シミ消しクリームの効果と選び方。敏感肌でも使えるおすすめクリームはコレ!
年齢とともに濃くなっていくシミには、毎日のセルフケアが大切です。
だからこそ本当に効果のあるシミ消しクリームはどれなのか、肌に刺激の少ない美白化粧品はどれなのか知りたいですよね。
そこで今回は、シミ消しクリームの選び方とおすすめクリームをご紹介します。
一般的なシミなら、ホームケアで薄くすることは可能です。もうシミは消せないとあきらめていた人も、この機会に効果的なシミ消しクリームをチェックしてみてくださいね。
目次
シミ消しクリームの選び方は有効成分をチェック!
本当に効果のあるシミ消しクリームの選び方は、どんな有効成分が含まれているのかをチェックして選ぶことが大切です。
数えきれないほどの美白化粧品がありますが、有効成分に注目すれば簡単に選ぶことができます。
本気でシミを消したいなら「ハイドロキノン」
シミ消しクリームといえば、肌の漂白剤とも呼ばれるほど効果の高い「ハイドロキノン」がオススメです。本気でシミを消したい! 今まで何を使っても効果がなかった! という人に試してほしいシミ消しクリームです。
できてしまったシミをホームケアだけで消したいなら、ハイドロキノンがいちばん効果が高いでしょう。
ただしハイドロキノンには注意点もあり、正しい使い方をすることが大切です。
- 紫外線に当たるとシミが濃くなる可能性がある
- 高濃度だと効きすぎて部分的に白くなる恐れがあるので、高浸透のほうがオススメ
- 同じ場所に繰り返し塗ると、肌の刺激になりやすい
- 肌に合わない場合もあるので、使用前には必ずパッチテストを行う
以上4点に気をつけて使えば、シミ消し効果バツグンです。
美白有効成分といえば「アルブチン」
シミ消しクリームの有効成分として効果的なのは、アルブチンです。アルブチンはハイドロキノンに比べて肌への刺激が少ないので、敏感肌の人にも使いやすい美白成分です。
ハイドロキノンはできてしまったシミに対する効果が高いのが特徴ですが、アルブチンはシミを予防する効果が高いと言われています。
万が一紫外線を浴びてしまっても、アルブチンで美白ケアすればメラニンを排出してシミを予防してくれる効果があります。
メラニンを排出してシミを予防する「トラネキサム酸」
アルブチンのようにシミを予防してくれるシミ消しクリームの有効成分に「トラネキサム酸」があります。
シミができてすぐの頃にトラネキサム酸を使うと、クリアな素肌に戻してくれる可能性が高いです。
もしシミができてしまった後に使うなら、ハイドロキノンやビタミンC誘導体と併せて使うことをオススメします。
メラニンの生成を抑えて美肌効果がある「ビタミンC誘導体」
美肌・美白成分としてもっとも代表的なのは、ビタミンCですよね。効果的なシミ消しクリームを選ぶときにも、ビタミンC配合のものを選ぶのがオススメです。
ただし肌の奥まで浸透させなければ充分な効果を発揮できないので、肌に浸透しやすくした美白成分「ビタミンC誘導体」が配合されているシミ消しクリームを選ぶようにしましょう。
メラニンの生成を抑えて美白効果があるだけでなく、コラーゲンの生成をうながす美肌効果もあるので、お肌のことを考えている人は絶対に取り入れたい有効成分です。
もちろんビタミンCは、サプリとして服用しても効果的です。その際には一度に大量に摂っても排出されてしまうので、小まめに摂取することが大切です。
シミ消しクリームで薄くなるシミの種類は?
効果的なシミ消しクリームの選び方をご紹介しましたが、残念なことにすべてのシミをホームケアで消せるわけではありません。
とはいえ一般的なシミはシミ消しクリームで薄くすることができるので、ホームケアで改善できるシミの種類を見てみましょう。
老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)
もっとも一般的なシミが「老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)」です。紫外線を浴びたことでメラニンが作られて光老化が起きたシミです。
紫外線を浴びてすぐにできるのではなく、加齢とともに濃くなっていくのが特徴なので老人性と呼ばれています。ネーミングは悪いですが、紫外線を多く浴びる人は若くてもできることがあります。
この老人性色素斑の中でも、消せるシミと消せないシミに分かれています。ホームケアで薄くなるシミの特徴は以下の通りです。
- まだ色が薄い初期のシミ
- ほくろのように盛り上がっていない平らなシミ
できればシミができる前から、有効成分が配合されたシミ消しクリームで美白ケアをすることが効果的です。できてしまっても、まだ薄ければホームケアでの改善が可能なのであきらめないでくださいね。
肝斑(かんぱん)
「肝斑(かんぱん)」もわりと一般的なシミの種類で、女性ホルモンが原因でできると言われています。
以前までは男性にはできないと言われていましたが、最近では男性でも肝斑のようなシミができる場合があるそうです。
肝斑は左右対称にできるのが特徴で、ぼんやりとして薄く、輪郭があまりはっきりしていないシミです。
レーザー治療をすると逆に濃くなってしまう場合もあるため、ホームケアで改善するのが効果的です。
女性ホルモンのバランスが乱れる30~40代に多いシミの種類で、閉経後には薄くなると言われています。
炎症性色素沈着
「炎症性色素沈着(えんしょうせいしきそちんちゃく)」とは、ニキビ跡や虫刺されの跡が残り、そこに紫外線が当たることでシミになってしまう種類です。
ケガしたときの傷跡や、アトピー性皮膚炎でかきむしった跡などがシミになってしまう場合もあります。炎症を起こした跡が色素沈着してしまうことから、このように呼ばれています。
肌のターンオーバーを活発にすることで薄くなりやすいシミなので、地道なホームケアで改善していくことが大切です。
そばかす
そばかすは遺伝的な要素が強いシミですが、大人になってからできるそばかすもあります。別名「雀卵斑(じゃくらんぱん)」と呼ばれています。
子どもの頃にできるそばかすは遺伝的要素が強く、大人になると薄くなる特徴があります。大人になってからできるそばかすは、おもに紫外線が原因だと言われています。
遺伝によるそばかすはホームケアで消すのはむずかしいですが、紫外線によるそばかすならホームケアで薄くすることが可能です。
とくに効果的なのは、ハイドロキノンを使ったホームケアです。
敏感肌でも使えるおすすめシミ消しクリームは?
