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敏感肌でもOKの脱毛サロン・クリニックの選び方|肌が弱い人が脱毛するメリット

敏感肌や肌が弱い人でも脱毛できるサロン・クリニックの選び方

敏感肌やアトピー肌など、肌が弱い人は「脱毛できない」と思っている人も多いのではないでしょうか?

でも、肌が弱い人にこそ、脱毛がオススメなのです。

こと葉
こと葉
脱毛は肌に刺激を与えるから、ちょっと怖い気がするわ

敏感肌の人は、肌にやさしい脱毛方法を選べば、脱毛するほうがメリットが多いのです。

そこで今回は、「肌が弱い人が脱毛するメリット」「敏感肌でもOKの脱毛サロン・クリニックの選び方」をご紹介します。

ムダ毛の悩みから解放されれば、肌にダメージを与える自己処理からも解放されますよ。

肌が弱い人が脱毛するメリットとは?

肌が弱い人は、「脱毛できない」とあきらめている人が多いかもしれませんが、じつは脱毛するメリットが多いのです。

その理由をご紹介しましょう。

そもそも敏感肌の人は、自己処理NG!

そもそも敏感肌の人は、ムダ毛を自己処理するのはNGなのです。

とくにアトピーなどで、症状がひどい人は、ムダ毛処理すること自体をあきらめているかもしれません。

では、どのような理由で自己処理をしてはいけないのでしょうか?

◆カミソリは肌を傷める

敏感肌の人は、カミソリでムダ毛を剃るのはNGです。

カミソリは肌の表面も一緒にそぎ落してしまうので、肌を傷めてしまいます。

肌の表面には、肌を外部刺激から守る角質がありますが、それを取りすぎて、ひどい時は出血してしまう場合もあることでしょう。

そのため、肌が弱い人はカミソリでの自己処理はNGなのです。

◆毛抜きはダメージが大きい

敏感肌の人は、毛抜きでムダ毛を抜くのはNGです。敏感肌以外の人でもNGなのですが、おもなトラブルとして「埋没毛」ができる可能性が高いです。

埋没毛とは、皮膚の下に毛が埋まってしまう状態で、無理にほじくると肌が傷つきます。

また、無理やり毛を引き抜く行為なので、毛根の皮膚も一緒に剥がして破壊してしまうのでやめましょう。

◆除毛クリームは肌に刺激を与える

敏感肌の人は、カミソリなどの使用がNGなので、除毛クリームで自己処理している人も多いかもしれません。

でも、じつはNGなのです。

除毛クリームは、ムダ毛を溶かして取りのぞく処理方法なので、肌に刺激を与えてしまいます。

また、脱毛クリームは皮膚も一緒に剥がしてしまうので、絶対にNGですよ。

◆家庭用脱毛器で肌トラブルが起きても自己責任になることが多い

さまざまな自己処理は、かえって肌を傷めてしまうので、家庭用脱毛器を検討している人もいるかもしれません。

でも敏感肌の人が、家庭用脱毛器で脱毛するのはオススメできません。

その理由は、もし肌トラブルが起きた場合に自己責任になるからです。

脱毛サロン・クリニックで脱毛すると、提携している医療機関などで対応してもらえることが多いですが、家庭用脱毛器では自分でどうにかするしかありません。

家庭用脱毛器は、サロンやクリニックと同じような脱毛効果があり、しかも照射出力が弱いので、肌への刺激は少なめです。

でも、照射出力の調整がうまくいかないと、肌トラブルが起きる可能性が高いので、できれば使わないほうが良いでしょう。

自己処理が不要になる・頻度が少なくなることで肌を守る

敏感肌の人が脱毛するメリットは、自己処理が不要になる、もしくは自己処理の頻度が少なくなることです。

どんな方法であっても、敏感肌の人に自己処理はオススメできません。

そのため、脱毛によって自己処理が減ることは、肌を守ることにつながるのです。

肌にやさしい脱毛方法はどれ?

自己処理よりも脱毛のほうがオススメといっても、脱毛も肌に刺激を与えることには変わりありません。

では、どのような脱毛方法なら、肌にやさしいのでしょうか?

