背中の毛の剃り方とその他の自己処理方法
背中の毛をキレイに剃りたい! でも、自分で剃るのは大変!
そんなとき、あなたはどうしていますか?
背中の産毛を剃る人と剃らない人がいると思いますが、剃る以外にも自己処理の方法があります。
では、どんな処理方法があるのかチェックして、それぞれのメリット・デメリットを比較してみましょう。
目次
背中の産毛を自分で処理する方法|メリット・デメリット
背中の産毛を自分で処理する場合、どのような方法があるのでしょうか?
また、それぞれの自己処理方法には、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
カミソリで剃る
ムダ毛処理の方法として、もっとも一般的なのは、カミソリで剃る方法ですよね。費用もほとんどかからないし、その場でキレイに処理できるのがメリットです。
でも、背中の産毛を剃るとなると、結構むずかしいのが現実。
見えないし、手が届かないし、骨が出っ張っているので、皮膚を削ぎ落としてしまう可能性もあります。
これがカミソリで背中を剃るデメリットですが、後ほど「上手な剃り方」をご紹介します。
電気シェーバーで剃る
やりにくい背中の産毛を、刃がむき出しのカミソリで剃るのは大変だし、怖いですよね。そこで、電気シェーバーで剃る方法もあります。
電気シェーバーなら、刃が直接肌に触れないタイプも多く、比較的安心して剃れるのがメリット。
やはり多少は肌を傷つける可能性がありますが、アフターケアをしっかりすれば、肌トラブルは1番少ないかもしれません。
背中の産毛の自己処理方法としては、電気シェーバーのデメリットはとくにないと言えるでしょう。
除毛クリームで処理する
背中の産毛を自分で処理する方法は、除毛クリームを使う選択肢もあります。
除毛クリームは、毛を溶かして取りのぞく効果があるので、チクチクしないし、刃を当てることもないので安心できるのがメリットです。
しかも、除毛クリームは濃くて太り毛よりも、産毛のほうが効果が出やすいので、背中の産毛処理としてはオススメ。
ただし、毛を溶かすほどの効果がある薬剤を肌につけて、時間を置くわけですから、肌トラブルの可能性があるのがデメリットです。
肌にやさしい除毛クリームもありますが、背中の肌はデリケートなので、肌に刺激が強すぎる可能性があります。
他の部位なら大丈夫でも、背中は肌荒れしてしまう場合もあるので、必ずパッチテストをおこなってから使いましょう。
また、手が届かなくてムラなく塗るのが大変なのもデメリットですが、柄の長いヘラを使えば、簡単に塗ることができます。
脱毛タオルで洗う
背中の産毛を自分で処理するなら、脱毛タオルで洗う方法もあります。
細長いタオルの両端に持ち手がついていて、背中をゴシゴシこするだけで、産毛をからめ取るというグッズです。
1番簡単で、安全に処理できることと、古い角質を取るピーリング効果もあるのがメリットです。
ただし、強くこすると肌がヒリヒリしてしまうこともあることと、使い続けないと効果が出ないのがデメリットです。
背中の毛を自己処理するなら、剃るのがベスト
背中の産毛を自分で処理する方法をご紹介しましたが、その中でも「剃る」のがベストでしょう。
でも、上手に剃らないと肌を傷つける恐れがあるので、正しい剃り方をマスターする必要があります。
また、自分では手が届かないなどのデメリットもあるので、あなたが処理しやすい剃り方を見つけることも大切です。
自分で剃るのがむずかしいなら、家族や友人に剃ってもらう
どうしても自分で剃るのがむずかしいなら、家族や友人に剃ってもらう方法もあります。
うつ伏せに寝て、カミソリや電気シェーバーで剃ってもらうと良いでしょう。
カミソリを使う場合は、必ず「T字カミソリ」にしましょう。「I字カミソリ」だと力加減がむずかしいので、人の肌に当てるのは危険です。
また、3枚刃~5枚刃など、刃の数が多いカミソリのほうが、肌への負担が少ないと言われています。
電気シェーバーの場合は、顔用のI字シェーバーのほうが剃りやすいかもしれません。
顔用の電気シェーバーなら、デリケートな肌に使えるタイプなのでオススメです。
柄の長いカミソリ・電気シェーバーで剃る
家族や友人に剃ってもらうのはラクですが、万が一失敗すると、相手も気まずいですよね。そのため、自分で剃ったほうが良いと思う人が多いと思います。
その場合には、背中にも手が届きやすい「柄の長いカミソリ」もしくは「柄の長い背中用の電気シェーバー」を使うのがオススメです。
オススメというよりも、できれば柄の長いタイプを使うほうが良いでしょう。
では、背中の産毛を自分で剃るなら、どのように剃れば良いのでしょうか?
