海水浴やバーベキューは楽しかったけれど、夜になったら「肌が痛い!」ってことありませんか?
楽しかった思い出は残したいけど、日焼けの跡なんて残したくありませんよね。
きれいな肌にもどすためには、日焼け直後の3日間が勝負です。
この3日間で正しい対処法をしなければ、肌がボロボロになってしまうかもしれません。
思いっきり楽しんだ後は、日焼けのアフターケアをしっかりとしておきましょう。
水ぶくれやヒリヒリ痛いなど、それぞれの対処法をご紹介します。
目次
ひどい日焼けをすると、どんな状態になる?
ほとんどの人は、人生で一度くらいひどい日焼けを経験していますよね。病院へ行くほどでなくても、日焼けして痛かったことがあるのではないでしょうか。
そんな時は、正しい対処法をしなければいけません。どんな状態なら、どんな対処法があるのでしょうか。
水ぶくれになる
日焼け後に水ぶくれができたことはありませんか? 腕などに小さな無数の水ぶくれができて、なんか気持ち悪いと思った経験がワタシもあります。
それくらいならまだ良いのですが、やけどした時のような水ぶくれができていたら要注意です。まさにやけど状態ですから、正しいケアしてくださいね。
水ぶくれの対処法
日焼けで水ぶくれができるのは、中度のやけどと同じ状態だそうです。小さな水ぶくれでも安心せず、慎重に対処しましょう。
水ぶくれができている範囲が広い場合と、水ぶくれがひどい場合には、病院を受診することをおすすめします。
病院へ行く前にも、応急処置が必要です。水ぶくれは絶対につぶさないように気をつけながら、水シャワーをかけると良いでしょう。
心臓に負担がかからないようであれば、水風呂に入るのもおすすめ。体が冷えすぎないように注意しましょう。
一時的ではなく、わりと長時間冷やしたほうが良いので、保冷剤などを薄めのタオルでくるんで冷やしてください。低温やけどにはご注意を。
水ぶくれがつぶれてしまった場合は、細菌感染や化膿することがあります。なるべく触らないように気をつけて、病院を受診しましょう。
赤くヒリヒリして痛い
ひどい日焼けをすると、いちばん多いのは赤くヒリヒリ痛くなることではないでしょうか。
この状態から肌老化は始まります。シミはもちろん、深いシワが刻まれたり、肌のたるみなども引き起こします。
ここで正しい対処法をしておかないと、数年後の肌は最悪な状態になるかもしれません。
赤くヒリヒリ痛いのは、やはりやけどして炎症を起こしている状態です。まずは冷やすことが先決です。水シャワーや水風呂で冷やしましょう。
いち早く乾燥から防ぐためには、何か塗らないといけません。でも普段の化粧水などではなく、肌にやさしいものにしましょう。
やけどしている状態なので、薬をつけるのがベストです。軽度のやけどならオロナイン軟膏なども良いかもしれません。薬局で相談してみてください。
日焼け後の正しい対処法は3つ!
