「日焼け止めは毎日塗ってるけど、なぜか焼けちゃうんだよね」
と思っていませんか?
それは日焼け止めの塗り方がまちがっているのかもしれませんよ。
正しい塗り方をすれば、日焼け止めの効果もアップします。
また塗り直し方も重要なので、くわしく解説していきますね。
絶対に焼きたくないあなたへ、ポイントをご紹介しましょう。
目次
日焼け止めの種類はどれがいいの?
日焼け止めには、いくつかの種類がありますよね。どのタイプの日焼け止めなら効果が高いのでしょうか。
汗や水に落ちにくいのはクリームタイプ
日焼け止めの効果を充分に発揮させるためには、汗や水に落ちにくいタイプの日焼け止めが良いですよね。
クリームタイプの日焼け止めなら、汗や水でも落ちにくいと言われています。
また肌にもなじみやすいので、メイクのノリも良いんですね。ただし、厚塗りすると白浮きしやすいのがデメリットなんです。
白浮きしないなら乳液タイプ
白浮きするのが気になるなら、乳液タイプの日焼け止めがおすすめです。ミルクのような滑らかな液なので、軽く塗れて肌にも浸透しやすいでしょう。
ミルクタイプとも呼ばれています。このタイプの日焼け止めは、肌への刺激が少ない「ノンケミカル」のものが多いのが特徴です。
子どもの敏感な肌にも塗れるような日焼け止めが多いので、落とすのもカンタンで肌に刺激を与えにくいと言われています。
中には水だけで落ちるタイプもあるようですよ。
ウォータープルーフはしっかり落とすことが重要
海などのレジャーの時や、汗をたくさんかく人には「ウォータープルーフ」がおすすめです。汗や水にも落ちにくいのが特徴です。
ただしウォータープルーフは肌に刺激を与えやすいですし、しっかりと落とさないとさらに肌に良くありません。
しかもウォータープルーフの日焼け止めを落とすには、オイルクレンジングなどの強力なメイク落としが必要です。
オイルクレンジングは肌を乾燥させやすいので、いちばん刺激の強いメイク落としと言えます。どのメリットを重視するのか、しっかりと考えて日焼け止めを選ぶことが大切ですね。
日焼け止めの正しい塗り方とは?
日焼け止めの種類が決まったら、効果的な正しい塗り方をマスターする必要がありますね。どんな塗り方をすれば、日焼け止めの効果がアップするのでしょうか。
まずは日焼け止めとメイクの順番からご紹介します。
日焼け止めを塗る順番は、保湿がしっかりできた後です。化粧下地を塗る前ですね。
このタイミングで日焼け止めを塗ります。そして外出の30分前までに塗っておくこともポイントです。
日焼け止めは、しっかりと肌に浸透してからじゃないと効果を発揮しないようです。そのためには30前が基本なんですね。
日焼け止めの塗り方については、こちらの動画をご覧ください。
わかりやすく塗り方を紹介しています。
①日焼け止めを顔の5ヶ所に乗せます。(両頬・鼻・あご・おでこ)
②内側から外側に向かって伸ばしていきます。
③小鼻の横や口まわりなど、細かい部分にもしっかりと塗っていきます。
④首筋からデコルテにかけても、素肌が見えている部分はしっかり塗ります。
⑤忘れがちな耳と耳の後ろ、襟あしの部分にもしっかりと伸ばしていきます。
日焼け止めは、きっと顔にはしっかり塗っていると思いますが、意外と首や耳は忘れがちではありませんか?
顔は真っ白なのに、首が黒くなると色の差が出てきます。すると顔だけ白くてお笑いみたいになっちゃいますよね。
もし首だけ日焼けしてしまった場合には、せっかくの白い顔にトーンの暗めのファンデーションを塗らないといけなくなります。
それってもったいないですよね。だからこそ首筋までしっかりと塗らないといけないんです。
つい手抜きしてしまうと後悔することになりますので、面倒がらずに正しく日焼け止めを塗りましょうね。
日焼け止めの塗り直し方はどうすればいいの?
では、日焼け止めの塗り直し方はどうすればいいのでしょうか。ポイントをいくつかご紹介します。
大切なのは、2~3時間後に日焼け止めを塗り直すということです。日焼け止め効果が持続する時間は、ほとんどの日焼け止めは2~3時間です。
なぜなら汗などで落ちてしまうと効果が半減するからですね。では、塗り直し方のパターンをいくつかご紹介しますね。
UV効果のあるパウダーファンデーションを塗る
日焼け止めの塗り直し方は、UV効果のあるパウダーファンデーションをメイクの上から塗ることです。
もちろん最初に、皮脂をしっかりとティッシュなどで押さえておくのは基本ですよ。
その上からパウダーファンデーションを塗りましょう。UV効果があるファンデーションでないとダメですけどね。
スプレータイプの日焼け止めを吹きかける
手軽に日焼け止めの塗り直しができるのは、スプレータイプの日焼け止めをメイクの上から吹きかけることです。
カンタンに日焼け止めを上塗りできますよね。
ただしムラができてしまうのはデメリットとなるでしょう。手軽さを取るか、しっかり塗ることを選ぶか、あなた次第です。
ファンデーションを落としてから日焼け止めを塗り直す
完ぺきに日焼け止めを塗り直したいなら、ファンデーションを落としてから、日焼け止め・下地・ファンデーションを塗り直す方法が良いでしょう。
ただし時間も手間もかかるので、昼休みにやるのは大変かもしれませんね。また塗り直しているところを見られたくないなら、なかなかむずかしい方法です。
でも時間が経ったメイクはヨレてきたりしますから、キレイにメイク直しをしたいなら、ここまで手間をかけることが大切ですね。
あまり屋外に出ることがないのなら、そこまで塗り直すことはないと思いますよ。
海などの紫外線の強い場所でのレジャーなら、ぜったいに塗り直すことをおすすめします。
ケースバイケースですね。
・ファンデーションの落とし方
昼休憩などの短時間でファンデーションを落とすのは、意外とむずかしいと思います。メイク落としなどで洗顔するわけにもいきませんよね。
その場合には、いくつかの方法でファンデーションを落とすことができます。
①乳液を塗ると、ある程度はファンデーションを落とすことができる
②パフに日焼け止めをつけて塗ると、ファンデーションをいくらか落とすことができる
③拭き取り化粧水でファンデーションを落とすことができる
この3つの方法でファンデーションをある程度まで落とすことができます。
そして、日焼け止めを塗り直して、下地→ファンデーション→パウダーファンデーションと塗っていきましょう。
日焼け止めの量によっても効果が変わる
日焼け止めの効果的な塗り方をご紹介しました。
でも塗り方だけではなく、日焼け止めの量も重要なポイントなんです。
日焼け止めによって適量がありますが、一般的には500円玉大と言われています。
具体的には1センチ四方で2mgが目安となります。これって、わりと厚塗りになる量なんですね。
白くならないように、しっかりと肌に浸透させることが大切です。また適切な量を塗らないと、日焼け止め効果も半減してしまいます。
絶対に焼きたくないあなたは、正しい塗り方をマスターしてくださいね。