胸の大きさが左右非対称の人のブラジャーの選び方
女性にとって、バストの悩みは尽きないですが、その中でも「胸の大きさの左右差」で悩んでいる人はいませんか?
胸の悩みは、なかなか人に相談しにくいため、ひとりで悩みを抱えている人もいるかもしれません。
そこで今回は、胸の大きさが左右で違う原因と、ブラの選び方をご紹介します。
そもそも左右の胸の大きさが違うのは、特別なことなのでしょうか?
女性の胸は左右で大きさが違うことが多い!
胸の大きさが左右で違うことを悩んでいる女性もいるかもしれませんが、じつは、ほとんどの女性の胸は、左右で大きさが違うと言われています。
人間の体は、もともと左右非対称にできていることが多いのです。
左右対称の顔は、美人の条件と言われていますが、多少は左右差があるものです。
このように、顔のつくりが左右非対称なのと同じように、胸の大きさも左右非対称で当たり前なのです。
そのため、胸の大きさに左右差があることは気にする必要はありませんが、左右差が大きくなる場合もあるのです。
胸の大きさの左右差は、少しでも小さくしたいですよね。
左右の胸の大きさが違う原因とは?
では、左右の胸の大きさが違う原因とは、どんなことが考えられるのでしょうか?
サイズの合わないブラジャーで締めつけている
左右の胸の大きさが違う原因とは、サイズの合わないブラジャーで胸を締めつけていることです。
小さいほうの胸に合わせてブラのサイズを選んでいる人は、大きいほうの胸が圧迫されて、血行が悪くなってしまう恐れがあります。
すると左右の胸の状態が変わってしまうことで、大きさにも影響を及ぼす可能性があります。
また、アンダーバストを締めつけてしまうと、胸全体の血行が悪くなり、胸に栄養が届かなくなってしまうのです。
言うまでもなく、これは胸にとって良くない状態ですよね。
ブラのつけ方が悪く、形を崩している
左右の胸の大きさが違う原因は、ブラのつけ方が悪いことです。
正しいブラのつけ方をしないと、締めつけて血行が悪くなってしまうことがあります。
また、胸の形を崩してしまうことにつながるので、胸にとって良くないと言えます。
垂れ乳の原因にもなるので、ブラは正しくつけることが大切です。
利き手ばかり使うと、筋肉の発達に差が出る
左右の胸の大きさが違う原因は、利き手ばかり使うことで、左右の筋肉の発達具合に差が出てしまうことがあります。
人間は利き手ばかり使うクセがあるため、利き手側の筋肉が発達しやすく、それが左右の胸の大きさに差が出る原因になる場合があるのです。
姿勢や立ち方によっては、体に歪みが生じる
左右の胸の大きさが違う原因は、姿勢や立ち方によって、体に歪みが生じることです。
猫背の姿勢が多いと、骨格が歪んでしまい、胸の大きさに差が出る可能性があります。
また、立ち方や歩き方が片側重心になっていると、体が歪み、左右の胸の大きさに差が出ることが考えられます。
左右の胸の大きさが違う場合のブラジャーの選び方
では、左右の胸の大きさが違う場合のブラジャーの選び方は、どうすれば良いのでしょうか?
