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シミには化粧水と乳液どっちが効果あるの?【男のスキンケア】

男性のシミには化粧水と乳液、どっちが効果的?

鏡を見たとき、黄色っぽいような、茶色っぽいようなものを見つけて「これって、もしかしてシミ?」と焦っている男性も多いのではないでしょうか?

今まで何もスキンケアをしていなかった男性も、「そろそろ何かしたほうが良いかも」と思いはじめているかもしれませんね。

こと葉
こと葉
男性も、シミのないキレイな肌のほうが素敵だわ

浅黒い肌のほうがカッコイイと思って、日焼けしたくなる男性も多いですが、女性にモテるのは、やっぱりキレイな肌の男性なんですよね。

そこで、スキンケアをしようと思ったときに考えるのが、「化粧水と乳液、どっちを使えばいいんだろう?」ということではないでしょうか?

今回は、男性のスキンケアの方法として、シミに効果があるのは、化粧水と乳液のどっちなのかをご紹介していきます。

男性もスキンケアは大事!シミのないキレイな肌になりたい!

鏡をみたときにシミを見つけると、「もしかして俺、近所のおじいちゃんみたいに、シミだらけの肌になっちゃうんじゃないか?」と焦ってしまう男性も多いと思います。

でも、今のうちにスキンケアをすれば、改善することはできます

最近は、男性でもファンデーションを塗っていたり、日焼け止めやスキンケアをしている男性が増えているので、あなたも負けていられませんよ。

今まで、何もスキンケアをしていなかった男性でも、「少しくらい肌のことを考えないと」と思いはじめる人が増えています。

シミのないキレイな肌を持つ男性は、女性にモテるのは間違いありません。女性って、意外と男性のお肌を見ていますからね。

では、そもそも化粧水と乳液は、シミに効果があるのでしょうか?

結論からいうと、化粧水も乳液も、どちらもシミに効果があります。では、それぞれどのような効果があるのか見ていきましょう。

化粧水と乳液のシミへの効果とは?

化粧水と乳液の基本的なスキンケア効果は、ズバリ「肌を保湿すること」です。

「シミと保湿って、何か関係あるの?」と思っているあなたのために、まずはシミができるメカニズムを簡単にご紹介します。

シミができるメカニズム|保湿の重要性とは?

紫外線に当たると、シミの元になる「メラニン色素」が発生し、それが悪化するとシミができます。

でも、ターンオーバーと呼ばれる「肌の新陳代謝」によって、肌表面のアカが剥がれて、新しいキレイな肌に生まれ変わるメカニズムになっています。

このときに、シミの元である「メラニン色素」も出ていくので、シミのない肌を保つことができるのです。

でも、歳をとると新陳代謝が悪くなってくるため、新しい肌に生まれ変わることができず、肌表面に「角質」と呼ばれるものが溜まっていくのです。

それと一緒にメラニン色素もたまり、いずれシミになってしまうというわけです。

シミをなくすには、メラニン色素を外に出すことが大事なのですが、それをしてくれるのが「ターンオーバー」です。

つまり、この「ターンオーバー」を活発にすることで、シミのないキレイな肌を保つことができるのです。

では、ターンオーバーを活発にするには、どうすればいいか?
それは、「肌を保湿すること」なのです。

シミが気になりはじめた男性のスキンケアは、肌を保湿することが重要なポイントになります。

でも、男性の肌はもともと皮脂が多く、ベタつきやすいですよね。どう見ても乾燥しているようには見えませんが、そのあたりは、どうなっているのでしょうか?

男性が好きな「スッキリ洗顔」に乾燥する原因がある

男性の肌は、女性に比べて皮脂が多く、ベタつきやすい人が多いですよね。そのため、皮脂をスッキリ落とせる「スクラブ洗顔」などを使っている人が多いのではないでしょうか?