背中の産毛の上手な剃り方
とにかく大変な背中の産毛処理ですが、上手な剃り方をご紹介します。準備しておくものは、以下の通りです。
- 鏡2つ。1つは大きいものか、洗面所などの壁面鏡があればOK。
- シェービングクリーム
- シェービングクリームを塗る柄の長いヘラ
- 柄の長いカミソリ、もしくは背中用の電気シェーバー
必要に応じて、タオルがあると良いでしょう。また、剃った直後に冷やすので、保冷剤も凍らせて準備しておきましょう。
まずは毛や皮膚を柔らかくする
背中の産毛を剃る前に、まずは毛や皮膚を柔らかくして、剃りやすくします。
蒸しタオルで温めても良いですが、お風呂に入ったほうが簡単です。でも、あまり長く入り過ぎないように注意しましょう。
皮膚がふやけて、逆に肌を傷つける恐れがあります。
柄の長いヘラでシェービングクリームを塗る
次にシェービングクリームを塗りますが、ムラがないようにしっかりと塗りましょう。ローションやジェルではなく、クリームがオススメ。
シェービングクリームが一番厚く塗れるので、肌を傷つけにくいです。
塗りムラがあると、その部分だけ肌を傷つける恐れがあるので、柄の長いヘラを使って、しっかりと塗ります。
柄の長いヘラは、通販でも数百円~千円くらいでいくつか売っているので、持っておくと便利ですよ。
もしくは、シェービングクリームだけ人に塗ってもらうのも良いかもしれません。
鏡を2つ用意して、1つを持ちながら剃る
大きな鏡に背中が映るようにして、もう1つの鏡を手で持ちながら剃ります。
ちょうど良い場所に置いて、しっかり背中が見えるなら、そのほうが良いでしょう。
これが、けっこうむずかしいポイントです。
毛の流れに沿って1度だけ剃る
シェービングクリームをムラなく塗ったら、いよいよ剃っていきます。
刃を滑らせる方向は、毛の流れに沿って1度だけ当てるのがポイント。何度も同じ場所を剃ると、肌が傷むのでご注意を。
背中の毛の流れは、肩甲骨のあたりが「外側から内側へ」、肩のあたりが「内側から外側へ」、それ以外の場所は「上から下へ」向かって剃るのが基本です。
逆剃りにならないように注意してください。
背中を自分で剃るときの注意点
では、背中を剃る時の注意点には、どのようなことがあるのでしょうか? すでにいくつかご紹介しましたが、改めて確認しておきましょう。
逆剃りをしない・何度も同じ場所を剃らない
背中を自分で剃るときの注意点は、逆剃りをしないことです。逆剃りは肌に負担をかけるので、オススメできません。
また、何度も同じ場所を剃らないこと。シェービングクリームは、1度剃るとなくなるので、地肌に刃が当たってしまいます。
もし剃り残しがあるなら、シェービングクリームを拭き取った後に確認し、その場所だけもう一度シェービングクリームを塗って剃ります。
その場合には、1回だけ逆剃りで剃っても良いでしょう。
背骨や肩甲骨の出っ張りで、皮膚を削がないように注意
背中を自分で剃るときの注意点は、背骨や肩甲骨の出っ張り部分に気をつけることです。
スネで失敗した人もいるかもしれませんが、骨の部分にカミソリが当たると、皮膚を削ぎ落としてしまい、出血してしまいます。
そのため、骨の部分が平らになるように背中を丸めたり、腕を前に出したりして、なだらかな面に刃を当てましょう。
また、長距離をサっとはやく剃るのではなく、ゆっくりと刃を動かしたほうが良いかもしれません。
とくに骨の部分は力を入れないで、やさしく剃るようにしましょう。
