃ることが大切です。
できれば、顔用などの刺激の少ない電気シェーバーを使うことをオススメします。
脱毛ワックス・除毛クリームもNG
脱毛後の自己処理には、脱毛ワックスや除毛クリームを使うのもNGです。
レーザーなどの脱毛方法は、メラニンがある場所を攻撃するので、毛がないと脱毛効果が得られない場合があります。
また、脱毛ワックスや除毛クリームは肌への刺激が強いので、脱毛後はオススメできません。
毛抜きで抜くのは絶対に厳禁!
脱毛後の自己処理で、絶対にダメなのは「毛抜きで抜くこと」です。
脱毛後は毛穴が破壊され、傷ついた状態なので、出血したり、毛穴の皮膚が剥がれてしまうこともあります。
脱毛した毛が抜けない場合も、毛抜きで抜くのはダメですよ。
それに、光脱毛やレーザー脱毛は、黒い毛に反応して脱毛効果を発揮するので、毛がない状態だと脱毛効果が得られません。
そのため、脱毛中は絶対に毛抜きで毛を抜くのはやめましょう。
脱毛後に毛が抜けない原因と対処法
脱毛後は、2~3週間で毛が抜けるのが一般的です。
でも、脱毛したのに自然と毛が抜けない場合があります。
その原因と対処法をご紹介しましょう。
脱毛機器が毛質に合わなかった
脱毛したのに、2~3週間経っても毛が抜けない原因は、脱毛機器が毛質に合わなかった可能性があります。
その原因として考えられるのは、具体的に次のようなことです。
- 毛の色が薄かった
- 毛が細すぎて、脱毛効果が得られなかった
光脱毛やレーザー脱毛は、黒い毛に反応して脱毛効果を発揮するので、毛の色が薄いと脱毛できない場合があります。
また脱毛機器によっては、毛が細すぎて脱毛効果が発揮できない場合があります。
このような場合には、脱毛機器が合わないことが考えられるので、サロンやクリニックに他の施術がないか確認してみましょう。
もし、それでも効果がないようなら、他のサロンやクリニックに換えるしかないかもしれません。
脱毛機器の照射が充分にできていなかった
脱毛後に自然と毛が抜けない場合に考えられる原因は、脱毛機器の照射が充分にできていかなかった可能性があります。
その理由として挙げられるのは、以下のようなことです。
- 施術者の技術が不十分だった
- 照射出力が足りなかった
脱毛をする人の技術が不十分の場合は、自然と毛が抜けない場合があります。
また、照射出力が足りずに脱毛効果が発揮されていないことが考えられます。
対処法は契約によって変わる
脱毛後に毛が抜けなかったときの対処法は、「回数無制限」や「2週間の保証」がついている契約なら、再照射してもらいましょう。
回数無制限の契約なら、このように脱毛効果が発揮されない場合でも、何度も照射してくれるので安心です。
また、2週間保証とか、4週間保証などがついている契約なら、その期間以内なら再照射してくれます。
このような保証があれば、もし充分な脱毛効果がなかったとしても安心ですね。
脱毛後の注意点
脱毛後のケアについてご紹介してきましたが、次は、脱毛後の注意点をご紹介しましょう。いつもは普通にしていることでも、脱毛後は気をつけなければいけないことがあります。
体が温まることをしない
脱毛後の注意点は、体が温まる行動をしないことです。
脱毛後は毛穴が炎症を起こしている状態なので、体が温まるようなことをすると、炎症が悪化してしまう恐れがあります。
炎症しているときは、熱を持っている状態なので、冷やして鎮静させなければいけないのです。
血行が良くなることをしない
脱毛後の注意点は、血行が良くなる行動をしないことです。
血行が良くなるということは、体が温まるということなので、炎症が悪化してしまいます。
炎症しているときは、血流が良くなることで悪化するので、冷やして血管を細くすることが大切です。
清潔を保つ
脱毛後の注意点は、清潔を保つことです。
脱毛後は毛穴が傷ついている状態なので、その傷口から雑菌が侵入すると、菌が繁殖して炎症が悪化する恐れがあります。
普段なら大丈夫なことでも、意外と生活の中で雑菌に触れる機会は多いのです。
たとえば汗をかくと、皮膚上に雑菌が繁殖しやすくなります。
また、不特定多数の人が触る物に触れると、そこから雑菌が付着して、傷口が炎症してしまう恐れがあります。
ひどい場合は、病気に感染したり、膿んでしまうこともあるかもしれません。
重大な症状を引き起こす恐れがあるので、充分に注意しましょう。
肌に刺激を与えない
脱毛後の注意点は、脱毛した箇所の肌に刺激を与えないことです。
脱毛後の肌には多数の小さな傷がある状態で、しかも炎症を起こして熱を持っている状態です。
そのような肌に刺激を与えると、炎症が悪化するだけでなく、刺激によっては何か重篤な症状を引き起こしてしまう場合もあります。
脱毛後の肌状態を甘く見ていると、肌がボロボロになるだけでなく、大変なことになる場合もあるので、充分に注意しましょう。
脱毛後にしてはいけない行動とは?
