あなたは恋愛でいちばん大切なことは何だと思いますか?
恋愛の延長線上に結婚があるのだとしたら、この大切なことは結婚にもつながります。
生涯を共に過ごせる人を選ぶとき、あなたは何を重視するでしょうか?
目に見える年収や年齢、仕事などの条件を重視しがちですが、本当に大切なのはやはり目に見えないものです。
それに気づくためのヒントになれば幸いです。
目次
恋愛とは、そもそもどんなもの?
あなたの恋愛がはじまる時って、どんな感じですか?
一目惚れの時もあるかもしれませんし、友達だと思っていたのに異性を意識するようになるかもしれません。
一目惚れは外見に惹かれている場合もありますが、直感的な何かを感じている場合もありますよね。
恋愛がはじまる時って、心に何かを感じているはずです。
無意識に「この人に触れたい」という感情かもしれませんし、近づきたい・そばにいたいという感情のはずです。
それは頭で考えて生まれる感情ではありません。
恋愛がはじまる瞬間って、そんな何か不思議な力がはたらいていると思うんです。
まさにロマンスですよね。すてきな瞬間です。
大切なものは、いつも目に見えない
恋愛でいちばん大切なものは、目に見えないところにあります。
理想の恋人と恋愛することが最高の幸せだと人は感じがちです。
でも理想の恋人って、どんな人でしょうか?
恋愛は不思議なもので、理想の恋人と付き合っても、うまくいくとは限らないのです。
なぜならその理想の人は、幻想だからです。
自分の頭がつくりあげた幻想でしかなく、本当のあなたの運命の相手ではないことが多いです。
では運命の人とは、どんな人なのでしょうか?
運命の人は、ビビっとはこないけど心地よい
運命の人に出会った時に「ビビっときた」とか言いますが、意外とそうでもありません。
何かを感じるのは確かですが、それはパッション(情熱)ではなく、静かな安心感のようなものが多いです。
「この人といると落ち着く」「この人がいると安心する」という感情こそが、運命の相手なのです。
それが生涯を共に生きるパートナーである可能性が高いです。
今は友達かもしれませんし、ちょっとした知り合いかもしれません。
あるいは、まだ出会っていないかもしれません。
いずれにしても、運命の相手に出会った瞬間って、それほど衝撃的なものではありません。
どちらかというと、穏やかで心地よい感覚のほうが多いでしょう。
真実の愛こそ、醜いものであることも多い
あなたは真実の愛は、美しいものだと思っていませんか?
じつは真実の愛こそ、醜いものであることも多いんです。
なぜなら恋愛にはジェラシーが付き物だからです。
相手を信じることが真実の愛だと言いますよね。確かに相手を信じられることが、真実の愛です。
でも、いつもいつも冷静ではいられません。人間ですから。
普段は全面的に信頼していても、何かの瞬間に嫉妬することもあるかもしれません。
長年一緒にいると、あまりそういう感情は湧いて来なくなるものです。
でも、相手がいないと生きていけないという感情は残っていたりします。
それは激しい愛情ではなく、静かに、そして常にそこにある感情です。
だから普段は気づかないのかもしれません。
愛する人を失うかもしれないと思ったら、人はそんな美しくはいられません。
醜い感情をさらけ出すこともあるでしょう。それでも手放さない愛は、決して楽な恋愛ではありません。
手放したほうが楽かもしれませんが、手放すことができないんです。
そんな微妙な感情が真実の愛にはかくれています。
永遠の愛はない。憎しみも愛情も、いつかは消える
わたしたちの命に限りがあるように、愛も永遠ではありません。
永遠の愛という保証があれば楽ですが、そこにはロマンスを感じません。
永遠ではないからこそ美しいのです。
醜いからこそ人間らしいのです。
愛と同じように、憎しみもまた永遠ではありません。
愛と憎しみは似ています。
相手のことを強く思っているからです。
愛しているからこそ、憎しみが生まれるのです。恨みは、愛情にはつながりません。
愛はいつかは消えると知っているから、いとおしいのです。
消えない愛があるとすれば、それは親しみや人間愛です。恋愛とは少し違う感情ですね。
でも本当はそれこそが、本当の愛情なのかもしれません。
男女を超越したところにある愛こそ、本物の愛情なのではないでしょうか。
恋愛でいちばん大切なことは、考えるより先に感じてしまう
恋愛でいちばん大切なことをご紹介しました。
恋愛でいちばん大切なことは、頭で考えてもわかりません。
考えるよりも先に感じてしまうのが、愛なんです。
頭で考えて出した答えは、本当に正しいでしょうか。
あなたの心に、もう一度聞いてみてください。
それは本当にあなたが望むものですか?
恋愛でいちばん大切なことが知りたければ、頭で考えるより、心で感じましょう。
それがきっと、あなたの本音です。自分の本音と向き合う勇気と覚悟を持ちましょう。