背中を剃った後は、必ず「冷却」&「保湿」をする
背中を自分で剃るときの注意点は、背中を剃った後に、必ず「冷却」&「保湿」をすることです。
このアフターケアは、絶対に忘れないようにしましょう。
なるべく早く冷やすことがポイント。シェービングクリームを洗い流し、やさしく水気を拭き取ったら、すぐに冷やしましょう。
肌が落ち着いたら、保湿をすることも忘れずに。背中の肌はデリケートなので、しっかり保湿しないと、さまざまな肌トラブルが起きる可能性があります。
カミソリは清潔にして、乾燥させて保管しておく
背中を自分で剃るときの注意点は、カミソリや電気シェーバーを清潔にして、乾燥させておくことです。
お風呂場に置きっぱなしにすると、湿気で刃が傷みやすくなり、肌を傷つけてしまいます。
そのため洗って清潔にしたら、キレイな布で拭き、乾燥させてから保管しておきましょう。
剥がして抜く脱毛ワックスは、背中の処理にはオススメできない
では、背中の産毛を自分で処理する際に、NGな方法はあるのでしょうか?
1つ挙げるとすれば、「脱毛ワックス」で処理することです。
脱毛ワックスは、薬液そのものが刺激になり、肌荒れする場合もありますし、厳密には毛を抜く行為なので、肌によくありません。
埋没毛やニキビ、皮膚炎などの原因にもなることが考えられるので、脱毛ワックスはオススメできません。
自己処理がむずかしい場合は、プロにお任せが安全・安心!
もし、どうしても自分で剃るのがむずかしい場合は、プロのお任せするのが安全で安心です。
ではプロにお願いする場合、どのような方法があるのでしょうか?
脱毛サロンで背中脱毛をする
脱毛方法は、大きく分けて2つあります。脱毛サロンの「光脱毛」と、脱毛クリニックの「医療レーザー脱毛」です。
背中の毛は産毛なので、レーザー脱毛だと効果がない場合があります。レーザーは黒い毛に反応するので、産毛には効果がない場合があるからです。
その点、光脱毛なら産毛に反応しやすく、産毛でも脱毛できる可能性があります。
しかも脱毛クリニックよりもリーズナブルなので、脱毛サロンをオススメします。
どうしても自分で処理できない場合には、脱毛したほうが断然ラクですよ。
シェービングをしてもらう
背中の毛の処理をプロにお任せする場合、どこで剃ってもらうかを選ぶ必要があります。
シェービングができるのは、以下のような場所です。
- シェービングサロン
- エステサロン
- 理容室
- 美容室
いちばん安心なのは「シェービングサロン」ですが、なかなか見つけるのが大変かもしれません。
そこで次に挙がるのは、「理容室」です。美容室でも良いのですが、理容室のほうがシェービングに慣れているので安心です。
また、エステサロンの「ブライダルエステ」や「美肌コース」などに、シェービングが含まれている場合もあります。
女性がいきなり理容室に行くのは抵抗があると思いますが、どうしてもお近くにシェービングサロンがないなら、理容室のほうが安く済むでしょう。
ただし、女性スタッフが対応してくれる理容室を選ぶのがポイント。
背中をガッツリ出すわけですから、女性にやってもらいたいですよね。
背中の産毛の剃り方は肌に刺激を与えないのがポイント
背中の産毛の剃り方や、その他の処理方法をご紹介しました。
自分で剃るのはなかなか大変ですが、自分で背中を剃れるようになれば、節約にもなりますね。
背中の産毛の処理方法は、肌に刺激を与えないのがポイント。
自分で剃るなら、肌を傷つけないように気をつけましょう。