では具体的に、脱毛後にしてはいけない行動とは、どんなことなのでしょうか?
飲酒
脱毛後にしてはいけない行動は、飲酒です。
友人との遊びの約束や、仕事上のお付き合いで、お酒を飲む機会も多いですよね。
でも、脱毛した当日はNGです。
どうしても出席しなければいけない場合は、絶対に飲まないようにしましょう。
もし脱毛後にお酒を飲んでしまったら、肌にかゆみが出てきて、全身が真っ赤になってしまうことがあります。
また脱毛した箇所の毛穴がぽつぽつと赤くなったり、かゆくて無意識にかいてしまうと傷が残る場合もあります。
一度経験した人は、もう二度と脱毛後に飲酒はしないと誓うほど、後悔する人もいるようです。
運動・入浴
脱毛後にしてはいけない行動は、運動や入浴です。
これらの行動は、血行が良くなり、体が温まるので、炎症が悪化する場合があります。
でも、体が汚いまま生活するのは無理ですよね。
その場合は、ぬるめのシャワーを浴びるのはOKです。ただし、体をゴシゴシ洗うのはもちろんNGですよ。
そしてもう1つの理由は、運動をすると汗をかくので、雑菌が繁殖しやすくなるからです。
運動は脱毛当日だけNGとされていますが、入浴は2日間は控えるように言われることが多いです。
でも、温泉の場合は少し違います。
温泉・サウナ・プール
脱毛後にしてはいけない行動は、温泉やサウナ、プールに入ることです。
これらはどれも、不特定多数の人が訪れる場所ですよね。そのような場所は、雑菌が繁殖しやすいためNGです。
また、これらは体が温まり、血行が良くなる行為でもあるので脱毛後は控えましょう。
プールは一見、「冷たいから良いのでは?」と思うかもしれませんが、泳げば体が温まりますし、雑菌が心配なのでやめておきましょう。
エステ・マッサージ
脱毛後にしてはいけない行動は、エステやマッサージなどの施術を受けることです。
マッサージは血行が良くなるためNGですし、エステは肌に美容機器や化粧品をつけるため、肌の刺激になりやすいです。
肌のためには良いことでも、脱毛後は普通の状態ではないので、炎症の悪化を防ぐには控えるようにしましょう。
予防接種
小学生の頃から誰もが経験する予防接種ですが、大人になってからも受ける場合がありますよね。
予防接種は、微熱以上の熱があるときは、できないと言われています。
そのため、毛穴が炎症して熱を持っている場合もNGになります。
医師に確認してみるのが良いですが、なるべく別の日にするようにしましょう。
制汗スプレー
脱毛後にしてはいけない行動は、制汗スプレーをつけることです。
汗を抑えたり、汗の臭いを防いでくれる必需品ですが、脱毛期間中はなるべく使わないことをオススメします。
制汗スプレーは、汗を抑える性質があるため、毛穴を収縮させてしまい、脱毛効果が半減してしまう恐れがあります。
また、肌の黒ずみの原因にもなると言われているので、日頃からあまりオススメできないものの1つです。
汗の臭い対策をするなら、何か別の方法を試してみましょう。
ピーリング・スクラブ
脱毛後にしてはいけない行動は、ピーリングやスクラブなどの洗顔です。
ピーリングやスクラブは、肌の表面にたまっている古い角質を除去してくれる効果がありますが、肌に刺激が強いためNGなのです。
とくに肌がデリケートになっている脱毛後は、ピーリングやスクラブはしないようにしましょう。
