「バストアップに効くツボがあるらしい」

そんな話を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

美容サイトやSNSでは、胸の近くにあるツボを押すことでバストアップが期待できると紹介されることがあります。

でも、本当にツボを押すだけで胸は大きくなるのでしょうか。

結論からお伝えすると、現在のところツボ押しだけで胸が大きくなることを示した十分な研究は確認されていません。

そのため、「ツボを押せば胸が大きくなる」と断言することはできません。

一方で、東洋医学では古くからツボを活用したセルフケアが行われており、美容やリラックスを目的として取り入れられることがあります。

この記事では、バストアップのツボとして紹介されることが多いツボの場所や押し方とともに、期待できることや注意点についてわかりやすく解説します。

バストアップのツボとは?

まず知っておきたいのは、「バストアップ専用のツボ」が存在するわけではないということです。

一般的にバストアップのツボと呼ばれているものは、胸やデコルテ周辺にあるツボの中でも、美容やセルフケアの目的で紹介されることが多いツボを指します。

東洋医学では、体には多くのツボがあり、それぞれが体の働きと関係していると考えられています。

そのため胸まわりにあるツボも、美容や健康を意識する人たちの間で活用されてきました。

ただし、東洋医学の考え方と現代医学の研究結果は必ずしも同じではありません。

そのため、「胸を大きくする方法」として期待しすぎるのではなく、胸まわりのセルフケアとして考えることが大切です。

バストアップのツボは本当に効果があるの?

多くの人が一番気になるのはここでしょう。

結論としては、ツボ押しだけで胸が大きくなることを証明した十分な研究は確認されていません。

バストの大きさは、

・遺伝
・体脂肪量
・年齢
・体格
・ホルモンバランス

など、さまざまな要因によって決まります。

そのため、特定のツボを押しただけで胸が大きくなるとは言い切れないのです。

では、なぜバストアップのツボがこれほど紹介されているのでしょうか。

理由のひとつは、東洋医学では胸まわりのツボを刺激することで体のバランスを整えるという考え方があるためです。

また、ツボ押しを習慣にすることで胸まわりを意識するようになり、セルフケアへの関心が高まることもあります。

つまり、ツボ押しは「胸を大きくする魔法の方法」ではなく、「胸まわりをケアする習慣のひとつ」と考えるのが自然でしょう。

バストアップのツボとして紹介される代表的なツボ

天溪(てんけい)


画像:PURE La BALI

天溪は、バストアップのツボとして最も有名なツボのひとつです。

場所

バストトップから真横に伸ばした線と脇の下付近が交わるあたりにあります。

胸の外側にある少しくぼんだ部分です。

東洋医学ではどのようなツボ?

天溪は胸の近くに位置するツボで、東洋医学では胸まわりと関係するツボとして知られています。

美容サロンやエステでは、バストケアのマッサージとあわせて紹介されることも少なくありません。

そのため、「バストアップのツボ」として広く知られるようになりました。

ただし、天溪を刺激することで胸が大きくなることを示した十分な研究は確認されていません。

押し方

親指を使ってゆっくり押します。

5秒ほどかけて圧をかけ、ゆっくり離しましょう。

左右それぞれ5回程度行います。

壇中(だんちゅう)


画像:PURE La BALI

壇中は胸の中央にある有名なツボです。

場所

左右の胸の中央部分です。

谷間の真ん中あたりにあります。

東洋医学ではどのようなツボ?

壇中は東洋医学で重要なツボのひとつとされています。

胸の中央に位置しているため、美容やリラックスを目的としたセルフケアで紹介されることがあります。

胸まわりを意識するきっかけとして取り入れている人も少なくありません。

押し方

中指または親指でゆっくり押します。

呼吸を止めず、息を吐きながら5秒ほど押しましょう。

乳根(にゅうこん)

場所

乳頭から指2〜3本ほど下にあります。

胸の下側に位置するツボです。

東洋医学ではどのようなツボ?

乳根は名前に「乳」という文字が入ることから、バストケアの記事で紹介されることが多いツボです。

胸の近くに位置するため、美容分野で取り上げられることがあります。

押し方

指の腹でやさしく押します。

痛みを感じるほど強く押す必要はありません。

膺窓(ようそう)

場所

鎖骨の下から少し下がった胸の上部にあります。

東洋医学ではどのようなツボ?

膺窓は胸やデコルテ周辺にあるツボとして知られています。

美容やセルフケアを意識する人の間で紹介されることがあるツボです。

押し方

指先でゆっくり押し、5秒ほどキープしてから離します。

ツボ押しをするときのポイント

強く押しすぎない

ツボ押しは強ければ強いほど良いわけではありません。

痛みを我慢して押す必要はなく、「気持ちいい」と感じる程度で十分です。

呼吸を意識する

押すときに息を吐き、離すときに息を吸うようにするとリラックスしやすくなります。

お風呂上がりに行う

体が温まっているお風呂上がりは、リラックスしながら続けやすいタイミングです。

ツボ押しをするときの注意点

次のような場合はツボ押しを控えましょう。

・発熱しているとき
・体調が悪いとき
・飲酒後
・食後すぐ
・胸に痛みや炎症があるとき

また、強い痛みが出る場合は無理に続けないようにしてください。

気になる症状がある場合は医療機関へ相談しましょう。

よくある質問

ツボ押しだけで胸は大きくなりますか?

現在のところ、ツボ押しだけで胸が大きくなることを示した十分な研究は確認されていません。

毎日やっても大丈夫ですか?

強く押しすぎなければ問題ありません。

無理のない範囲で続けましょう。

痛いほど効果がありますか?

痛みが強いほど効果が高いわけではありません。

気持ち良いと感じる程度がおすすめです。

まとめ

バストアップのツボとして紹介されることが多いのは、

・天溪
・壇中
・乳根
・膺窓

などです。

ただし、ツボ押しだけで胸が大きくなることを証明した十分な研究は確認されていません。

そのため、「胸を大きくする方法」として考えるよりも、胸まわりを意識するセルフケアやリラックス習慣として取り入れるのがおすすめです。

毎日数分でも続けることで、自分の体と向き合う時間を作るきっかけになるでしょう。