剃った後に腕毛がチクチクする理由。他の処理方法のメリット・デメリット
半袖やノースリーブを着るようになると、どうしても気になるのが「腕毛」。
しっかり剃ったはずなのに、すぐにチクチクして困ったことはありませんか?
腕毛は目立つ場所なので、何らかの方法で処理している人が多いと思いますが、少し伸びてくるとチクチクして気になりますよね。
そこで今回は、なぜ腕毛はチクチクしてしまうのか、その理由を見ていきます。また、チクチクしない腕毛の処理方法もご紹介しますね。
女性たるものツルツル肌をキープする方法を知って、余計な悩みから解放されましょう。
目次
剃った後の腕毛のチクチクが気になる女性多し!
腕って人と接触しやすい場所だし、毛がチクチクしてるのがバレると恥ずかしいですよね。そんな腕毛のチクチクが気になっている女性は多いようです。
見た目はキレイでも触るとチクチクするのが気になる!
腕毛を剃った直後は大丈夫でも、少し時間がたつとチクチクしてくることってありますよね。見た目はキレイだから大丈夫かな、と思っているとふいに触ったときにチクチクしていることも気づく場合もあります。
自分だけが触る分には良いけれど、人と腕が触れ合ったときに「あ、この人の腕チクチクしてる」と思われるのはイヤですよね。
たとえ何も言われなくても、心の中で「チクチクしてる」と思われるだけで恥ずかしいもの。だから、どうにかできないものかと試行錯誤してしまうのです。
彼氏に腕毛のチクチクを指摘されてショック!
他人なら普通は腕がチクチクしていても指摘することは少ないでしょうが、彼氏ならツッコミを入れてくるかもしれません。
大好きな彼氏に「腕チクチクしてるよ」と言われたら、ショックのあまり泣きたくなるかもしれません。でも彼氏ならまだ良いほうで、気になる男性に指摘されたらトラウマで恋愛できなくなってしまう場合も。
そこまで悩んでいるなら、何とかしないといけませんね。その方法をこの記事ではご紹介していきます。
剃った後どれくらいでチクチクしますか?
あるアンケートで、剃った後どれくらいでチクチクしてくるのか調査を行った結果が出ていました。そのアンケートによると、なんと剃った1~6時間後にはチクチクすると回答した人が一番多かったのです。
夜のお風呂で剃って、朝になるとチクチクしてしまう人が多いようです。なんだか夜に剃る意味がないような気がしてしまいますよね。そもそもなぜ腕毛はチクチクしてしまうのでしょうか?
なぜ腕毛はチクチクしてしまうの?
剃ってもすぐにチクチクしてしまう腕毛。なぜ腕毛はチクチクしてしまうのでしょうか? その理由は単純なことですが、意外なことでチクチクすることもあります。
切断面は根元だから太くてチクチクしやすい
カミソリで腕毛を剃ると、切断面は根元付近になりますよね。毛は先端よりも根元のほうが太いので、太い毛が飛び出てチクチクしてしまうのです。
しかも根元の毛は太くて丈夫なので、チクチクしやすいと言えるでしょう。
剃ると短い毛がチクチクする
腕毛がチクチクする理由は、剃ると短い毛がツンツン立つのでチクチクしてしまうのです。
そもそも腕毛が長いなら柔らかくて立たないのでチクチクしませんが、剃って短くなるからチクチクしてしまいます。
剃ると切断面が鋭くなる
腕毛を剃るとチクチクする理由は、カミソリで剃った切断面が平らになり、その周りが鋭くなってチクチクしてしまいます。
剃っていない状態の腕毛は、根元から先端に行くにしたがって細くなっていますが、鋭くなっている部分はないのでチクチクしないのです。
自己処理を繰り返すと濃く太くなるって本当?
よく言われるのが、自己処理を繰り返すと毛が濃くなるというもの。ムダ毛を剃るようになってから毛が太くなったと感じている人も多いのではないでしょうか?
先ほど言ったように、切断面が根元で太いからという理由もありますが、実際に以前よりも毛が濃く太くなってしまう場合もあります。
なぜ太くなってしまうのかというと、カミソリの刃で肌を傷つけることで、肌を守るために毛が太くなってしまうのです。もともと毛は肌を守るためにあるものなので、その機能が進化するということでしょうか?
