頭皮のオイルマッサージの効果とやり方
お肌の状態は気にしていても、頭皮の状態って普段はあまり気にしていない人が多いのではないでしょうか?
でも、ふと気づくとフケが出ていたり、かゆみがあったりして、改善方法がわからない場合もありますよね。
そこで今回は、頭皮のオイルマッサージとクレンジングのやり方をご紹介します。
どんなオイルが頭皮マッサージにおすすめなのか。
また、どんなことに気をつけてオイルマッサージをすれば良いのか、をご紹介しましょう。
目次
頭皮のオイルマッサージの効果
頭皮のオイルマッサージには、どのような効果が期待できるのでしょうか?
頭皮の血行を良くする
頭皮のオイルマッサージは、血行を良くする効果があります。
頭皮にオイルをつけて、滑りを良くしながら揉みほぐします。
そのため硬くなった頭皮を柔らかくほぐすことができ、血行を促進して、頭皮環境を良くすることができます。
頭皮環境が良くなれば、抜け毛予防や頭皮のフケ・かゆみも改善できます。
頭皮の毛穴の汚れを落とす
頭皮にフケや皮脂、汚れが多くなると、頭皮の毛穴をふさぎ、ニキビなどの原因になります。
また頭皮の臭いが気になったり、抜けがが増えることもあります。
このような頭皮トラブルは、毛穴の汚れがキレイにならないと、解消されることはありません。
そのため頭皮のオイルマッサージとクレンジングが効果的なのです。
頭皮を保湿する
頭皮のオイルケアには、頭皮を保湿する効果もあります。
とはいえオイルクレンジングは、肌が乾燥しやすい特徴があります。
そのため、やり方次第では乾燥を招くことがあるため、注意が必要です。
では、頭皮のオイルマッサージとクレンジング、保湿ケアの方法をご紹介していきましょう。
頭皮のオイルマッサージとクレンジングのやり方
頭皮のオイルマッサージとオイルクレンジングのやり方をご紹介します。
手順は、次のとおりです。
- まずはブラッシングで汚れを落とす
- オイルを頭皮の地肌につける
- 指の腹で、マッサージ&クレンジングをする
- 5分くらい経ったら、ぬるま湯で洗い流す
- シャンプーをしてオイルを洗い流す
- オイルで保湿ケアをする
ブラッシングで汚れを落とす
頭皮のオイルマッサージとクレンジングをする前に、まずは髪をブラッシングします。
ブラッシングをすることで、髪についたホコリや、頭皮の汚れを軽く落とすことができます。
ブラッシングは柔らかいブラシを使って、やさしくとかしましょう。
頭皮の地肌にオイルをつける
オイルは頭皮の地肌につけます。
でも髪の毛が多い人は、なかなか地肌に到達しないことがあります。
そこで先の細くなったボトルを使うと、頭皮に直接垂らすことができます。
髪の毛をかき分け、直接頭皮にオイルをつけましょう。スポイトのようなものを使っても良いですね。
頭皮をオイルでマッサージ&クレンジングする
頭皮全体にオイルを行き渡らせながら、頭皮をマッサージ&クレンジングします。
頭皮にオイルをなじませて、毛穴の汚れを浮かせて落とします。
また頭皮全体をマッサージして、頭皮の血行を良くしていきます。
頭皮の血行が良くなれば、フケや抜け毛などを改善することもできます。
5分くらいしたら、ぬるま湯で洗い流す
頭皮全体にオイルを行き渡らせたら、5分くらいそのままにしておきます。
この時に蒸しタオルを頭にかぶせておくと、より頭皮の毛穴の汚れが浮き上がってきます。
そして、ぬるま湯で一旦オイルを洗い流しましょう。
熱いお湯だと、頭皮の皮脂が落ちすぎて乾燥するので、ぬるま湯で流すのがポイントです。
シャンプーをして、オイルを洗い流す
オイルはしっかりとシャンプーで洗い流しましょう。
頭皮に刺激を与えないように、刺激の少ない「アミノ酸系シャンプー」を使うのも良いでしょう。
オイル自体が頭皮を乾燥させることがあるため、刺激の少ないシャンプーを使うことをオススメします。
もしオイルが頭皮に残っているようなら、シャンプーで2度洗いするのもアリです。
普段は2度洗いはオススメしませんが、オイルマッサージやクレンジングの場合は、特別です。
しっかりとオイルを落とすことのほうが重要です。
オイルで頭皮の保湿ケアをする
オイルクレンジングは、乾燥を招きやすいと言われています。
でもオイルは、保湿ケアもできるんです。
不思議ですよね。オイルには、真逆の作用があるのです。
目的によって、上手に使い分けましょう。
オイルクレンジングに適しているのは「オリーブオイル」。
保湿に適しているのは「馬油」「椿オイル」です。
毎日やったほうが良いの?オイルマッサージの頻度は?
