胸の汗が多く蒸れやすい原因と、蒸れを防ぐ対策
暑い季節になると気になるのが、胸が汗で蒸れることではないでしょうか?
ブラや服が汗で濡れた状態だと、なんとも不快な気分になりますよね。
ブラや服が汗で濡れると、すぐにでも着替えたい気分になりますが、外出先ではなかなかそうもいきません。
そこで今回は、「胸の汗を抑える方法」や「胸の蒸れを防ぐ方法」をご紹介します。
いつでもサラサラな胸をキープして、快適に過ごしましょう!
目次
胸に汗をかくと不快! 胸の蒸れを防ぐ方法はあるの?
胸に汗をかくと、とっても不快ですよね。
ずっとブラが濡れた状態だと、こんな悩みが出てくるのではないでしょうか?
- 胸がかゆくなる
- 胸の汗が臭くなる
- あせもができやすい
- 胸ニキビができやすい
- ブラだけでなく、服まで汗でビッショリになる
胸に汗をかいても、なかなか人前では拭くことができないので困ります。
そのまま、ブラや服が汗で濡れた状態が続くと、胸が蒸れてしまいますよね。
では、胸の蒸れを防ぐ方法はあるのでしょうか?
胸の蒸れを防ぐには、蒸れにくいブラの素材や、汗とりアイテムを使うことが効果的です。
そして、胸の汗を出にくくすることができれば完ぺきですよね。
では、そもそも胸が汗で蒸れやすい原因とは何なのでしょうか?
胸が汗で蒸れやすい原因とは?
暑い季節は、胸の谷間に汗をたくさんかいて、蒸れやすくなりますよね。
きっと多くの女性は……
- 胸の谷間を流れる汗を止めたい!
- 胸の蒸れを防いで、快適に過ごしたい!
と思っているのではないでしょうか? では、「胸に汗をかく理由」と「蒸れてかゆくなる原因」とは何なのか見ていきましょう。
胸は汗が多く、蒸れやすい場所
胸が汗で蒸れやすい原因は、もともと胸は汗をかきやすい場所だからです。
人間の体には、中心部のほうが汗をかきやすいという性質があり、腕や肩よりも、額や胸、背中などに汗をかきやすいのです。
とくに胸は「皮脂腺」が多いので、汗と皮脂が混ざり合って臭いを発したり、雑菌が繁殖して、胸ニキビができてしまうこともあります。
そのため、できるだけ胸から出る汗を防いだり、胸が蒸れないように工夫することが大切です。
アポクリン腺から出るベトベトの汗だから
胸が汗で蒸れやすい原因は、皮脂や汗が多いからというだけでなく、ベトベトした汗が出る「アポクリン腺」が存在しているからです。
汗腺には「エクリン腺」と「アポクリン腺」があり、アポクリン腺はワキガの原因になる汗腺です。
そのためワキガ体質の人は、ワキだけでなく、胸の汗の臭いが気になることも多く、いわゆる「チチガ」と呼ばれる症状が出てくることも多いのです。
もともと乳腺は、汗腺から派生したものだと言われているので、胸は汗が多いという特徴があります。
ブラのサイズが合っていない
胸が汗で蒸れやすい原因は、ブラのサイズが合っていない場合もあります。
とくにブラジャーがきつ過ぎる場合には、胸が蒸れやすくなることがあります。
また、胸の谷間をつくると、肌同士がくっついて、汗で蒸れやすくなります。
逆にブラジャーがゆる過ぎると、動いたときにブラと肌がこすれ合い、かゆくなってしまうこともあります。
そのため、しっかりと自分に合ったサイズのブラジャーをつけるようにしましょう。
そのほうが、バストアップにも効果的です。
蒸れやすい素材のブラジャーを使っている
胸が汗で蒸れやすい原因は、蒸れやすい素材のブラジャーを使っているのかもしれません。
一般的に販売されているブラジャーのほとんどは、ナイロンなどの化学繊維ですよね。
そのため汗を吸いとる機能が低く、通気性も悪いため、胸が蒸れやすくなってしまうのです。
胸が蒸れるのを防ぐ素材としては、「シルク」や「コットン」などの天然素材がオススメですよ。
胸の蒸れを防いでサラサラにする方法
では、胸の蒸れを防いで、サラサラで快適にするには、どのような方法があるのでしょうか?
