葬式マナーと香典の相場って?通夜の服装や靴にも配慮が必要

年齢を重ねていくと、葬式や通夜に参列する機会も増えてくることでしょう。

社会人になってから、また年齢を重ねてからは、それなりのマナーをまきまえた行動が必要です。

最近は告別式には参列せず、通夜のみ出向く人も多いので、通夜でのマナーもご紹介します。

また香典の書き方や相場も知っておいて損はないでしょう。

葬式や通夜に出る時の服装とその理由

喪服で行くと死を予期していたと誤解される

以前は通夜に喪服で行くと死を予期していたと誤解されると言われていました。

しかし最近では余裕を持って連絡が来る場合も多いですし、また葬儀には参列せず通夜のみの場合も多いため、喪服でもOKとされているようです。

靴や服装に光沢のある物は黒でもNG

葬式や通夜に出る時は、靴や服装に光沢のある物はNGです。

たとえ黒でも、エナメルやラメ入りの物は避けるようにしましょう。

また女性のスカート丈ですが、なるべく膝が隠れる長さがベターです。

ヒールは低めでストッキングを着用する

葬式や通夜に出る時のヒールは、3~5センチくらいの低めの靴にしましょう。

そしてストッキングを着用するのがマナーです。

色はなるべく黒が良いですが、肌色でもOKです。生足は避けましょう。

香典の相場と書き方のマナー

香典袋には薄墨の筆ペンで書く

香典を包む不祝儀袋(香典袋)には、薄墨の筆ペンで書くのがマナーです。

もともとの意味は、悲しみの涙で墨が薄くなってしまったという意図が込められています。

もちろん毛筆で書いてもOKですが、よほど達筆でないと難しいと思います。

また薄墨を作るのも手間ですから、筆ペンが重宝します。

最近は「濃い墨」と「薄い墨」が両方セットになった筆ペンがあります。

(株)など省略しない

会社の代表として葬式に参列する場合など、自分の会社名を香典袋に書くでしょう。

その場合には、(株)などと省略するのは失礼であると言われています。

省略せずに「株式会社」としっかり書きましょう。

内袋には住所・氏名を楷書で郵便番号も書く

香典袋の内袋には、住所と氏名を楷書でしっかり書きましょう。

これを見て香典返しを送ってくださるので、手間を省くために郵便番号からしっかりと省略せずに記入することです。

香典の相場一覧

職場関係や友人知人は5,000~10,000円程度、祖父母や叔父叔母などの親戚関係は10,000円程度、兄弟姉妹は30,000~50,000円程度、親は100,000円程度が妥当とされています。

故人が一家の中でどのような立場だったかによりますが、一家の主を失くしたのなら生活が困窮することも予想されます。

香典を渡す本人の気持ち次第ですが、察して多めに渡すのもアリでしょう。

ただし多すぎると少し問題があるようです。

香典袋の種類は金額によって3段階ある

最近はコンビニでも買えますので、急ぎの場合にも便利です。

香典袋には3段階くらいあり、香典が5,000円までの場合には、水引が印刷されている物を使用します。

1~2万円なら白黒の水引が施されている香典袋を使い、3~5万円なら銀色の水引が施されている香典袋を使います。

それ以上の場合には、さらに豪華な香典袋を使うのが一般的です。

香典袋の表書きについて

香典袋の表書きとは、自分の名前の上に書く内容のことです。

つまり水引の下に自分の名前、水引の上に表書きをします。

一般的には、通夜よりも告別式で渡すのですが、通夜のみ参列するなら通夜で渡しましょう。

通夜・葬儀・告別式いずれに参列する場合も、香典の表書きは「御霊前」が最も一般的です。

ただし浄土真宗の場合だけは、注意が必要だそうです。

浄土真宗以外では、「御仏前」を使うのは法要などの時だけです。

キリスト教の表書きは「御花料」

あまりないかもしれませんが、キリスト教の葬式に参列する場合もあるかもしれません。

その場合の表書きは、「御花料」と書くのが一般的です。

ただし「御霊前」でも問題はないそうですから、「御霊前」と覚えておくと良いでしょう。

お通夜に行く時間帯って?

以前はお通夜という呼び名の通り、夜通し故人に付き添っていました。

しかし最近では、夜半過ぎには終わることが多いようです。

お通夜に行く時間帯は、あまり遅くならないことがマナーです。

また長居することもなるべく避けた方が良いでしょう。

仕事で遅くなる場合でも、できれば20時くらいまでには行けるようにすることです。

また「通夜振る舞い」と呼ばれる食事を勧められたら、断ることは失礼になります。

一口でもいいから、手をつけることがマナーとされています。

遠慮しないことがマナーですが、もちろん食べ過ぎもダメです。

葬式のマナーは相手を思っていれば自然とできる

葬式や通夜のマナーについてご紹介しましたが、故人を弔う気持ちがあれば、自然とできることです。

また遺族の方への配慮があれば、失礼になることもないはずです。

つまり普通に行動すれば良いということです。

あまり形式ばったことを考えずに、気持ちを重視すれば良いでしょう。

葬式のマナーは、いわば人間としてのマナーとも言えるかもしれません。

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