頭皮のオイルマッサージとクレンジングは、毎日やると頭皮が乾燥してしまいます。
そのため頻度としては、週に1回くらいが良いでしょう。
頭皮の汚れや臭いが気になる時に、集中ケアをしても良いですし、週に1回だけと決めてクレンジングしても良いでしょう。
どの種類のオイルを使うかによって、乾燥など頭皮に与える影響も変わってきます。
刺激をなるべく与えないためには、保湿効果の高いオイルを使うと良いでしょう。
頭皮マッサージとクレンジングに適したオイルとは?
オイルにも色々ありますが、頭皮マッサージとクレンジングには、どんなオイルを使えばいいのでしょうか?
いくつかご紹介しますので、特徴をみて、あなたに合ったオイルを使って頭皮ケアをしてみましょう。
エキストラバージンオリーブオイル
食用としてもよく使われるオリーブオイルですが、その中でも「エキストラバージンオリーブオイル」が頭皮マッサージに適しています。
オリーブオイルには「オレイン酸」が含まれていて、頭皮の皮脂に近いと言われています。
そのため皮脂に良くなじみ、頭皮の毛穴の汚れを浮かせて落とすことができます。
オリーブオイルは食用でも大丈夫と言われていますが、できるだけエキストラバージンオリーブオイルを使うようにしましょう。
ピュアなオイルのほうが、頭皮への刺激が弱いと考えられます。
椿オイル(カメリアオイル)
椿オイルと言えば、髪の毛のケアのためのオイルというイメージが強いですよね。
しかも昔から多くの女性が愛用してきたのではないでしょうか?
椿オイルにも「オレイン酸」が含まれていて、オリーブオイルのように皮脂に近い成分だと考えられます。
ただしクレンジングの効果はそれほどではなく、どちらかというと髪の毛にツヤを与える効果にすぐれています。
馬油
馬油はどんなところにも使える万能オイルと言われていますが、クレンジングには適していないようです。
とくに保湿効果が高いため、頭皮のオイルマッサージ後の保湿ケアとして活躍してくれるでしょう。
馬油はいろいろな使い道があるので、1つ持っておくと重宝しそうです。
馬油には育毛効果もあるようなので、頭皮ケアにはもってこいのオイルですね。
ホホバオイル
ホホバオイルは「ワックスエステル」がおもな成分で、これが人間の頭皮の皮脂にもっとも近いと言われています。
抗酸化作用が高く、さらっとした使い心地なのが人気の秘密です。
ホホバオイルは保湿効果が高く、乳液などに配合されていることも多いです。
保湿効果があることで、皮脂の過剰な分泌を防ぐことができます。
頭皮のオイルマッサージ&クレンジングの注意点はあるの?
頭皮のオイルマッサージとクレンジングには、注意点があるのでしょうか?
オイルの酸化に注意! 酸化したオイルは使わないこと
オイルには、酸化するオイルと酸化しないオイルがあり、頭皮ケアに最適な「ワックスエステル」や「オレイン酸」は酸化しやすいと言われています。
オイルが酸化すると頭皮に刺激となるため、酸化したオイルは使わないようにしましょう。
もし酸化したオイルを使うと、シャンプーで洗い流しにくいとも言われています。
オイルの酸化を防ぐためには、保管方法が大切です。
湿気の少ない冷暗所に保管することで、酸化を防ぐことができます。
お風呂場で保管すると酸化しやすいので、ご注意ください。
空気に触れさせないことが重要です。
頭皮にオイルが残らないように気をつける
頭皮のオイルクレンジングやマッサージの注意点は、しっかりと洗い流すことです。
頭皮にオイルが残ると、毛穴がつまって頭皮トラブルになる恐れがあります。
ニキビの原因になったり、雑菌が繁殖しやすくなります。
そのためシャンプーを2回するなど、しっかりとオイルを洗い流すことが大切です。
その後は乾燥を防ぐためにも、保湿をしっかりとしておきましょう。
頭皮のオイルマッサージとクレンジングで頭皮の悩みをスッキリ解消
頭皮のオイルマッサージとクレンジングのやり方をご紹介しました。
頭皮にやさしいオイルを使って、フケ・かゆみ・臭いなどの悩みをスッキリ解消しましょう。
髪は女の命ですから、悩みがあったら女子力が下がってしまいますよね。
週に1回の頭皮クレンジングで頭皮をキレイにし、頭皮マッサージで頭皮環境を改善していきましょうね。