胸の汗は、小まめに拭く
胸の蒸れを防いでサラサラにする方法は、汗をかいたら小まめに拭くことです。
汗ふきシートで拭いても良いですが、アルコールが含まれている場合は、肌が刺激を受けて乾燥しやすくなるので、使いすぎには注意しましょう。
そのため、できればティッシュやハンカチで拭くのがオススメです。
汗をかいた直後は、まだ臭いのない汗なので、すぐに拭けば臭いを抑えることができますよ。
胸用の汗とりパッドを使って、汗をかいたら交換する
とはいっても、人前で胸の汗を拭くのはむずかしいですよね。
いつでもトイレに行ける環境にいれば良いですが、なかなかそうもいきません。
そんなあなたには、胸用の汗とりパッドがオススメです。
ハート型になっていて、胸の谷間にフィットするような胸パッドがあります。
胸の汗を吸いとって、蒸れを防いでくれます。取り外しも簡単なので、トイレに行けば簡単に交換もできるでしょう。
いつでも胸をサラサラの状態にしておくには、優れものの商品です。
胸パッドには、いつかのタイプがあり、薄着でも目立たないものもあるようですよ。
ブラ・肌着の素材は「吸汗性」「速乾性」を重視
胸の蒸れを防いでサラサラにする方法は、ブラや肌着の素材に気をつけて選ぶことです。
ブラや肌着は直接汗を吸いとるものなので、汗を吸いとる「吸汗性」と、すぐに乾きやすい「速乾性」のある素材であることが大切です。
汗をかいてもすぐに乾けば、臭いを防ぐことができます。
汗を吸いとりやすい素材は、肌ざわりも良いものが多いので、快適に過ごせますね。
冷却シートを胸に貼る
胸の蒸れを防いでサラサラにする方法は、胸の周辺に「冷却シート」を貼ることです。
ちょっとユニークな方法ですが、意外と効果的なようです。
冷却シートとは、熱が出たときなどに、おでこにペタっと貼りつける冷却ジェルのことです。
剥がれなければ、8時間くらいは効果が持続しますので、かなり役立ってくれそうです。
保冷剤で「胸」や「首」を冷やす
冷却シート以外にも、保冷剤を胸の周辺に入れるという方法もあります。
保冷剤といっても、ケーキを買ったときについてくる「ドライアイス」はNGですよ。
保冷剤は、直接肌につけないように、ハンカチやタオルで包んで入れるようにしましょう。
ただし、注意点が1つあります。それは、胸の周辺には「心臓」があるので、急激に冷やすことはオススメできません。
胸を冷やすと心臓に負担がかかるので、できれば「首」を冷やすほうがオススメです。
首には動脈があるため、首を冷やすことで冷えた血液が全身を巡り、体全体が冷えていきます。
首を冷やせば、胸の汗を防ぐ効果だけでなく、顔汗も防ぎ、メイク崩れを防ぐことができますよ。
暑い夏は、熱中症対策にも役立ちますね。
風通しの良い服を着る
胸の蒸れを防いでサラサラにする方法は、風通しの良い服を着ることです。
ブラや肌着の素材にこだわっても、服が暑くて汗をかいてしまうのでは意味がありませんよね。
では、風通しの良い服には、どんな服があるのでしょうか?
- 袖口が広く開いた「ドルマンスリーブ」
- 胸元が大きく開いている服
- 網目状で空気が入りやすい「ニット系」
などがあります。
胸の汗蒸れで臭いが気になる人は、このような服を着ることで、胸汗を軽減することができるでしょう。
ベビーパウダーで汗を抑える
胸の蒸れを防いでサラサラにする方法は、ベビーパウダーをつけることです。
ベビーパウダーは、赤ちゃんでも使えるくらい肌にやさしいので、とくに肌が弱い人にはオススメです。
汗をたくさんかくと、あせもになることも多いので、ベビーパウダーは効果的ですよ。
制汗スプレーをつけている人もいると思いますが、ガス噴射式のデオドラントスプレーは、肌に刺激を与えるので臭いが悪化する場合もあります。
できるだけ肌に刺激を与えないことが、臭いを防ぐポイントになります。
胸の蒸れを防いで、臭いやかゆみのないサラサラ肌をキープ
胸が汗で蒸れやすい原因や、胸の蒸れを防いでサラサラにする方法をご紹介しました。
夏は、どんな服を着ても暑いですが、少しでも胸を蒸れにくくして、臭いやかゆみを防ぎましょう。
胸は汗が多い場所だから、蒸れやすい。
できるだけ汗を抑えて、胸の蒸れを防ぎ、サラサラ肌をキープしましょう。