スクラブ洗顔は、ザラザラとした洗顔料で、毛穴の皮脂汚れまでスッキリ落とす効果があります。洗い終わった後は気持ちいいですが、じつは、スクラブ洗顔が乾燥する原因になっているんです。

肌は思っている以上にデリケートなので、スクラブの刺激が肌を傷つけてしまうことが多く、傷ついた肌は、水分を保持する機能が低下してしまいます。

すると当然、肌が乾燥しやすくなってしまうのです。そこで肌を保湿してくれるのが、「化粧水」と「乳液」です。

どちらも保湿効果がありますが、役割が違うのでちょっとだけ説明しますね。

化粧水のシミへの効果

化粧水の役割は、「肌を保湿すること」と「肌を整えること」です。化粧水はほとんどが水分なので、肌の奥のほうまで保湿成分が浸透しやすくなっています。

なぜ肌の奥まで浸透させる必要があるのかというと、歳をとるごとに肌の水分量が減り、肌内部が乾燥しやすくなっていきます。

そもそも肌の水分量が充分に足りていないと、どんな化粧品をつけても、その効果を発揮できないのです。

とはいえ、化粧水はほとんどが水分なので、それだけでは、充分な保湿をすることはできません。そのため、理想を言えば、乳液とセットで使うのが効果的です。

乳液のシミへの効果

ほとんどが水分でできている化粧水に対して、乳液は3割くらいが油分です。水分は肌の奥まで浸透しやすく、油分は肌の表面を保湿する効果があります。

そのため、肌表面を保湿する効果は、乳液のほうが高いと言えるでしょう。

また、肌が水分で濡れると、乾燥しやすくなるという性質があります。これを防ぐのも乳液なのです。

化粧水も水分ですから、化粧水をつけた肌は、乾燥しやすい状態になってしまいます。
ここで厄介なのが、化粧水だけ蒸発するならまだ良いのですが、肌にもともとある水分まで蒸発させてしまう作用があります。

そのため、化粧水をつけた後、もしくは洗顔後には、乳液をつけて肌を乾燥から守ることが効果的なシミ対策になります。

1つだけ使うなら、化粧水と乳液どっちがシミに効果があるの?

化粧水と乳液のそれぞれの効果はわかりましたが、両方つけるのって大変ですよね。

ちゃんとした化粧水や乳液を買うとなると、意外とお金がかかるので、そこまでお金をかけたくない男性も多いと思います。

では、1つだけ使うとすれば、化粧水と乳液、どっちがシミに効果があるのでしょうか?

肌質によって選ぶ

化粧水と乳液のどっちがシミに効果があるのか決めるには、肌質によって選ぶと良いでしょう。肌質にはいくつかの種類があるので、ここで簡単に説明しますね。

  • 皮脂が多く、ベタつきがちな「脂性肌」
  • 肌の水分量が少ない「乾燥肌」
  • 肌が乾燥して、刺激を受けやすい「敏感肌」
  • 肌内部が乾燥して、肌表面がベタベタしている「インナードライ」

 
脂性肌やインナードライの人は、皮脂が毛穴に詰まりやすく、ニキビができやすいのが特徴です。
また乾燥肌は、肌がカサカサで白っぽくなってしまう人。敏感肌は、肌に赤みやかぶれができやすいのが特徴です。

それ以外の人は、「普通肌」と呼びます。とくに、肌トラブルがない人のことで、いちばん健康的なお肌の持ち主です。

では、肌質によって、化粧水と乳液のどちらを使えば良いのか見ていきましょう。

皮脂が多い男性は、化粧水と○○でシミケアできる

皮脂が多い「脂性肌」の男性は、化粧水のほうが効果的です。肌が乾燥している状態ではないので、過度な保湿をするとニキビができやすくなる場合があります。

ただし、化粧水だけでは肌の水分が蒸発しやすいので、くり返すことで肌が乾燥してしまうかもしれません。

そのため、化粧水の後に「保湿クリーム」を塗るのが効果的ですが、ニキビができやすくなるのも困りますよね。

そこでオススメなのが「ワセリン」です。ワセリンは肌に浸透することはほとんどなく、肌の表面を覆っているだけです。

そのため、化粧水の蒸発を防ぎ、肌が乾燥するのを予防してくれる効果があります。
そうすれば、肌の奥に化粧水の有効成分が長くとどまっていられるので、肌状態が良くなります。

肌状態が良くなれば、シミを予防・改善することができます。

インナードライの人は、化粧水と乳液の両方で保湿するのがベター

「インナードライ」の人は、表面はベタベタしているものの、本当は肌が乾燥している人。肌が乾燥すると、乾燥をうるおすために、皮脂を余計に出してしまうことがあるのです。