SSC脱毛

SSC脱毛とは光脱毛の一種で、「抑毛ジェル」という特殊なジェルを塗って脱毛する施術方法です。

この抑毛ジェルには、毛の成長を抑制する効果のほかにも、肌を鎮静させる効果があるそうです。

そのため美肌効果も期待できると言われていて、肌にやさしい脱毛方法だと言えます。

光脱毛は多少痛みがありますが、SSC脱毛のほうが一般的な光脱毛よりも痛みがマイルドであることが多いです。

ハイパースキン脱毛

一般的な光脱毛やレーザー脱毛は、毛根を高温で破壊する脱毛方法ですが、ハイパースキン脱毛とは、毛根よりも浅い場所にある「毛包」に、36℃程度の熱を与える脱毛方法です。

そのため肌への刺激が少なく、痛みも少ないので、敏感肌の人でも脱毛可能と言えるでしょう。

また、毛根ではなく毛包に作用するので、毛周期に関係なく2~3週間に1度のペースで脱毛できるのもメリットです。

SHR脱毛

SHR脱毛も光脱毛の一種で、痛みが少なく、肌への刺激も少ない脱毛方法です。

通常の光脱毛やレーザー脱毛は、黒い毛の「メラニン」に作用して脱毛するため、毛がない状態では脱毛効果が得られません。

でもSHR脱毛なら、毛周期で毛が抜けた後の状態でも脱毛効果を発揮してくれるのがメリットです。

新しい脱毛方法なので、機器を導入しているサロンは少ないかもしれません。

メディオスター

メディオスターとは、レーザー脱毛の一種で、ダイオードレーザーを使った脱毛方法です。

一般的なレーザー脱毛よりも刺激が弱く、痛みもほとんどないのがメリットです。

そのため敏感肌の人でも施術できる可能性が高いです。

ただし、これも導入しているクリニックが少なく、症例もまだ少ないのが現状です。

メディオスターは、毛根ではなく「バルジ領域」という場所にダメージを与えて、毛の成長を妨げることから「バルジ式」と呼ばれる場合もあります。

敏感肌でもOKの脱毛サロン・クリニックの選び方

自己処理がNGの敏感肌の人は、脱毛サロン・クリニックの選び方が重要になってきます。

では、どのような脱毛サロン・クリニックなら、敏感肌でもOKなのでしょうか?

肌に刺激が少ない脱毛方法を選ぶ

敏感肌でもOKの脱毛サロン・クリニックの選び方は、肌に刺激が少ない脱毛方法を実施しているサロン・クリニックを選ぶことです。

肌にやさしい脱毛方法は、前項でご紹介した4つがオススメです。

最新の脱毛方法も含まれているので、実施しているサロン・クリニックは少ないかもしれませんが、他の方法で脱毛するのはオススメできません。

また、肌にやさしい脱毛方法は、脱毛効果が低いことが考えられるので、通う期間が長くなり、費用面では多少高くなってしまうかもしれません。

でも、この先ずっと肌を傷つける自己処理を続けることを考えると、かなりのメリットがあると言えるでしょう。

医療機関と提携している脱毛サロンを選ぶ

敏感肌でもOKの脱毛サロン・クリニックの選び方は、医療機関と提携している脱毛サロンを選ぶことです。

脱毛サロンは医療機関ではないので、肌トラブルが起きた場合に対応できないことがあります。

でも皮膚科などの医療機関と提携している脱毛サロンなら、肌トラブルに対応できる可能性が高いでしょう。

脱毛クリニックは皮膚科なので、肌トラブルに対応しやすい

敏感肌でもOKの脱毛サロン・クリニックの選び方は、脱毛サロンではなく、脱毛クリニックを選ぶことです。

脱毛クリニックのほとんどは皮膚科なので、肌トラブルに対応しやすいと考えられます。

実際に施術するのは看護師の場合が多いですが、医師が常駐していることが多いので、適切な対処を素早くしてくれる可能性が高いです。

ただし、脱毛サロンの光脱毛より、脱毛クリニックのレーザー脱毛のほうが刺激が強いので、肌にダメージが大きくなるかもしれません。

とはいえ、照射出力は調節できるので、技術が高いクリニックを選ぶことをオススメします。口コミなどをチェックしてみると良いでしょう。

敏感肌の人が脱毛するなら注意すべきこと

敏感肌の人に脱毛がオススメの理由や、肌にやさしい脱毛サロン・クリニックの選び方をご紹介しました。

では、敏感肌の人が脱毛するなら、どんなことに注意すれば良いのでしょうか?

