ナイトブラとノンワイヤーブラは兼用できる?
ナイトブラとノンワイヤーブラって、とっても良く似ていますよね。
ワイヤーブラよりもリラックス感があるし、「ナイトブラに代用できるのでは?」と思っている人も多いはず。
そこで今回は、ナイトブラとノンワイヤーブラの違いについてご紹介します。
ノンワイヤーブラは、ナイトブラに代用できるのか? という気になる疑問にお答えします。
目次
ナイトブラとノンワイヤーブラの違いとは?
では、ナイトブラとノンワイヤーブラには、どのような違いがあるのでしょうか?
ナイトブラもノンワイヤーブラの一種
ナイトブラはワイヤーが入っていないものが多いので、じつはノンワイヤーブラの一種です。
「だったら、やっぱりノンワイヤーブラは、ナイトブラに代用できるのでは?」と思うことでしょう。
これについては、後ほど詳しくご紹介します。
ナイトブラは、ホックがついていないブラが多い
ナイトブラとノンワイヤーブラの違いは、ホックがついているかどうかです。
ナイトブラは、着けたまま寝るので、ホックなどの金具が当たると痛いし、不快ですよね。
そのため、ナイトブラにはホックがついていないことが多いです。
ナイトブラはストラップの幅が広く、調節できないブラが多い
ナイトブラとノンワイヤーブラの違いは、ストラップの幅が異なることが多いです。
ノンワイヤーブラは、服からストラップが見えないように、比較的細く作られています。
でもナイトブラは、ストラップが見える心配をする必要はないので、太めの幅に作られています。
ストラップが太いほうが、肩にストラップが食い込んで、痛くなるのを防げますよね。
また、寝ている間にストラップがゆるむと困るので、ストラップに伸縮性があり、調節できないナイトブラが多いです。
ナイトブラはアンダーの幅が広く、脂肪をホールドしてくれる
ナイトブラとノンワイヤーブラの違いは、アンダーの幅が異なることが多いです。
昼用のノンワイヤーブラは、物にもよりますが、アンダー部分が普通のブラのように細いものが多いです。
でもナイトブラは、寝ているときに流れてしまう脂肪をしっかりとホールドする機能性が高いので、アンダーの幅が広く作られていることが多いです。
背中の脂肪までしっかりとホールドしてくれるナイトブラも多く、寝ている間にバストの形が崩れるのを防いでくれます。
ワイヤーブラを寝るときにつけるデメリット
ナイトブラとノンワイヤーブラの違いは、だいたいわかりましたが、寝ている間のバストを支えることが大切なら、ワイヤーブラではダメなのでしょうか?
ワイヤーブラを寝るときにつけることは、デメリットしかありません。
ワイヤーブラの締めつけが強く、血行を妨げてしまう恐れがあります。
また、ワイヤーが体に当たって、寝ているときの不快感がスゴイですよね。
安眠の妨げにもなるので、寝るときにワイヤーブラを着けるのは絶対にオススメできません。
ノンワイヤーブラはナイトブラに代用できるの?
では、ノンワイヤーブラは、ナイトブラに代用できるのでしょうか?
