冬の乾燥肌の原因は皮膚温度|保湿ケアとあたため美容で改善

乾燥肌の原因は皮膚温度の低下だった!

冬は湿度が下がり、乾燥肌が悪化してイヤですよね。
夏はあんなにジトジトしていたのに、冬になるとカラカラで肌まで水分不足になってしまいます。

室内にいると、夏は湿度が80%くらいになることも多いでしょう。
でも冬は、ひどい時だと湿度が30%台になることもあります。

「だから肌も乾燥するのよね」と思っているあなた。
じつは空気の乾燥だけが、乾燥肌の原因ではなかったんです。

冬の乾燥肌を悪化させる原因は、皮膚温度が低下するからです。
皮膚温度って何? と思ってる人もいると思いますので、これからご説明します。

乾燥肌を改善する方法と、正しいスキンケアの方法を見ていきましょう。

冬の乾燥肌と皮膚温度って関係あるの?

乾燥肌になる原因と言えば、エアコンによる乾燥がパっと思い浮かびますよね。
でも、じつはそれだけではなかったんです。

冬の乾燥肌は、皮膚温度が低下することで悪化すると言われています。
なぜ皮膚温度が乾燥肌と関係があるんでしょうか?

表皮の細胞をつなぐ「タイトジャンクション」が低下する

「タイトジャンクション」って何? と思っている人が多いと思います。
タイトジャンクションとは、肌細胞を結合させて、肌のバリア機能を正常に保つはたらきのことです。

肌のいちばん外側には、表皮と呼ばれる皮膚層があります。
表皮はさらに4つの層になっていて、外側から2番目の「顆粒層」の細胞を結合するはたらきをタイトジャンクションと呼ぶのです。

また皮膚温度とは、皮膚表面の温度のこと。
この皮膚温度が低下すると、タイトジャンクションの機能も低下してしまうんです。

つまり皮膚が冷たくなると、肌のキメが粗くなり、乾燥しやすくなるということです。

皮膚温度が28℃以下になると乾燥注意報

では皮膚温度がどれくらいまで下がったら、乾燥肌が悪化するんでしょうか?
それは28℃以下になると、乾燥しやすくなると言われています。

「28℃って、けっこう熱いじゃん」と思うかもしれませんが、皮膚表面の温度ですよ。
体温でもないし、気温でもありません。

暖かい室内にいると、だいたい皮膚温度は30℃ちょっとくらいまで上がります。
でもひとたび寒い外に出ると、10℃台まで皮膚温度は低下します。

肌の乾燥は、カラカラの室内だけでなく、屋外でも注意が必要だということになります。

皮脂の分泌が減って乾燥する

皮膚温度が低下すると、皮脂の分泌が減ります。
皮脂が足りなくなると、肌は乾燥しやすくなります。

夏は皮膚温度が高いので、皮脂分泌も増えます。もちろん皮脂が増えすぎても、肌トラブルは起きます。
つまり皮脂は、減りすぎても増えすぎてもダメだということ。

皮脂が減ると肌バリアが失われ、乾燥肌が進行するというわけです。

冬の乾燥肌を改善する対策は、あたためる美容法

冬の乾燥肌を改善するには、どんな対策をすれば良いのでしょうか?
皮膚温度が低下しないようにする必要があるので、あたためる美容法が効果的です。

ペットボトルで首を温める

顔の皮膚温度を保つには、あたたかいペットボトルで首を温めると良いでしょう。
首は顔に近いので、首の血流があたためられることで、顔の血流も温かくなります。

「顔を直接あたためるんじゃダメなの?」と思いますよね。もちろん直接温めてもOKです。
ただ首には頸動脈があり、血液の流れがはげしい場所なんです。
また顔を直接温めると、メイクが崩れてしまいますからね。

ちなみに夏のメイク崩れを防ぐには、首を冷やすと良いのですが、その逆バージョンですね。
ペットボトルならどこでも買えますし、外出先でも活用できそうです。

ただ缶だと熱すぎる可能性があるので、ハンカチなどで包んで首に当てましょう。
火傷しないように気をつけてくださいね。

外出時はマスクをする

乾燥肌を改善する方法は、マスクを着用することです。
冬は屋外も室内も空気が乾燥していて、喉も乾燥してしまいます。

そのため風邪などのウィルス対策にも、マスクは効果的ですよね。
マスクをすると、顔が温かくなるんです。

吐く息がマスク内を温めているんですが、息の蒸気によって、肌を直接保湿する効果も期待できます。
とっても便利なアイテムです。

オフィスや自宅でもマフラーをする

先ほど首を温めると良いと言いましたが、マフラーを着用するのも効果的です。
屋外でマフラーをするのはもちろん、室内でも寒い場合がありますよね。

そんな時は室内にいる時も、薄手のマフラーやスカーフなどをすると良いでしょう。
首が冷えると全身が寒くなり、風邪もひきやすくなりますよ。

寝る時は、全身を温めると安眠をさまたげる

乾燥肌を改善するには、基本的に顔の皮膚温度だけを上げる必要があります。
全身を温めても良いのですが、寝る時だけは、顔だけにしましょう。

なぜなら寝る時に体全体を温めると、安眠のさまたげになると言われています。
とくに一定の温度で温め続ける「電気毛布」や「電気カーペット」は良くありません。

少しずつ冷めていく湯たんぽならギリギリセーフですが、全身が暑くなりすぎてしまうならNGです。
安眠は美肌の基本ですから、安眠をさまたげないように注意しましょう。

冬の乾燥肌対策のためのスキンケア

ここまで顔を温める方法をご紹介しましたが、乾燥肌を改善するスキンケアはどうすれば良いのでしょうか?

正しい「蒸しタオル美容法」をする

「蒸しタオル美容法」って聞いたことありますか?
蒸しタオルで顔を温めることで、保湿効果や新陳代謝が良くなると言われています。

でも蒸しタオルには、デメリットがあったんです。
皮膚は濡れると乾燥しやすいという性質があるので、蒸しタオルを当てるのは良くありません。

そのため蒸しタオルをビニール袋に入れて、顔に当てると良いでしょう。
これなら顔を温めながら、乾燥も同時に防げます。

正しい保湿ケアをすると皮膚温度が低下しにくい

今まであたためる美容法ばかりご紹介しましたが、じつは保湿することで皮膚温度の低下を防げるんです。
あなたはいつも、どのようなスキンケアをしていますか?

ニキビができやすい人は、化粧水だけだったり、化粧水と乳液だけだったりしませんか?
じつは化粧水・乳液のスキンケアをしている人よりも、化粧水・乳液・保湿クリームの人のほうが、皮膚温度が低下しにくいと言われているんです。

乾燥肌を改善するスキンケアは、まずしっかりと洗顔などで肌をキレイにして、保湿をしっかりとすることです。
直接的に乾燥肌を改善できますし、皮膚温度の低下を防ぐこともできます。

冬の乾燥肌は、あたため美容でポカポカに!

冬の乾燥肌の原因と改善方法をご紹介しました。
どれも簡単にできることばかりでしたので、ぜひ実践してみてくださいね。

スキンケア方法は、保湿クリームまでしっかり塗ることが大切です。
保湿がうまくできない場合は、クレンジングが充分にできていない可能性があります。

まずはクレンジングと洗顔を改善し、毛穴がスッキリしたところで保湿ケアをしましょう。

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