脱毛前は肌状態を整える

敏感肌の人が脱毛するなら、注意すべきことは「脱毛前の肌状態」です。

脱毛する日に備えて、肌状態を整えておく必要があります。

肌状態によっては、脱毛できないことも考えられるので、できる限り肌状態を良くしておきましょう。

◆睡眠を充分とってターンオーバーを活発に

肌状態は、睡眠によって左右されます。

肌状態を良くするには、ターンオーバーを活発にすることが大切ですが、このターンオーバーは寝ている間に分泌される「成長ホルモン」のはたらきによるものです。

成長ホルモンの分泌をうながすことで、ターンオーバーが活発になり、肌が良好な状態になります。

そのため、睡眠を充分にとって、成長ホルモンの分泌をうながすことが大切です。

◆保湿ケアでバリア機能を高める

脱毛前には、保湿ケアをしっかりして、バリア機能を高めておくことが大切です。

敏感肌の人は肌が乾燥しやすく、肌が乾燥すると、外部刺激から肌を守る「バリア機能」が低下してしまいます。

すると肌状態が悪化してしまうことも多いので、保湿ケアで肌を良い状態にしておきましょう。

◆栄養バランスの良い食事で肌トラブルを改善

肌状態は、栄養バランスの良い食事をすることで改善できます。

食生活が乱れると、ニキビや肌荒れになることが多いですが、肌を守るためには、栄養バランスの良い食事が必要です。

肌に必要な栄養をたっぷり摂って、肌の免疫力を高めておくことで、脱毛の刺激に耐えることができます。

◆ストレスを緩和して肌状態を良くする

肌状態は、ストレスによって悪化することも多いですよね。

ストレスがたまるとニキビや肌荒れすることが多く、とくにアトピーの人は、ストレスによって症状が悪化すると言われています。

そのため、脱毛前にはストレスや疲れを回復させるためにも、しっかりと休息をとっておくようにしましょう。

脱毛後は保湿などのアフターケアが重要

敏感肌の人が脱毛するなら、注意すべきことは「脱毛後の保湿ケア」です。

脱毛サロンの光脱毛や、脱毛クリニックの医療レーザー脱毛は、肌が乾燥しやすい施術です。

そのため、脱毛後のアフターケアでは、保湿をしっかりとすることが大切なのです。

これを怠ると肌が乾燥して、さらに敏感な状態になり、肌トラブルが悪化する恐れがあります。

とくに敏感肌の人は、脱毛後のアフターケアには注意しましょう。

アトピーの人は医師に相談してから決める

肌状態に不安がある人や、通院している人は、必ず医師に相談してから脱毛するかどうかを決めましょう。

とくにアトピー肌の人は、医師の許可がないと、脱毛サロンやクリニックで施術してもらえない場合があります。

脱毛によって、取り返しのつかない肌トラブルが起きるのを防ぐためにも、必ず医師に相談するようにしましょう。

◆薬を塗っていると脱毛できない

脱毛サロンやクリニックでは、薬を塗っている状態では脱毛できないことが多いです。

アトピー肌の人は、治療のために何らかの塗り薬を塗っていることが多いと思いますが、脱毛前には塗らないようにする必要があります。

何日前から塗らないべきなのかは、脱毛サロンやクリニックで確認してみると良いでしょう。

どんな薬なのか医師に確認しておくと、説明しやすいと思います。

肌状態が悪い日は脱毛しない

敏感肌の人や、アトピー肌の人が脱毛するなら、肌状態が悪い日には脱毛できない可能性があることを覚えておきましょう。

  • 肌に傷がある
  • 膿んでじゅくじゅくしている
  • 出血している
  • 洗顔だけでも赤みや刺激が出る

 
このような肌状態の日は、脱毛できないことが多いので、脱毛前にできるだけ肌状態を整えておくことが大切なのです。

無理やり脱毛すると、それこそ取り返しのつかない肌トラブルが起きることもあるので、焦らずゆっくりと脱毛を進めていくようにしましょう。

敏感肌向け脱毛サロン・クリニックの選び方で肌を守る!

敏感肌でも脱毛できるサロン・クリニックの選び方と、肌が弱い人が脱毛するメリットや注意点をご紹介しました。

肌が弱いからこそ、脱毛することで肌を守ることができます。

良いサロンやクリニックを選べば、ムダ毛だけでなく、肌トラブルの悩みからも解放されるかもしれませんよ。

こと葉
こと葉
こみちの一言コラム

敏感肌の人でもOKの「肌にやさしい脱毛方法」を選びましょう。

肌トラブルに対応できる脱毛サロン・クリニックを選ぶことが大切ですよ。