敏感肌の人は、美白化粧品の刺激が強いと感じていませんか? 肌にピリピリとした刺激を感じると、使うのが怖くなってしまいますよね。
そんな敏感肌の人にオススメの薬用美白化粧品が「サエル」です。
女性ならご存じの人も多い「ポーラ」や「オルビス」から生まれた「ディセンシア」というブランドのシミ対策化粧品です。
高保湿成分である「ヒト型セラミド」配合で保湿効果がとても高く、敏感なお肌を守ってくれます。美白化粧品がピリピリと感じるのは保湿が足りないことも原因の1つなので、高保湿成分が配合されているのはうれしいですね。
またシミ予防に効果の高い「アルブチン」が配合されているので、これ以上シミを濃くしないためにも効果的です。さらに抗炎症作用のある「グリチルリチン酸ジカリウム」も配合されているので、敏感で弱いお肌のバリア機能を高めてくれる効果もあります。
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ハイドロキノン配合のおすすめシミ消しクリームは?
いろいろなシミ消しクリームを使ってみたけどあまり効果がなかったと感じているなら、本当に効果のあるシミ取りクリームをまだ使っていないのかもしれません。
ホームケアでシミを消したいなら、最終手段として選ぶのはハイドロキノン配合の「b.glen(ビーグレン)のホワイトケア」がおすすめです。
従来のハイドロキノンは肌の奥まで浸透させるのがむずかしく、そのため高濃度のハイドロキノンを配合することで肌に刺激が強すぎる化粧品もありました。
しかしビーグレン独自のテクノロジーによって開発されたハイドロキノンなら、肌の奥までしっかり浸透させて効果を持続することができるので、シミの元に直接はたらきかけることができます。
「絶対にシミをホームケアで消したい!」という人が最後に選ぶのは、ビーグレンのホワイトケアで決まりですね。
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美容クリニックや皮膚科でしか消えないシミもあるの?
ホームケアで薄くできるシミが多いですが、美容クリニックや皮膚科でしか消せないシミの種類もあります。
クリニックではどんな治療をするの?
ホームケアで消せないシミは、どのような治療がおこなわれるのでしょうか? どうしてもホームケアで改善されなければ、皮膚科を検討する場合もあると思いますので、参考までにご紹介しておきます。
- レーザー治療……メラニン色素を破壊し、古い角質を取る
- 光治療……レーザー治療より効果は弱いが、肌への負担が少ない
- 外用薬……市販のシミ消しクリームより高濃度のハイドロキノンなど
- 内服薬……メラニン色素の還元に有効な成分(L-システインなど)
- ピーリング……ターンオーバーを活発にし、シミを押し出す
美容クリニックや皮膚科では、以上のような治療がメインにおこなわれるようです。このような処置をしなければ消せないシミには、どんな種類があるのか見ていきましょう。
脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)
ホームケアで消せないシミは「脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)」です。別名「老人性イボ」と呼ばれていて、これは良性腫瘍の一種だと言われています。
茶色く盛り上がっているのが特徴で、老人性色素斑と間違えやすいかもしれません。80歳以上になるとほとんどの人にできることから、30~40代のシミはこれではなく、老人性色素斑だと考えられます。
紫外線を受けやすい顔や頭にできるのが特徴で、イボのように見えることから市販薬の「イボ取り」を使う人も多いようですが、効果がないと言われています。
美容クリニックや皮膚科のレーザー治療で切除するのが一般的な処置方法です。
花弁状色素斑(かべんじょうしきそはん)
ホームケアでは消せないシミは「花弁状色素斑(かべんじょうしきそはん)」です。強烈な紫外線を集中的に浴びたことによる「サンバーン」の状態になるとできやすいと言われています。
紫外線によるシミの一種なので、軽度であればシミ消しクリームで改善できる場合もありますが、火傷のような状態になってしまうと肌の奥まで達してしまうので、レーザー治療が必要になります。
ハイドロキノンなどが配合された塗り薬や、ビタミンCなどが配合された内服薬を処方される場合もありますが、ほとんどの場合はレーザー治療と併用しておこなうそうです。
今回ご紹介したハイドロキノンなどのシミ消しクリームは「医薬部外品」なので、薬用ではあるものの医薬品よりもゆるやかな作用です。
しかし美容クリニックや皮膚科で処方されるハイドロキノンは医薬品なので、内服薬に関しても高い効果が期待できます。逆に強すぎて副作用がある場合もゼロではありません。
効果的なシミ消しクリームは有効成分で選ぼう!
シミ消しクリームの効果と使い方をご紹介しました。今までどんな美白化粧品を使っても効果がなかった人は、ぜひご紹介したシミ消しクリームを使ってみてください。
シミは薄いうちの初期に対処するのが効果的なので、少しでも早く始めることが大切ですよ。
シミ消しクリームで本気のホームケアをしたいなら、配合されている有効成分で選ぶのが効果的です。
また敏感肌の人でも使えるタイプもご紹介したので、美白化粧品を使うことをあきらめていた人は、ぜひお試しくださいね。