正しいブラジャーを選ぶことで、胸の大きさの左右差を縮めることができます。
大きいほうの胸に合わせてサイズを選ぶ
左右の胸の大きさが違う場合のブラジャーの選び方は、大きいほうの胸に合わせてサイズを選ぶことです。
これが1番大切なポイントなので、絶対に守るようにしてくださいね。
くれぐれも小さいほうの胸に合わせてサイズを選ばないように注意しましょう。
小さいほうの胸にパッドを入れる(パッドが出し入れ可能のブラ)
左右の胸の大きさが違う場合のブラジャーの選び方は、パッドの出し入れができるブラを選ぶことです。
大きいほうの胸に合わせてサイズを選ぶと、小さいほうの胸がカパカパしてイヤだと感じる人もいることでしょう。
その場合には、小さいほうの胸にパッドを入れることです。
大きいほうの胸は、パッドを入れない状態でサイズを選び、小さいほうの胸だけにパッドを入れるようにしましょう。
下から支える機能性のあるブラを選ぶ
左右の胸の大きさが違う場合のブラジャーの選び方は、下から支える機能性のあるブラを選ぶことです。
いわゆる「寄せて上げる機能が高いブラ」ということですね。
小さいほうの胸を大きく見せるために「パッド」を入れる人も多いと思いますが、胸を大きく見せることだけを考えると、胸を圧迫するようなパッドを入れてしまう場合があります。
そうすると、胸の左右差が大きくなってしまう恐れがあるので、パッドも下から支えるようなタイプがオススメです。
下から支えることで、胸の揺れを防ぐこともでき、クーパー靭帯が伸びるのを防ぐことができます。
アンダーに伸縮性があるブラを選ぶ
左右の胸の大きさが違う場合のブラジャーの選び方は、アンダーに伸縮性があるブラを選ぶことです。
アンダーがきつ過ぎて締めつけてしまうと、血行が悪くなり、胸の左右差が大きくなる恐れがあります。
そのため、アンダーに伸縮性があるブラを選ぶことで、締めつけずにしっかり胸を支えることができますよ。
胸の左右差を小さくする対策
では、胸の左右差を縮める対策は何かあるのでしょうか? 左右の胸の大きさが違うと見た目も良くないので、何とかして改善したいですよね。
そこで、毎日の生活の中で改善できる方法をご紹介します。
胸周辺の血行を良くする
胸の左右差を小さくする対策は、胸周辺の血行を良くすることで解決できます。
女性は毎日ブラジャーをつけるので、胸が締めつけられて、血行が悪くなることが多いのです。
でも最近は、「締めつけないのに盛れるブラ」なるものがたくさんあるので、上手にバストケアをすることができます。
また、正しいブラのつけ方をすることで、胸の血行をむやみに妨げることが減りますよ。
◆正しいブラのつけ方
- まず、ストラップを肩にかけます。
- 少し前かがみになり、胸をカップにおさめます。
- 前かがみの状態のまま、脇肉をしっかり寄せ集めます。
- バックベルトが、アンダーベルトと同じラインになるように調整します。
- ストラップを調整したら完成です。
胸の血行を良くするためには、正しいブラのつけ方をすることが大切ですよ。
ノーブラで過ごす時間を減らす・ナイトブラをつける
胸の左右差を小さくする対策は、ノーブラで過ごす時間を減らすことです。
ノーブラだと、胸を支えるものが何もない状態なので、胸に脂肪が流れ放題です。
そうなると、胸にあるべき脂肪まで流れてしまうので、左右差が大きくなる原因になります。
とくに寝ているときに、胸の形が崩れやすいと言われているため、寝るときは「ナイトブラ」をつけるようにしましょう。
「寝るときにブラをつけるのは苦しい」という人もいると思いますが、最近のナイトブラは苦しくないタイプが多いですよ。
左右均等になるように、筋肉を鍛える
胸の左右差を小さくする対策は、左右均等になるように胸の筋肉を鍛えることです。
日常生活のクセによって、片方の筋肉ばかり発達してしまうと、胸の大きさに左右差が出てしまいます。
そのため、バストアップの筋トレなどをするときは、左右均等になるように気をつけましょう。
バッグの持ち方や姿勢などを左右対称にする
胸の左右差を小さくする対策は、バッグの持ち方や姿勢などを左右対称にすることです。
人によって、バッグを持ちやすい側があると思いますが、胸の左右差を縮めるためには、両方均等になるように持ち換えることが大切です。
また、猫背の姿勢はもちろんですが、片側重心で立つことが多い人は、胸の左右差が出やすくなります。
そのため、日常生活の中で意識して、左右対称になるように心がけることが大切ですよ。
胸の大きさが左右非対称でもキレイな胸はつくれる!
胸の大きさが左右で違う原因とブラジャーの選び方をご紹介しました。
左右差をできるだけ縮める対策もご紹介したので、キレイな胸をつくりましょうね。
胸の大きさが左右で違う原因は、「体の歪み」や「血行不良」。
大きいほうの胸に合わせてブラを選び、小さいほうの胸にはパッドを入れて調整しましょう!