なぜ花粉症で頭が痛くなるの?頭痛をやわらげる7つの対策

花粉症による頭痛をやわらげる対処法をご紹介します!

花粉症の季節になると、なぜか頭痛がすると感じている人はいませんか?
じつは、花粉症による頭痛を感じている人は、意外と多いのです。
 

こみち
くしゃみや鼻水だけでもつらいのに、頭痛までするなんて最悪だわ。

中には、花粉症の一般的な症状であるくしゃみ・鼻水・目のかゆみなどは全然ないのに、頭痛だけする人もいるようです。
なぜ花粉症で頭が痛くなるのか、不思議に思いますよね。

そこで今回は、花粉症で頭痛がする原因と対処法をご紹介します。
つらい頭痛をやわらげて、毎日を快適に過ごしましょう。

なぜ花粉症で頭が痛くなるの?

花粉症の一般的な症状は、花粉によるアレルギー反応ですが、花粉で頭が痛くなるのは何となく不思議に思いますよね。
なぜ花粉症で頭が痛くなるのか、その関係をご紹介します。

鼻づまりで脳が酸欠状態

花粉症の代表的な症状である「鼻づまり」。じつはこれが、花粉症による頭痛と深い関係があるのです。

脳は酸素を必要としていますが、口で呼吸をしても、酸素が脳に届きません。そのため、鼻から酸素を入れる必要があるのです。

でも鼻づまりになっていると、脳に酸素が届かなくなり、脳は酸欠状態に。脳に酸素が行き届かなくなると、頭痛を引き起こしてしまうことが多いのです。

ヒスタミンが脳の血管を拡張する

花粉症の症状は、「ヒスタミン」という物質が引き起こしています。おもに、くしゃみ・鼻水・鼻づまりなどの症状を引き起こすのですが、ヒスタミンは脳にも影響を及ぼすことがあります。

花粉症の原因物質であるヒスタミンは、脳の血管を拡張する作用があり、頭痛が起こりやすくなります。

これは、片頭痛のメカニズムと同じです。そのため、片頭痛の人は、花粉症による頭痛が起こりやすいと言えます。

副鼻腔炎による鼻の粘膜の腫れ

花粉症や風邪をひくと、副鼻腔炎を起こすことが多いです。副鼻腔炎とは、鼻の奥が炎症を起こして、鼻の粘膜の腫れを引き起こす症状のことです。

その腫れによって酸素の通り道をふさいだり、蓄膿症の症状である「膿の混じったネバっとした鼻水」によって、脳への酸素が届きにくくなるのです。
そのため頭痛が起こることが多いと考えられます。

自律神経のバランスが乱れる

花粉症のおもな原因は、「花粉」によるものですよね。これを「花粉症の外的要因」と言います。
でも花粉症の原因は、外的要因だけではないのです。

花粉症の内的要因として考えられるのは、「自律神経の乱れ」です。日頃の仕事でストレスをためている人は多いですが、つらい花粉症の症状によってもストレスがたまります。

このようなストレスによって、自律神経のバランスが乱れると、頭痛を引き起こすことがあります。

自律神経とは、「交感神経」と「副交感神経」がバランスを保つことで安定していますが、ストレスによって、2つのバランスが崩れてしまうのです。

ストレスがたまっている状態では、交感神経が優位になり、神経がたかぶった状態が続きます。

そうなると、夜に優位になるはずの副交感神経が機能せず、リラックスできないために睡眠不足になることもあります。
それが、頭痛の原因にもなり得るのです。

睡眠不足が原因の片頭痛

睡眠不足になると、頭痛が起こりやすいと言われています。睡眠不足になる原因は色々ありますが、花粉症による不快な症状も、睡眠不足の原因になりますよね。

とくに鼻づまりの症状があると、呼吸が苦しくて、眠りが浅くなってしまうことが多いです。
すると疲れが取れないばかりか、自律神経の乱れを引き起こし、頭痛が起こることがあります。

また、睡眠不足そのものが自律神経のバランスを崩す原因になるため、頭痛だけでなく、精神的にも不安定になることがあります。

肩こりによる血行不良と筋肉の緊張

花粉症と肩こりは、あまり関係がないように感じますよね。でも、花粉症によるくしゃみや鼻水は、間接的に肩こりの原因になる場合があります。

とくに、鼻をかむときは肩に力が入るので、肩の筋肉が緊張します。すると肩の血行が悪くなり、肩こりとともに、頭痛を引き起こすことがあるのです。

肩のマッサージやお風呂などで、なるべく肩こりを解消しておくと良いでしょう。

花粉症による頭痛をやわらげる7つの対策

頭痛がつらいと、すぐに鎮痛剤を飲んでしまう人は多いと思いますが、毎日飲むのはちょっと心配ですよね。

そこで、薬に頼らずに、花粉症による頭痛をやわらげる対策をご紹介します。

意外と即効性のある方法もありますので、ぜひ試してみてください。

①首の後ろや肩を温めて血流アップ

花粉症による頭痛をやわらげる対策は、首の後ろを温めることです。首から肩にかけても温めると良いでしょう。

とくに頭痛の原因が、肩こりや首こり、鼻づまりの人は、この対策が効果的です。

濡れたタオルを電子レンジで温める「蒸しタオル」や、肩を温める商品(※)などを使って温めましょう。

首を温めることで脳への血流が良くなり、鼻づまりも解消されることが多いです。
すると自然と頭痛もやわらぎますので、ぜひ試してみてくださいね。

※肩を温める商品……あずきのチカラ、めぐりズム温熱シートなど。

②鼻づまりしている鼻を上にして横になる

花粉症による頭痛をやわらげる対策は、まず鼻づまりを解消することが大切です。自分では鼻がつまっていないと思っていても、じつは片鼻だけつまっている場合もあります。

口を閉じて片鼻をふさぎ、片鼻だけで呼吸をしてみてください。どちらかつまっていませんか?

