美容

シミに効く洗顔料の選び方|シミを消すには洗顔方法を見直そう!

シミを消すには洗顔方法を見直すだけでOKなの?

いつの間にかシミができているのを発見すると、かなり残念な気持ちになりますよね。
それなりにシミ対策をしていたはずなのに、何がいけなかったのか、思い当たらない人もいるかもしれません。

こと葉
こと葉
鏡を見ていたら、今までなかった場所にシミが!! ショックです……

こみちさん、大丈夫ですよ。
じつは洗顔方法を見直すだけで、かなり効果的なシミ対策ができるのです。

「洗顔でシミを消すことなんて、できるの?」と思うかもしれませんが、そこには、ちゃんとした理由があります。
それでは「シミを消す洗顔方法」と「シミに効く洗顔料の選び方」についてご紹介していきますね。

毎日の洗顔を見直せば、白くてキレイな肌を手に入れることができます。

シミを消す方法は、美白化粧品だけではありません

できてしまったシミを消す方法で、真っ先に思い浮かぶのは、「美白化粧品」をつけることですよね。

肌を白くする効果のある化粧水や美容液を使って、シミを薄くしていくという方法です。もちろん、シミ対策としても効果があります。

でも、美白化粧品は高額になることが多く、なかなか使い続けるのはむずかしいですよね。
そこでオススメのシミ対策は、「洗顔方法を見直すこと」。

じつはシミを消す方法は、美白化粧品だけではありません。

洗顔方法を見直すことで、肌のターンオーバーが活発になり、シミを消す効果が期待できます。

ターンオーバーとは、古い角質がはがれ落ち、新しい肌に生まれ変わる「新陳代謝」のこと。
このターンオーバーが正常に機能することで、いつまでも美しい肌を保つことができるのです。

ところが、加齢や生活習慣、日頃のスキンケア方法などによって、ターンオーバーが乱れてしまうことがあります。すると、肌の表面に古い角質が残り、そこに紫外線が当たることで色素沈着して、シミになることがあるのです。

これを改善するためには、ターンオーバーを活発にすることが大切。ではターンオーバーを活発にするには、どうすれば良いのでしょうか?

それは「ターンオーバーをうながす洗顔」をすることです。
では、シミを消す洗顔方法をご紹介していきましょう。

シミを消す洗顔方法とは?

シミを消すための洗顔方法とは、「ターンオーバーをうながす洗顔」だとご紹介しました。ターンオーバーをうながすためには、間違った洗顔方法をやめて、正しい洗顔方法を実践することが大事。

あなたはもしかして、シミの原因になる洗顔方法をしていませんか?

シミの原因になる洗顔方法をやめる

シミを消す洗顔方法を実践するためには、まず、シミの原因になる洗顔方法をやめることが先決です。では、シミの原因になる洗顔方法とは、どのようなことなのでしょうか?

いちばん気をつけるポイントは、「肌をこすらないこと」。

ターンオーバーをうながすためには、肌をこすって古い角質を落としたくなりますよね。でも、これがNGなんです。

もちろん、古い角質を落とすことでターンオーバーが活発になりますが、肌をこすって刺激を与えてはいけません。

肌はとても薄くデリケートなので、刺激を受けると「バリア機能」が低下して、シミができやすくなってしまうのです。

バリア機能とは、外的刺激から肌を守るために、もともと体に備わっている機能のこと。この機能が低下すると、紫外線ダメージが肌内部まで直撃してしまうのです。

そのため、シミを消すためには、「これでもか!」というくらい肌をやさしく扱ってあげることが大切なのです。

シミを消す洗顔方法とポイント

では、シミを消す「正しい洗顔方法」とは、どのようなやり方なのでしょうか?
ポイントをご紹介していきますので、洗顔の際には、ぜひ実践してみてくださいね。

◆ぬるま湯で、軽く汚れを洗い流す

シミを消す洗顔方法とは、まずは「ぬるま湯」で、軽く汚れを洗い流すことです。いきなり洗顔料をつけて洗うのではなく、まずは、肌表面についた汚れや皮脂をやさしく落としておきましょう。

そのほうが、洗顔料の泡立ちが長持ちするため、肌と手の摩擦を防ぐことができます。摩擦が減れば、肌への刺激を防ぐことができますよね。

また、ぬるま湯とは、30~35℃のお湯のこと。ちょうど人肌くらいのお湯ですね。

熱いお湯で洗顔すると、取らなくても良い皮脂まで洗い流してしまい、肌が乾燥しやすくなります。肌が乾燥すると、バリア機能が低下して、シミができやすくなってしまうのです。

逆に冷たい水で洗顔すると、毛穴がキュっと引き締まってしまい、毛穴の奥の汚れまで落とせなくなってしまいます。30℃より冷たい水で洗うと、皮脂が落とせないと言われています。

そのため、30~35℃くらいのぬるま湯がいちばん効果的なのです。肌に刺激を与えずに、皮脂や汚れをしっかりと落とせる温度なのです。

◆洗顔料をしっかりと泡立てて、泡で汚れを吸着

シミを消す洗顔方法のポイントは、洗顔料をしっかりと泡立てることです。モコモコで弾力のある泡をつくることで、肌と手の摩擦を防ぐことができます。

また、モコモコ泡は毛穴の奥の汚れを吸着して落とす効果があるので、肌にやさしく、汚れをすっきり落とす効果があります。

そのため、泡立ちやすい洗顔料を使うことも、大きなポイントになりますね。

◆洗顔をする順番はTゾーンから

洗顔方法なんて、どこから先に洗っても同じだと思いますか? 洗顔をする順番は、皮脂が多い場所から洗うことで、肌への刺激を軽減することができるのです。

洗顔をする順番は、皮脂が多い「Tゾーン」から洗顔することをオススメします。そして、大人ニキビができやすい「Uゾーン」を洗い、最後に、皮膚が薄くて乾燥しやすい「目元や口元」を洗いましょう。

