頭が臭い女だと思われたくない!女性向けシャンプーの選び方
頭が臭いと、人がそばに寄ってきたときに気になってしまいますよね。
毎日シャンプーしてるのに、頭の臭いが消えないのは、なぜなのでしょうか?
シャンプーしたのに頭皮の臭いが消えないのは、シャンプー選びやシャンプーの仕方が間違っているのかもしれません。
そこで今回は、頭皮の臭いを抑える「女性向けシャンプーの選び方」をご紹介します。
頭が臭い悩みから解放され、女性としての自信を取りもどしましょう。
目次
シャンプーしても頭が臭い原因は?
夜洗っても、朝になると頭が臭い。午前中には臭いが気になる。
そんな悩みを抱えている女性は、意外と多いようです。
では、シャンプーしてもすぐに頭が臭くなる原因は何なのでしょうか?
シャンプーの回数が多い
頭皮の臭いが気になると、夜洗ったのに、朝もシャンプーしたくなりますよね。
でもシャンプーは、1日1回までにするほうが良いと言われています。
頭皮の臭いは、シャンプーをすればするほど消えるわけではなく、むしろ悪化する場合もあります。
シャンプーの回数が多いと、頭皮の皮脂を取りすぎて乾燥するため、余計に皮脂が多くなってしまうのです。
すると頭皮に雑菌が繁殖しやすくなり、それが臭いの原因になります。
頭皮が乾燥するシャンプーを使っている
シャンプーしても頭が臭い原因は、頭皮が乾燥するシャンプーを使っているのかもしれません。
シャンプーには、いくつかの種類があり、洗浄成分によって種類が異なります。
- 高級アルコール系シャンプー
- 石鹸系シャンプー
- アミノ酸系シャンプー
この3つが、おもなシャンプーの種類です。
いちばん頭皮が乾燥するシャンプーは、「高級アルコール系シャンプー」ですが、ドラッグストアで売っているのは、ほとんどこのシャンプーです。
高級アルコール系シャンプーは、頭皮の皮脂を取りすぎてしまい、頭皮が乾燥すると言われています。
頭皮が乾燥すると、その乾燥を補うために、余計に皮脂を分泌してしまい、頭が臭くなると考えられます。
そのため、頭皮の臭いを抑えるには、高級アルコール系シャンプーは避けたほうが良いでしょう。
石鹸系シャンプーは植物性ですが、やはり洗浄力が強いので、頭皮が乾燥する可能性があります。
頭皮の臭いを抑えるのに効果的なのは、「アミノ酸系シャンプー」がオススメです。
髪の毛をしっかり乾かさない
シャンプーしても頭が臭い原因は、シャンプー後に髪の毛をしっかりと乾かさないことが考えられます。
髪の毛をしっかり乾かさないと、頭皮が湿った状態が長く続き、頭皮に雑菌が繁殖するおそれがあります。
そのため、頭が臭くなってしまうのです。
髪の毛が傷むのを心配してドライヤーをかけない人がいますが、濡れたままでは髪の毛もダメージを受けやすくなるので、しっかりと乾かすことが大切です。
皮脂が増える食事をしている
シャンプーしても頭が臭い原因は、皮脂が増える食事をしている可能性があります。
頭皮の皮脂が増えやすい食事は、揚げ物などの脂っこい食べ物や、動物性タンパク質である乳製品や肉類などです。
また、食品添加物が大量に含まれているジャンクフードも、頭皮の皮脂が増える可能性があるので、ひかえるようにしましょう。
洗い方が強すぎて、頭皮に負担がかかっている
シャンプーしても頭が臭い原因は、ゴシゴシと強い洗い方をしているからかもしれません。
頭皮の皮膚はうすいので、あまりゴシゴシ洗うと頭皮に負担がかかってしまい、皮脂が増えやすくなります。
すると雑菌も繁殖しやすくなり、頭が臭くなってしまうのです。
頭皮はやさしく洗い、傷つけないように注意しましょう。
頭皮の臭いを抑えるシャンプーの選び方
では、気になる頭皮の臭いを抑えるシャンプーは、どのように選べば良いのでしょうか?