人間の体には素晴らしい機能がたくさんありますが、この機能だけは退化してほしいと思ってしまうのは私だけでしょうか?
肌にやさしい電気シェーバーはチクチクしやすい?
カミソリが肌を傷つけるなら、肌にやさしい電気シェーバーではどうでしょうか?
実は、電気シェーバーで剃るほうがチクチクしやすいという声もあります。しかも剃った直後からチクチクすると感じる人も。
電気シェーバーはカミソリのように深剃りできないので、毛の根元部分が残ってしまうからチクチクしてしまうのです。
肌を傷つけないのはうれしいですが、チクチクするのは困りますよね。チクチクしないで肌に負担がかかる処理方法を選ぶか、肌にやさしいけどチクチクする処理方法を選ぶか、むずかしい選択ですね。
腕のムダ毛処理でチクチクしない剃り方
腕のムダ毛はカミソリで剃っている人が多いと思いますが、チクチクしない剃り方はあるのでしょうか? 正しい剃り方をすれば、チクチクするのを軽減できます。
ではどのような剃り方をすれば良いのか、順番にご紹介していきましょう。ちなみにカミソリはT字を使いましょう。一枚刃よりも五枚刃くらいのほうが肌に負担がかからないと言われています。
蒸しタオルで毛と皮膚を柔らかくすると深剃りしやすい
腕のムダ毛処理でチクチクしない剃り方は、まず蒸しタオルで毛と皮膚を柔らかくすることです。毛と皮膚が柔らかくなれば、カミソリの刃を強く当てなくても深剃りしやすくなります。
しかも肌に負担がかかりにくく、毛がカミソリに引っかかってしまうのを防ぐこともできます。
もし蒸しタオルを用意するのが面倒なら、お風呂に浸かって温まることでも毛と皮膚を柔らかくすることができます。
ただし、温まり過ぎると皮膚が柔らかくなり過ぎて、カミソリの刃で肌を傷つけやすくなりますのでご注意ください。
シェービングクリームで肌を守ると毛が濃くなりにくい
腕のムダ毛処理でチクチクしない剃り方は、シェービングクリームで肌を守りながら剃ることです。肌に負担がかからないようにすれば、毛が濃くなってしまうのを防ぐことができます。
自己処理の回数が多いと毛が濃く太くなってしまうのは、肌に刺激を与え過ぎることが原因なのです。ムダ毛処理をするときは、なるべく肌に負担をかけないようにしましょう。
肌を刺激しないために繰り返し同じ場所を剃らない
腕のムダ毛処理でチクチクしない剃り方は、同じ場所に繰り返し何度もカミソリを当てないことです。
同じ場所を何度も剃ると、肌に負担がかかり毛が濃く太くなってしまう場合があります。
剃るときは毛の流れに沿って、上から下へ向かってやさしく剃りましょう。一本線を描くように、やさしくカミソリを滑らせます。
剃り残しがあれば逆剃りもOK
カミソリでムダ毛処理をする場合、逆剃りはできるだけ避けたほうが良いでしょう。ただし剃り残しがあった場合には、その部分にだけシェービングクリームを塗り、逆剃りをしてもOKです。
ただし肌に強くカミソリを押し当てないように注意しましょう。逆剃りの場合は順剃りよりも肌に負担がかかるので、細心の注意をはらって剃りましょう。
シェービングクリームをていねいに洗い流す
剃り終わったら、シェービングクリームをていねいに洗い流すことです。このときに熱いお湯を使うと、カミソリで傷ついた肌が刺激を受けてしまうので、ぬるめのお湯か水で洗い流してください。
人肌程度の温度のぬるま湯で流すのがオススメ。そのときにゴシゴシとこするのはNG。体を洗うときも、やさしく洗いましょう。
冷やして炎症を抑え、毛穴を引き締める
腕のムダ毛処理でチクチクしない方法は、剃った後のアフターケアをしっかりすることが大切です。まずはお風呂上がりに冷やしましょう。
カミソリで剃った肌は、刺激を受けて炎症を起こしている状態です。その炎症を鎮めるためにも、冷やすことが大切なのです。
また冷やすことで毛穴が引き締まり、剃った後の黒いポツポツが目立たなくなります。さらに毛穴が引き締まることでチクチクする毛が飛び出しにくくなります。
保湿して肌を丈夫に保つ
冷やし終わって肌が落ち着いたら、しっかり保湿することも欠かせないアフターケアの1つです。
保湿することで肌の状態が良くなり、肌が丈夫になります。肌が丈夫になれば、カミソリの刺激に耐えられる肌になるので負担がかかりにくくなります。
カミソリによる肌への負担が軽減されれば、毛が濃く太くなるのを防ぐことができ、チクチクしにくくなると考えられます。
腕毛を剃るときに注意することは?