結論からいうと、ノンワイヤーブラは、ナイトブラに代用できません。ではこれから、その理由をご紹介していきます。
昼用のノンワイヤーブラは寝る姿勢に対応できない
ノンワイヤーブラがナイトブラに代用できない理由は、寝る姿勢に対応できないからです。
バストは、寝ているときに最も形が崩れやすいと言われています。胸が四方八方に流れて移動して、垂れやすくなる原因にもなります。
昼用のノンワイヤーブラは、以下のような寝るときの姿勢に対応できないのです。
- 仰向け
- うつ伏せ
- 横向き寝
昼用のノンワイヤーブラは、立っている姿勢に対応した機能性はあります。それは、胸が下がらないように、持ち上げてくれる機能です。
でも寝ている間は、上記のように様々な姿勢をとります。このようなオールマイティに対応できるのは、ナイトブラだけなのです。
スポーツブラも締めつけが強すぎるのでNG
ナイトブラと良く似た形状のブラに、スポーツブラがあります。
似ているので、ナイトブラに代用できそうですが、じつはNGです。
スポーツブラは、激しい運動をしても胸が揺れないような構造になっているため、締めつけが強すぎるのです。
昼間でも、スポーツブラを長時間つけっぱなしにするのは、オススメできません。
血行が悪くなって、胸の成長に悪影響を及ぼす恐れがあります。
でも、運動によるクーパー靭帯の損傷からは守ってくれるので、スポーツ時には絶対着用することをオススメします。
昼夜兼用ブラは、機能性が最高ではない
ナイトブラと昼用ブラを分けるのは、けっこう大変ですよね。そこで、昼夜兼用のブラも多く販売されています。
ただし、機能性が最高とは言えません。その理由は、昼と夜のブラに求められる機能が違うからです。
求める機能が違うのに、昼も夜も、両方の機能が最高のブラは、なかなか作れませんよね。
そのため、昼用の機能も、夜用の機能も、そこそこ良いという感じになってしまいます。
ナイトブラは、昼用ブラとして使ってもOKなの?
ここまでの説明を見ると、もう1つの疑問がわき上がりますよね。
そうです。ナイトブラを昼用ブラとして使っても大丈夫なのか、ということです。
じつは、これもNGなのです。ナイトブラは夜だけに使うことをオススメします。
ナイトブラは、寝ているときの姿勢に対応していますが、立った姿勢への機能性はそこまで高くありません。
そのため、ナイトブラは寝るときだけに使うようにしましょう。
それに、ナイトブラを昼用ブラと兼用にすると、清潔感が損なわれます。
寝る前にお風呂に入るので、ナイトブラは清潔な体につけています。でも、寝ている間にコップ一杯の汗をかいています。
そのまま昼用ブラとして使用すると、汗臭くなってしまうこともあります。その逆もまた、同じことです。
昼と夜でブラを着けかえるなら、ナイトブラを買ってしまったほうが良いですよね。
ナイトブラに代用できるブラはないの?
ここまで様々なブラについて説明し、ナイトブラには代用できないとご紹介しました。
では何か、ナイトブラに代用できるブラはないのでしょうか?
まだ説明していないブラに「ブラトップ」がありますよね。ブラトップの特徴は、どのようなものでしょうか?
ブラトップは、ホックがついていなくて、ストラップがずり落ちにくくて、ノンワイヤーで締めつけもないですよね。
ここまでの特徴は、ナイトブラと機能性が似ているように感じます。でも、ブラトップもナイトブラに代用はできません。
ナイトブラに1番必要な「ホールド力」がないので、致命的といえるでしょう。
寝るときは、楽なだけではダメなのですね。
いっそノーブラで寝たらダメなの?
寝ているときは、あまり締めつけられるのはイヤですよね。だったら、ノーブラで寝るのはダメなのでしょうか?
先ほども少し説明したように、寝ているときにバストの形が1番崩れるので、寝るときにノーブラなのはオススメできません。
でも、ノーブラが必ずしもダメというわけではないそうです。
ノーブラは締めつけゼロですから、血行の妨げになるものがないので、バストの成長には良いこともあります。
ただし、それは30代前半くらいまでの話です。加齢とともに胸が垂れやすく、形が崩れやすくなりますので、やはりナイトブラを着けることをオススメします。
また、運動時もノーブラは絶対にNGです。激しく胸が揺れると、クーパー靭帯が損傷するので、あっという間に胸が垂れてしまいますよ。
やっぱりシーンによって、ブラを使い分けるのが1番胸にとって良いというわけですね。
ナイトブラは夜だけ着けるのが1番! 昼用とは別々にして。
ナイトブラとノンワイヤーブラの違いと、ノンワイヤーブラをナイトブラとして代用できるのかをご紹介しました。
ナイトブラは夜だけ着けるのが1番です。昼夜兼用ブラではなく、できればナイトブラを購入することをオススメします。
ナイトブラとノンワイヤーブラは、根本的に機能性が違う。
夜は夜用のナイトブラを、昼は昼用のブラを着けることをオススメします。