その鼻づまりしているほうの鼻を上にして、横向きに寝てみてください。頭を手で支えるポーズも効果的です。
目を閉じると改善されないことが多いので、目は開けておきましょう。

しばらくすると、不思議と鼻づまりが治ることが多いです。
ただし、今度は下側の鼻がつまってしまいます。

「じゃぁ、どうすればいいの?」と思いますよね。
そこでオススメの方法が、「昼は右鼻」の通りを良くし、「夜は左鼻」の通りを良くすることです。

なぜかというと、右鼻から空気を吸うと「交感神経」が優位になり、左鼻から空気を吸うと「副交感神経」が優位になると言われているからです。

自律神経のバランスが良い状態のときは、昼間は活動的で交感神経が優位になります。でも、夜になると副交感神経が優位になり、リラックスモードになるのが普通です。

このように自律神経のバランスが整っていると、安眠効果がアップし、頭痛の改善に役立ちます。

③ぬるめのお風呂で自律神経を整える

花粉症による頭痛をやわらげるためには、自律神経を整えることが大切です。そこで効果的なのが、ぬるめのお風呂に入ることです。

熱めのお風呂は交感神経を優位にし、ぬるめのお風呂は副交感神経を優位にします。

花粉症の不快な症状があるときは、交感神経が優位になり、自律神経のバランスを崩している可能性が高いです。
そのため、ぬるめのお風呂で副交感神経を優位にし、自律神経のバランスを整えましょう。

④緑茶のカテキンでヒスタミンを抑える

花粉症による頭痛をやわらげる対策は、ヒスタミンの分泌量を抑えることです。ヒスタミンが脳の血管を拡張して、頭痛を引き起こしている場合が多いからです。

緑茶には「カテキン」というポリフェノールが含まれていて、ヒスタミンの分泌を抑える作用があります。
また、花粉症により鼻の粘膜が腫れている人は、緑茶のカテキンによって、腫れをやわらげる効果があると言われています。

⑤ハーブティーでリラックス&鼻の粘膜の腫れを緩和

花粉症による頭痛をやわらげる対策は、ハーブティーを飲むのもオススメです。

ハーブティーにはリラックス効果があり、副交感神経を優位にすることで、自律神経のバランスを整える効果があるからです。

また、ハーブティーの種類によっては、鼻の粘膜の腫れをやわらげる効果もあります。
とくにオススメなのは、「ペパーミントティー」です。

ペパーミントのスーっとした香りで鼻づまりを解消し、花粉症による頭痛をやわらげる効果も期待できます。

⑥腸内環境を整えて免疫力アップ

花粉症の原因は、免疫力の低下も考えられます。
免疫力が低下すると、花粉を異物を判断したときの抵抗力が弱まります。そのため、花粉症の症状が悪化してしまうのです。

そこでオススメの対策が、腸内環境を整えること。花粉症と腸は、あまり関係ないように感じますが、免疫力を司っているのは「腸」なのです。

そのため、腸内環境を整えることで、免疫力がアップします。花粉症の症状全般が改善されれば、頭痛もやわらげることが期待できます。

⑦片鼻呼吸法で脳に酸素を届ける

最後にご紹介する「頭痛をやわらげる対策」は、片鼻呼吸法です。これはヨガ呼吸法とも呼ばれていて、片鼻ずつ呼吸をすることで、脳をシャキっとさせる効果があります。

また、脳に酸素が届きやすくなるため、花粉症による頭痛をやわらげる効果が期待できます。

  1. まず両鼻で息を吸って、指で両鼻をふさぎます。口は閉じたままです。
  2. 左鼻を開き、息を吐き切ったら、そのまま左鼻で息を吸います。
  3. 次に両鼻を指でふさぎます。
  4. そして右鼻を開き、息を吐き切ったら、そのまま右鼻で息を吸います。
  5. 両鼻をふさぎます。
  6. これを3回くらい繰り返しましょう。

 
花粉症の症状で鼻がつまっているときは、むずかしいと思いますが、鼻が通ったタイミングでやると良いでしょう。

また、②の対策でご紹介した「鼻づまりしている鼻を上にして横になる」という方法で、鼻づまりを解消するのも良いですね。

コツは、上の鼻が通った瞬間に「鼻をかむ」ことです。すると、下の鼻がつまる前に解消することができます。

花粉症の症状である頭痛を治して快適な毎日を!

花粉症で頭が痛くなる原因と、頭痛をやわらげる対策をご紹介しました。
まずは花粉を寄せつけない生活をして、その上で頭痛をやわらげる対策を実践していきましょう。

そうすれば、快適な毎日を送ることができますよ。
 

こみち
こみちの一言コラム

花粉症による頭痛は、自律神経が大きく関係しています。
ストレスや睡眠不足を解消して、健やかな毎日を送りましょう!

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