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妊娠線を消す方法|産後の悩みは保湿の継続がポイント

妊娠、出産を経て、これから一番大変な育児が待っています。
愛する我が子を育てるのは嬉しいけれど、その証しとなる妊娠線はできればキレイに消したいですよね。

そんな産後ママの悩みを解決できればと思います。

妊娠線って、もう消せないの?
と諦めているあなたへ、ケア方法をご紹介していきますね。

妊娠線って、どうしてできるの?

産後の悩みである妊娠線は、誰でもできるわけではありません。
妊娠線ができる原因を見ていきましょう。今さらと言わず、原因がわかれば解決方法もわかるはずです。

高齢出産・第2子以降は、妊娠線ができやすい

妊娠線ができる原因は、肌の弾力やハリ、潤いが失われているからです。
初産の時はできなかったのに、2人目の時に妊娠線ができてしまったという人もいます。

その理由は、加齢による肌の乾燥が原因です。
年齢とともに肌の弾力が失われ、水分量も少なくなるために肌の伸縮性がなくなってしまうんです。

そのため細胞が断裂しやすい状態なのですね。
1人目の時はまだ若く、肌にもハリがあったので妊娠線ができなかったと考えられます。

冷え性・乾燥肌の女性は妊娠線ができやすい

妊娠線ができる原因は、冷え性や乾燥肌のせいかもしれません。
冷え性ということは、血行が悪いということ。それは肌のターンオーバーも衰えていることを意味します。

また乾燥肌の女性は、肌のハリやうるおいがないため、肌細胞が断裂しやすいと考えられます。
肌がある程度伸びても対応できるためには、肌細胞がうるおっている状態でないといけません。
だから保湿ケアが必要なのです。

双子以上だと妊娠線ができやすい

妊娠線ができる原因は、双子以上の多胎妊娠をしている場合です。
一人より双子なら、それだけお腹が大きくなりますよね。

ということは、皮膚もそれだけ引っ張られているということです。
皮膚が引っ張られても潤いがあれば伸縮しますが、乾燥しているとすぐに破けてしまいます。
これが妊娠線なんですね。

妊娠線を消す方法

妊娠線を消す方法って、本当にあるんでしょうか。
できる限り薄くする方法をご紹介します。

完全に消すことはできないかもしれませんが、ケアを続けることで限りなく薄くなる場合もあります。

妊娠線の予防をしっかりしておく

最初に言っておくと、予防を頑張っても妊娠線ができることはあります。
「それじゃ、やる意味がない」なんて言わないでください。

予防ケアをするかどうかで、妊娠線の深さが違う場合もあるからです。
妊娠線は、深いシワであるほど消えにくくなります。

できるだけ薄い妊娠線にするために、予防ケアをしておくと良いでしょう。

専用クリームで保湿ケアをひたすら継続する

妊娠線を消す方法は、クリームなどでひたすら保湿ケアを続けることです。
できれば妊娠線を消す専用のクリームを使ったほうが良いでしょう。

妊娠線に効果が期待できる成分が配合されているからです。
完全に消すことはできませんが、根気良く続けることで段々うすくなっていくことでしょう。

また馬油も効果的です。
馬油(バーユ)とは、馬のたてがみなどから採取した油です。

馬油はもともと「皮膚の外用薬」として、中国から日本に渡ってきました。
そのため皮膚への修復力にすぐれています。

さらに万能オイルと呼ばれている「ココナッツオイル」や「ホホバオイル」も効果的です。

手術・治療・ダーマローラーをする

妊娠線を消す方法は、最終手段として手術や治療があります。
手術の場合には、皮膚を縫い合わせることで妊娠線を目立たなくするという方法です。
しかし完全に消えるわけではありません。

またレーザー治療で傷跡を薄くすることも可能だと言われています。
しかし、これも完全に妊娠線を消すことはできません。

さらにダーマローラーという施術を美容皮膚科で受けることもできます。
どこでもやっているわけではありませんが、わりと新しい施術です。

ダーマローラーとは細かい針がついたローラーを肌の上で転がすことで、肌にキズをつけます。
これだけ聞くと「大丈夫なの?」と思うでしょう。

ダーマローラーの効果は、肌を強制的に傷つけて、肌のターンオーバーをうながすという戦法です。
針がついているわけですから、痛みも多少はあるようです。場合によっては麻酔をすることもあるそうです。

あきらめないで、保湿ケアを続けてみよう

妊娠線ができる原因と、妊娠線を消す方法をご紹介しました。
妊娠線のケアは、できるだけ早く始めたほうが効果的だと言われています。
しかし即効性があるわけではなく、しかも完全に消えることはないと考えられています。

だからと言って諦めるのではなく、根気よく気長に保湿ケアを続けることで、限りなく薄くなる可能性はあります。
子どもとの水遊びのときにビキニが着られるように、今からしっかりとケアしておきたいですね。