皮脂を念入りに落としたら、乾燥しやすい頬や目元・口元などをやさしく洗って完了です。順番は、意外と大事ですよ。

◆肌をこすらず、細かく洗う

シミを消す洗顔方法は、肌をなるべくこすらないことです。といっても、洗顔ですから、まったくこすらないことは無理ですよね。

その場合には、指先でやさしく、細かく洗うことです。

手のひらで広範囲を一気に洗ってしまうと、汚れがしっかり取れないことも考えられますし、肌を傷つけることがあります。

そのため、指先で毛穴の汚れを落とすように、小さな範囲を細かく洗っていきましょう。

◆ぬるま湯で洗い流し、柔らかいタオルで拭く

洗顔料でていねいに洗い終わったら、またぬるま湯でしっかりと洗顔料を洗い流しましょう。

洗顔料が肌に残ってしまうと、肌に刺激になり、ニキビなどの原因になります。ニキビが悪化してニキビ跡になってしまうと、紫外線によってシミになってしまうこともあるので気をつけましょう。

そして、しっかりと洗い流したら、柔らかいタオルで、水分を吸い取るように拭きます。決して、ゴシゴシこすらないようにしてくださいね。

とにかく、肌はやさしく扱うことが基本です。これは、どの工程でも、絶対に守りましょう。

シミを消す洗顔料の選び方

シミを消す洗顔方法がわかったので、次にシミを消す洗顔料の選び方をご紹介します。どんな洗顔料を選べば、シミを消すのに効果的なのか見ていきましょう。

美白成分が含まれている

洗顔料の中には、シミを消す効果が期待できる「美白成分」が含まれているものがあります。洗顔しながら美白ケアができるなんて、一石二鳥ですね。

シミを消す効果が期待できる「美白成分」は色々ありますが、たとえば「アルブチン」「トラネキサム酸」「ビタミンC誘導体」などがあります。

これらの成分が配合されている洗顔料を選ぶと、シミを消す効果が高まります。

泡立ちが良く、モチモチ泡が作れる

シミを消す洗顔料の選び方は、泡立ちが良く、モチモチの泡が作れる洗顔料を選ぶと良いでしょう。

洗顔料は、泡立ちが悪いと肌に直接手が触れてしまいます。すると、肌をこすって刺激を与えてしまうので、手が肌に触れないくらいに弾力のある泡を作るのがポイント。

そのためには、とっても泡立ちが良い洗顔料が良いですよね。泡の持ちが良い洗顔料にすると、なお良いです。

できるだけ刺激が弱いもの

シミを消す洗顔料の選び方は、できるだけ刺激が弱いものを選ぶと良いでしょう。

洗顔料は、主成分である洗浄成分によって、肌への刺激が変わります。できるだけマイルドな洗顔料を選ぶことで、シミを予防・改善することができます。

また、刺激が弱い洗顔料なら、皮脂をとり過ぎることがなく、肌を乾燥から守ることもできます。肌が乾燥しなければ、バリア機能を正常にすることができるので、紫外線の刺激からもお肌を守ってくれますよ。

古い角質を落とす効果がある

シミを消す洗顔料の選び方は、古い角質を落とす効果があるものを選ぶと良いでしょう。肌表面に古い角質が残っていると、ターンオーバーが遅れがちになり、肌がゴワゴワと硬くなってしまいます。

そこで古い角質を落とせる洗顔料を選べば、キレイな肌へ生まれ変わるサポートになってくれるでしょう。

ターンオーバーが活発になれば、メラニン色素が発生しても、どんどん排出することができますよ。

角質を落とし、シミを消す効果のある洗顔料とは?

では、角質を落としてターンオーバーを活発にし、メラニン色素を排出することで「シミを消す効果のある洗顔料」とは、具体的にどんな洗顔料なのでしょうか?

タンパク質を分解する「酵素洗顔」

シミを消す洗顔料は、角質を落としてシミを消す効果のある「酵素洗顔」です。

酵素洗顔には、パパイン酵素などの酵素が含まれていることが多く、タンパク質を分解する効果があると言われています。

そのため古い角質を除去し、ターンオーバーを活発にすることができるのです。そうすれば、シミを予防・改善することができます。

角質を溶かす「ピーリング石鹸」

シミを消す洗顔料は、古い角質を溶かして剥がす効果のある「ピーリング石鹸」です。ピーリングとは、肌の表面にある古い角質を除去することです。

市販のピーリング洗顔は、フルーツ酸などが配合されていて、肌表面の古い角質を剥がれやすくしてくれます。

ただしピーリングは、やり過ぎると角質を取りすぎてしまい、肌が赤くなったり、バリア機能が低下してしまうことがあるので気をつけましょう。

目安としては、週1回くらいの頻度で使うことです。肌がゴワついてきたときに使うと、つるんとキレイな肌に生まれ変わることができます。

また、肌がくすみがちな場合は、ワントーン明るくなったように見えるでしょう。

洗顔料は、固形石鹸タイプと、洗顔フォームタイプがありますが、固形石鹸のほうが、肌への刺激が少ないのでオススメです。

シミのないキレイな肌へ

シミを消す洗顔方法と、洗顔料の選び方をご紹介しました。シミを消すには、ターンオーバーを活発にする洗顔をするのが効果的です。

洗顔料や洗顔方法を見直して、シミのないキレイな肌になりましょう。

こと葉
こと葉
こと葉の一言コラム

シミを消す効果のある洗顔料の選び方は、古い角質を落とす効果があること。

でも,やり過ぎると肌を傷めるので、とにかく肌にやさしくするのが大事ですよ。