ポイントは、頭皮に負担がかからず、やさしく洗い上げてくれるシャンプーです。
洗浄力がマイルドな「アミノ酸系シャンプー」を選ぶ
頭皮の臭いを抑えるシャンプーは、「アミノ酸系シャンプー」を選ぶことです。
アミノ酸系シャンプーは、洗浄成分の刺激が弱く、頭皮に負担がかからないシャンプーです。
洗浄力がマイルドなので、高級アルコール系シャンプーのようなスッキリ感はないかもしれませんが、頭皮の皮脂を取りすぎることはありません。
頭皮の皮脂を適度に残し、頭皮を外部刺激から守ってくれる効果があります。
抜け毛や薄毛予防にも、アミノ酸系シャンプーがオススメです。
- ラウロイル
- ココイル
この2つの成分が入っていれば、アミノ酸系シャンプーという目印です。
ノンシリコンシャンプーで頭皮をスッキリさせる
ドラッグストアで売っているシャンプーのほとんどは「高級アルコール系シャンプー」だと言いましたが、「シリコン入りシャンプー」も多いです。
最近はノンシリコンシャンプーも増えてきましたが、ノンシリコンでも高級アルコール系シャンプーであることがほとんどです。
見分け方は、高級アルコール系シャンプーの成分が含まれているかチェックすること。
- ラウレス硫酸
- ラウリス硫酸
この2つの成分が裏面に記載されていれば、高級アルコール系シャンプーということになります。
頭皮の臭いを抑えるシャンプーの選び方は、ノンシリコンでアミノ酸系シャンプーがオススメです。
頭皮の刺激になる「添加物」が含まれていないシャンプー
頭皮の臭いを抑えるシャンプーの選び方は、頭皮の刺激になる成分が含まれていない物を選ぶことです。
シャンプーにはさまざまな添加物が配合されていることが多く、その添加物が頭皮の刺激になります。
そのため、頭皮の臭いを抑えるなら、無添加のシャンプーを選ぶことをオススメします。
しかし、無添加でも他の成分が頭皮の刺激になることがあるので、無添加のアミノ酸系シャンプーを選ぶと良いでしょう。
頭皮の臭いを抑えるシャンプーの方法
頭皮の臭いを抑えるには、シャンプーの種類だけでなく、シャンプーの方法にも気をつける必要があります。
シャンプー前に38℃くらいのぬるま湯で洗い流す
頭皮の臭いを抑えるシャンプーの方法は、シャンプー前に38℃くらいのぬるま湯だけで髪を洗うことです。
このときに、頭皮もしっかりと洗い流しましょう。
シャンプーをつけなくても、お湯だけで7~8割くらいの汚れは落ちると言われています。
しかし熱いお湯では頭皮の皮脂を取りすぎてしまうので、ぬるま湯であることが重要なポイントです。
2分くらいかけて、しっかりとお湯で頭皮を洗いましょう。
シャンプーを泡立ててから髪につける
頭皮の臭いを抑えるシャンプーの方法は、シャンプーをしっかりと泡立ててから髪につけることです。
シャンプーを泡立てずに、そのまま髪や頭皮につけてしまうと、刺激になりやすいので気をつけましょう。
頭皮の臭いを抑えるには、できる限り頭皮に負担をかけないことが大切です。
爪を立てないで、やさしく頭皮を洗う
頭皮の臭いを抑えるシャンプーの方法は、頭皮に爪を立てず、やさしく洗うことです。
頭皮の皮膚はうすいので、爪を立てると傷つけてしまうおそれがあります。
そのため、頭皮は指の腹を使ってやさしく洗うのがポイントです。
シャンプーが残らないように、しっかり洗い流す
頭皮の臭いを抑えるシャンプーの方法で一番大事なのは、シャンプーが頭皮に残らないように、しっかりと洗い流すことです。
頭皮にシャンプーが残っていると、雑菌が繁殖しやすくなり、頭が臭くなってしまいます。
そのため、最低でも1分くらいかけてシャンプーを洗い流しましょう。
トリートメントは頭皮につけないのが臭いを抑えるポイント
頭皮の臭いを抑えるシャンプーの方法は、トリートメントのつけ方も大切です。基本的にトリートメントは、頭皮につけてはいけません。
頭皮にトリートメントがついてしまうと、頭皮の毛穴がふさがり、皮脂の分泌も多くなってしまいます。