脂性肌とインナードライを見分けるのはむずかしいと思いますが、歳をとってからニキビができやすくなった人は、インナードライの可能性が高いです。
インナードライの人は、本当は肌が乾燥しているので、化粧水と乳液の両方でしっかり保湿することが効果的です。

乾燥しやすい男性は、乳液でしっかり保湿がシミケアの基本

肌がカサカサになったり、白く粉をふいたようになってしまう「乾燥肌」の人は、乳液で肌表面を保湿することが効果的です。

もちろん、本当は化粧水をつけるほうが効果的なのですが、化粧水には「アルコール」が含まれているものが多いです。

アルコールは、肌の乾燥を悪化させてしまうので、化粧水は使わずに、乳液だけを使っても大丈夫でしょう。

乳液には、サラっとした水っぽいタイプと、油分の多いドロッとしたタイプがあります。こってりしているタイプのほうが、肌表面にとどまりやすくなるため、保湿効果は高くなります。

乾燥がひどい人は、油分が多い乳液を使うと、肌本来の機能が高まり、シミをなくすことができます。

洗顔による乾燥を防ぐことも大事

化粧水か乳液、どちらか1つだけ使う場合は、洗顔にも注意が必要なので、ここで少しポイントをご紹介します。

前半でご紹介した「スクラブ洗顔」などを使っていると、皮脂をとり過ぎて乾燥しやすくなるので、もっとマイルドな洗顔料に変える必要があります。

とくにインナードライの人は、洗顔料を変えただけで、肌表面の皮脂の量がへり、肌内部がしっとりする場合があるでしょう。

それくらい洗顔は大事なので、あまり刺激の強い「サッパリ洗顔」はオススメできません。シミをなくすには、洗顔も見直してみましょうね。

化粧水と乳液の両方を使うメリットは、どれくらいあるの?

どちらか1つなら、化粧水と乳液のどちらが効果的なのかご紹介しました。でも、本当は化粧水と乳液の両方を使うことが効果的です。

シミをなくすには、肌を良い状態に保つことが大切なので、両方使ったほうが、格段にシミに強い肌をつくることができます。

では、化粧水と乳液を両方使うことのメリットは、果たしてどれくらいあるのでしょうか? それによって、両方使うか決めたいですよね。

肌内部に水分を与える「化粧水」で保湿効果が高まる

化粧水と乳液の両方を使うメリットは、まずは化粧水で、肌内部に水分をしっかりと与えることです。

肌内部の水分量が足りていないと、そもそもどんなスキンケアをしても効果がありません。

「化粧水は必要ない」と言われる場合も多いですが、根本から保湿ケアをするなら、化粧水も必要なのです。

でも、化粧水だけでは保湿できないので、乳液を使って、肌の表面に油分をかぶせることが効果的です。

肌表面を保湿する「乳液」で肌状態が良くなる

化粧水と乳液の両方を使うメリットは、乳液で肌表面を保湿できるからです。

とくに、先につけた化粧水の有効成分を閉じ込め、肌内部に長時間とどまらせることで、肌状態を良くすることができるのです。

たまに女性でも、「化粧水しかつけない」という人がいますが、それでは化粧水をつける意味がまったくありません。

それどころか、肌が余計に乾燥してしまうので、「化粧水をつけたら乳液(もしくはクリーム)」というのが、スキンケアの鉄則なのです。

化粧水と乳液の相乗効果でシミに強い肌をつくれる

シミをなくすためには、ターンオーバーを活発にして、メラニン色素を排出することが大切です。

ターンオーバーが活発になれば、自力でシミをなくすことができるのです。

つまり、シミに強い肌をつくることで、シミをなくすことができるというわけです。

そのためには、化粧水と乳液の相乗効果が必要です。どちらか1つだけ使うのも良いですが、できれば両方使って、効果的な男のスキンケアを実現させましょう。

これでシミのない、モテ肌になれるでしょう。

男性のシミをなくすには保湿からはじめよう!

男性のシミには、化粧水と乳液のどっちが効果的なのかご紹介しました。それぞれのスキンケア効果とシミケア効果がわかりましたね。

歳をとってから後悔しないためには、今から保湿をしっかりして、シミに強い肌をつくることが大切ですよ。

こと葉
こと葉
こと葉の一言コラム

男性のシミ対策は、まずは保湿から始めよう。

シミに負けない、強い肌をつくることが大事です。