ただし、脱毛後の毛が抜けない場合は、細かい粒子のスクラブをすると、毛が抜けやすくなると言われています。
とはいえ、できるだけ使わないことをオススメします。
脱毛後は服装にも注意が必要
脱毛後の注意点と、してはいけない行動をご紹介しましたが、脱毛後は服装にも気をつける必要があります。
脱毛した場所に触れる服は天然素材で
脱毛後の服装は、肌ざわりの良い「天然素材」にすることをオススメします。
脱毛後は、肌が敏感な状態なので、刺激を受けやすいからです。
化学繊維の服や、チクチクするような素材の服を着ると、肌のかゆみや赤みが悪化する恐れがあります。
ベストなのはコットン100%の素材です。汗を吸いとりやすく、肌を清潔な状態に保ちやすい素材です。
ストッキングは刺激になりやすい
脱毛後の服装で、刺激になりやすいのが「ストッキング」です。
肌に直接触れるし、ピッタリと肌にくっついているので、刺激を受けやすいのです。
化学繊維のストッキングがほとんどなので、素材としても良くありませんね。
VIO脱毛後は下着の素材やタイトな服装に注意
脱毛の中でも、VIO脱毛後はとくに注意が必要です。
VIO部分は、他の皮膚よりもさらにデリケートなので、ちょっとの刺激で炎症が悪化する場合があります。
ナイロン製の下着や、体に貼りつくようなタイトな服装は、なるべくしないようにしましょう。
VIO脱毛後は炎症の悪化も心配ですが、蒸れを防ぎ、雑菌が繁殖しないようにすることも大切です。
そのため、下着はコットン100%にして、ふわっとした緩めの服装にしましょう。
通気性が良くなり、VIO部分の蒸れを防ぐことができます。
VIO脱毛後は「清潔を保つこと」と「刺激を与えないこと」が大切
VIO脱毛後の注意点は、清潔に保つことと、肌に刺激を与えないことです。
そのためには、具体的にどのような行動に気をつければ良いのでしょうか?
夜の行為は3日間控える
VIO脱毛後に気になることは、夜の行為は大丈夫か、ということですよね。
一般的には、3日間は控えるほうが良いと言われています。
夜の行為によって、脱毛した箇所が摩擦を起こしやすく、真っ赤になってしまったという人もいるようです。
また、お風呂上がりの清潔な状態でないと、雑菌が繁殖しやすくなります。
そのため、VIO脱毛中にするなら、行為の前後には彼氏にも清潔にしてもらうようにしましょう。
トイレットペーパーなどの刺激にも注意
VIO脱毛後は、トイレットペーパーなどの刺激にも注意が必要です。
ゴシゴシと拭いてしまうと、脱毛後の肌に刺激を与えてしまうので、炎症が悪化する恐れがあります。
VIO部分は、とてもデリケートな場所なので、いつも以上に注意するようにしましょう。
保湿するならデリケートゾーン専用の化粧品を
VIO脱毛後の注意点は、保湿ケアをする際の化粧品です。
VIO部分の皮膚は弱いので、顔と同じ化粧品で保湿できるかどうかは微妙なところです。
最近は、デリケートゾーン専用の化粧品もあるようなので、そのような特別な化粧品で保湿ケアをすることをオススメします。
脱毛後のケアや注意点を守って、キレイな肌になろう!
脱毛後のケア方法と、注意点についてご紹介しました。
肌トラブルを防ぐためにも、しっかりと守るようにしましょうね。
脱毛後の肌はとてもデリケートな状態なので、やるべきケアを怠らないことが大切です。
脱毛後にしてはいけない行動を守り、キレイな肌を目指しましょう。