そのためトリートメントは髪の毛、とくに半分から毛先だけにつけるようにすると良いでしょう。
頭皮の臭いを抑えるドライヤーのかけ方
頭皮の臭いを抑えるには、シャンプーだけが問題ではありません。
シャンプー後のヘアケアにも問題がある場合があります。
その1つは、髪の毛の乾かし方です。ドライヤーのかけ方次第では、頭皮に刺激を与えてしまうので気をつけましょう。
髪の毛をしっかりと乾かすことは大前提ですが、ドライヤーを近づけすぎて、頭皮に刺激を当てないように気をつけてください。
頭から20センチくらいは離して風を当て、ドライヤーをゆすりながら乾かしましょう。
頭皮の臭いを抑えるには食生活も関係している
頭皮の臭いを抑えるには、食生活も関係しています。
動物性タンパク質や脂っこい食べ物、ジャンクフードはなるべく避けて、栄養バランスの良い食生活を送ることが、頭皮の臭いを防ぐコツです。
頭皮の臭いを抑える食べ物は、「抗酸化作用の高い食べ物」「便秘を解消する食べ物」です。
抗酸化作用が高い食べ物は、ビタミンE・ビタミンC・ポリフェノールなどが挙げられます。
便秘を解消する食べ物は、食物繊維の多い「海藻類」「キノコ類」「根菜類」「葉物野菜」などです。
またクエン酸が含まれる食べ物は、頭皮の臭いの元である「過酸化脂質」の分泌を抑える効果があります。
このように、いろいろな食べ物を食べることで栄養バランスがよくなり、頭皮の臭いを抑えることができます。
頭皮の臭いはシャンプーではなく「脂漏性皮膚炎」かも
頭皮の臭いの原因はシャンプーが大きく関わっていますが、じつは他にも原因が考えられます。
それは、頭皮の皮膚病である「脂漏性皮膚炎」です。
脂漏性皮膚炎の症状は、頭皮にニキビのようなものができたり、かさぶたのようなフケが出ることです。
悪化すると頭皮からイヤな臭いを発することがあるので、もしかしたらあなたの頭皮の臭いは、脂漏性皮膚炎が原因かもしれません。
マラセチア菌によって頭が臭くなる皮膚病
脂漏性皮膚炎とは、頭皮に「マラセチア菌」が繁殖することで、頭が臭くなる皮膚病です。
35歳くらいの女性に多い疾患で、加齢臭のような臭いがする場合もあります。
マラセチア菌とは「真菌」の一種で、しっかりケアしなければ、治っても再発することが多いのが特徴です。
マラセチア菌は頭皮に存在する常在菌なのですが、頭皮の皮脂が増えることで脂漏性皮膚炎を起こすおそれがあります。
シャンプーの二度洗いで頭皮の臭いを抑える
もし脂漏性皮膚炎になってしまったら、シャンプーで二度洗いすることが大切です。
シャンプーのしすぎは頭皮の臭いの原因になりますが、脂漏性皮膚炎の場合は、頭皮の皮脂が多くベタついているので、1度洗いでは落としきれない可能性があります。
シャンプーをしても泡立ちが悪い場合は、もう1度シャンプーをしてみましょう。
そしてもちろん、シャンプーはしっかりとぬるま湯で洗い流すことです。これは絶対に忘れないようにしてください。
ストレスをなくし、ホルモンバランスを整える
悪化すると、頭皮が臭くなることが多い「脂漏性皮膚炎」は、ホルモンバランスがくずれることも原因だと考えられます。
脂漏性皮膚炎が悪化すると、フケや抜け毛が増えることがあります。
加齢とともに女性ホルモンの分泌が減り、ホルモンバランスがくずれることで頭皮の皮脂分泌が多くなるのが原因です。
改善方法は、ストレスをなるべく早めに解消し、ホルモンバランスを整えることが大切なポイントです。
頭皮の臭いを抑えるシャンプーで一日中臭わない!
頭皮の臭いを抑えるシャンプーの選び方や洗い方をご紹介しました。
頭が臭いと、女性としてはちょっと恥ずかしいですよね。
今回ご紹介したシャンプー選びや洗い方を実践して、一日中臭いわない生活を手に入れましょう。
頭皮の臭いを抑えるには、アミノ酸系シャンプーがオススメ。
頭皮の臭いをしっかり抑えて、ふんわりいい香りのする女性を目指しましょう!