数年後に後悔しないためにも、日焼け後の対処法はとっても大事です。
基本的な正しい対処法は、3つしかありません。
冷やす
日焼けをしている状態の肌は、それが重度の日焼けであろうと、軽い日焼けであろうと肌が炎症を起こしている状態です。
まずは冷やすことがいちばん重要です。
冷やしすぎても良くありませんので、寒いと感じてきたらやめたほうが良いでしょう。もちろん冷房の利いた部屋で冷やすと寒くなりますから、冷房は弱めにして、直接肌を冷やしましょう。屋内のプールがあるなら、プールに入るのも良いでしょう。
保湿
日焼け後の肌は、水分がどんどん蒸発している状態です。ここで乾燥を食い止めなければ、肌老化はどんどん進んでしまいます。
保湿化粧水をつけても、しみたり痛くないようなら、保湿や美白ケア用の化粧品をつけるのも良いでしょう。
ただし痛みを感じるようなら、ぜったいに無理はしないこと。余計に肌に負担がかかってしまいます。
その場合にはアベンヌウォーターなどの肌刺激が弱いものや、オロナイン軟膏などの薬で保湿することをおすすめします。ワセリンもおすすめです。
水分補給
外からの保湿ができたら、今度は体の中からの保湿も大切です。水を飲んだところで、そこまで保湿にはならないのですが、日焼け後は体も乾いています。
脱水症状にならないためにも、水分補給をしておきましょう。
ミネラルウォーターやスポーツドリンクなどがおすすめです。
日焼け後の対処法にプラスアルファ
日焼け後の3つの対処法のほかに、プラスアルファでやっておきたいアフターケアをご紹介します。
睡眠をしっかりとる
日焼けは肌に負担がかかっている状態です。肌状態が悪化しているままだと角質が硬くなり、きれいな肌に戻りにくくなります。
肌のターンオーバーを活発にして、新しい肌に生まれ変わらせなければいけません。
そのためには睡眠が重要です。
日焼けすると体力も消耗していますので、ゆっくりと眠りましょう。とくに日焼け後3日間は、寝不足にならないように気をつけてくださいね。
栄養をしっかりとる
日焼け後の対処法は、栄養をとることも重要です。
肌状態を良くする栄養はいろいろありますが、日焼け後にとりたい栄養があります。
それはビタミンC、リコピン、タンパク質、ビタミンA、亜鉛です。
ビタミンCは美白効果があり、タンパク質と摂ることでコラーゲンを生成しやすくします。
ビタミンAは皮膚の状態を良くする効果がありますし、リコピンは抗酸化作用が高いです。
日焼けすると活性酸素が増えますので、抗酸化作用のある食べ物が良いのです。
日焼け後にNGなことって?
日焼け後についしてしまいがちな、NGなこととは何でしょうか。注意しないと、肌状態が悪化してしまいますよ。
お酒を飲む
夏休みで海などのレジャーを楽しんだ後は、やっぱりお酒が飲みたくなりますよね。
でも日焼けした後には、お酒は良くありません。
ひどい日焼けをしている時は、肌が炎症を起こしている状態です。
そこでお酒を飲むと血管が拡張しますので、炎症が悪化してしまうおそれがあるんです。これ以上悪化させたくなければ、ひかえたほうが良いかもしれませんね。
肌がしみるのにスキンケア
日焼けを早く治したいからといって、日焼け後すぐにいつも通りのスキンケアをするのはおすすめできません。
肌にしみたり、違和感がないのならOKですよ。でも痛みが出たりするのなら、肌状態が落ちつくまでひかえましょう。
たしかに日焼け後はなるべく早く美白ケアをするのが効果的です。保湿ケアも大切ですが、日焼け後はケアというより治療が必要な状態です。
もしどうしても何かケアしたいのなら、美白や保湿効果のあるスキンケアサプリを飲んでみてはいかがでしょうか?
日焼け後の日焼け
夏休みなど連休で海などのレジャーに行くと、どうしてもやりがちなのが「日焼け後の日焼け」です。
すでに肌状態が悪いのに、さらなる日焼けで肌を悪化させてしまうのです。これは絶対に避けなければいけません。
いつも以上に日焼け対策が必要ですが、日焼け止めは肌に刺激を与えます。天然成分など自然派の日焼け止めか、飲む日焼け止めにするのもおすすめです。
またサングラスや日傘など、肌に負担のかからない日焼け対策も良いですね。
日焼け後の対処法は慎重かつ確実に
日焼け後の対処法をご紹介しました。
どんな状態ならどんな対処法が良いのか、それぞれちがいます。
日焼け後は肌を守るために慎重な対処法が大切です。
しかし確実に対処することも大切なのです。
数年後の肌をきれいに保つためにも、しっかりと対処していきましょう。