腕のムダ毛処理でチクチクしない剃り方をご紹介しましたが、腕毛を剃るときに注意することはあるのでしょうか? 剃り方のところでいくつかご紹介しましたが、ここでも気をつけるポイントを3つご紹介します。
- 腕毛を剃る回数をなるべく少なくする
- 切れ味の悪いカミソリを使わない
- シェービングクリームの代わりにボディソープはNG
腕毛を剃るときに注意することは、なるべく剃る回数を減らすことです。腕毛を剃れば剃るほど肌に負担がかかり、腕毛が濃く太くなってしまう可能性があります。するとさらにチクチクしてしまうので、なるべく処理の回数を減らしましょう。
そして切れ味の悪いカミソリを絶対に使わないこと。これは一番肌を傷つける原因になるので、切れ味が悪くなってきたら新しいカミソリに換えましょう。
またシェービングクリームの代わりにボディソープを使っている人がいるなら、それはNGです。ボディソープでは弾力が足りず肌を守れませんし、肌が乾燥しやすくなってしまいます。
肌が乾燥しやすくなるということは、肌に負担がかかり肌荒れしやすい状態になるということ。すると毛が濃く太くなってしまうことも考えられるので、チクチクを防ぐためにもちゃんとシェービングクリームを使いましょう。
剃る以外の腕毛の処理方法メリット・デメリット
ここまで腕毛を剃ることについてご紹介してきましたが、剃る以外の腕毛の処理方法はどうなのでしょうか?
剃るよりも良いのか悪いのか、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。
除毛クリームの処理ならチクチクしないのがメリット
除毛クリームで腕毛を処理する方法は、実は剃るよりもチクチクしないというメリットがあります。そのため剃らずに除毛クリームで処理している人も多いようです。
しかし除毛クリームのデメリットは、肌が荒れてしまう恐れがあること。除毛クリームは毛を溶かして処理するので、皮膚まで溶けてしまう可能性もゼロではありません。
刺激の弱い除毛クリームなら肌は荒れにくいですが、充分にムダ毛が処理できないこともあります。そのためオススメ度はフィフティーフィフティーというところでしょうか。
毛抜きはデメリットが多すぎる
毛抜きで腕毛を処理すると、剃るよりもチクチクしません。そのため時間があるときは抜いているという人もいますが、これはオススメできません。
毛穴がブツブツになってしまうこともありますし、毛根がひどく破壊されるので毛が濃く太くなってしまう可能性が高いです。
また毛が皮膚の中に埋まってしまう「埋没毛」の原因になりやすい処理方法なので、できれば毛抜きで抜くのはやめてください。
脱毛ワックス・テープは肌にも負担がかかる
脱毛ワックスや脱毛テープによる腕毛の処理は、除毛クリームと似ているようで実は毛抜きと似ています。そのためオススメできません。
毛抜きで抜くことのデメリットの他に、皮膚に強い刺激を与えるデメリットまでプラスされるので、毛抜きより悪い状態になります。
脱毛ワックスは肌に強い刺激を与える成分が含まれていますし、脱毛テープを剥がすときに皮膚まで剥がしてしまうことが多いです。
抑毛ローションは他の処理方法と併用する
剃る以外で腕毛を処理する方法は、抑毛ローションを使う方法もあります。抑毛ローションとは、豆乳などの成分が含まれているので女性ホルモンのはたらきを活発化し、毛の成長を抑えるというもの。
女性ホルモンは毛を薄くする効果があるので、豆乳をそのまま塗っている人もいるほどです。抑毛ローションは毛を薄くしたり、毛が伸びにくくする効果があります。
しかし残念ながら、あまり高い効果が期待できないことと、効果があったとしても時間がかかってしまうこと。そのため抑毛ローションのみの処理方法ではあまり効果がありません。
腕毛を剃る処理方法に併用して、抑毛ローションを使えば少しずつ改善されていく可能性はあります。
家庭用脱毛器は高額で手間と時間がかかる
「本当は腕毛を脱毛したいけど、脱毛はお金がかかりすぎるから無理」と思っている人は、家庭用脱毛器を買おうか迷っていると思います。
根気よく使い続ければ脱毛の効果はありますが、エステよりも弱い効果なので脱毛できるまでに時間がかかります。
また家庭用脱毛器は高額なことと、自分でやるとなると意外と手間がかかるというデメリットがあります。中には面倒で使わなくなってしまう人もいるほど。
そうなるとお金がもったいないので、初めから脱毛に通ったほうが良いかもしれません。
脱毛するのが一番キレイで楽ちん
腕毛をキレイに処理するためには、脱毛するのが一番キレイで楽ちんな方法です。お金がかかるのが最大のデメリットですが、最近はだいぶ安くなっているので検討してみても良いのではないでしょうか?
腕毛を剃ってもチクチクしない人がいるのはなぜ?
腕毛のチクチクに悩んでいる人からすると、剃ってもチクチクしない人がいるなんて信じられないかもしれませんが、実はチクチクしない人もいるようです。
なぜ腕毛がチクチクする人と、普通に腕毛を剃ってもチクチクしない人がいるのでしょうか? 何が違うのか気になりますよね。
腕毛を剃ってもチクチクしない人は、もともと腕毛が細くて柔らかいことが特徴です。短くて太いとチクチクしてしまうので、柔らかくて細いならチクチクしなそうですよね。
世の中には、そんな羨ましい人がいるのです。でもそれを目指してもなれないので、最終手段をご紹介します。
腕毛がチクチクしない最終手段として2つの方法をご紹介
腕毛を剃るとチクチクする、除毛クリームは肌が荒れる、抑毛ローションは効果がない、毛を抜くのはデメリットが多すぎるとなれば、一体どうすれば良いのでしょうか?
正しい方法で剃るのがオススメですが、それでも改善されない場合の最終手段は2つしかありません。
腕毛を処理せず染めるのも1つの選択肢
腕毛がチクチクしない最終手段は、剃ったり処理するのをやめて染めてしまうことです。そうです。髪を染めるように腕毛を染めてしまうのです。
昔はこの方法で処理している人が割といました。何度か見たことがありますが、黒い毛が茶色くなるのですから確かに腕毛が目立たなかったです。
でもデメリットが2つあります。それは「染料で肌が荒れてしまうこと」と「光に当たったときに毛が光ってしまうこと」です。
必ずしも起こるとは限りませんが、やってみて効果があれば続けてみるのも良いでしょう。なぜなら自己処理の回数が劇的に減るからです。
腕毛は髪の毛のようには伸びませんから、一度染めたらしばらくそのままで大丈夫ですよね。たとえ染料が多少肌の刺激になっても、回数が少ないなら何とかなるかもしれません。
また毛が光ってしまうことに関しては、最近は染料も色々あるので光らないものがあるかもしれません。どうしても他の処理方法では対処できないなら試してみる価値はあるかもしれません。
本当に悩んでいるなら最終手段はやっぱり脱毛!
腕毛がチクチクしない最終手段は、やはりエステやクリニックで脱毛することです。これが何よりも有効な最終手段でしょう。
お金がかかるのが最大のデメリットですが、もし本当に深く悩んでいるなら、お金で解決するのもアリです。
悩みが深ければ深いほど、脱毛のメリットを大きく感じられるはずですよ。今までの悩みは何だったのか、と思うくらい気分がスッキリするはずです。
腕毛のチクチクを解消してツルツルすべすべの素肌になろう!
腕のムダ毛処理でチクチクしない方法をご紹介しました。色々な方法があるので、自分に一番合った方法を選んでくださいね。
多くの人にオススメなのは、「剃る」「除毛クリーム」「脱毛」の3択です。腕毛をなくす方法としては、これ以外に効果的な処理方法は、ほぼないと言えます。
腕毛の処理後にチクチクするのは、剃ったことで毛が太く見えるようになったから。そして毛が短いからです。
チクチクしない腕毛の処理方法の最終手段は、「染める」か「脱毛」のどちらかになるでしょう。