生姜は冷え性に効くってウソ?乾燥生姜とすりおろし生姜の栄養価

生姜は体をあたためて、冷え性の改善に効果があると言われていますよね。

メディカルフード・コーディネーターの壇条美智子です。

でも実は、生姜って冷え性に効果がないと言われているんです。

「そんなぁ、毎日生姜を摂っているのに~」

と驚きを隠せない人もいるかもしれません。

でも大丈夫!

摂り方次第では、冷え性改善の役に立ってくれますよ。

それでは生姜の本当の効果と、冷え性改善に効果的な生姜の摂り方をご紹介していきます。

生姜って冷え性改善に効果ないの?

生姜は冷え性に効くと、長年言われ続けてきました。

でもここ数年の間に、生姜の秘密が明かされてきたのです。

生のすりおろし生姜は血行促進と殺菌作用

冷え性対策として、生のすりおろし生姜を紅茶などに入れて摂取している人も多いことでしょう。

でも生の生姜には、体を冷やす効果があったんです。

その理由は、もともと生姜に含まれているジンゲロールという成分です。

ジンゲロールとは、辛み成分の一種なのです。

ジンゲロールの効能は、血行促進作用と殺菌作用です。

つまり生の生姜でも、そこそこ冷え性の改善には役に立つということです。

ただし生の生姜よりも、格段に冷え性改善に効果のある摂取方法があるのです。

それは後でお話しますね。

市販の生姜チューブには体を冷やす効果がある

生姜のすりおろしを手軽に利用できるということで、市販の生姜チューブを利用している人も多いはずです。

でも市販の生姜チューブには、添加物やら保存料などが大量に含まれているのです。

これらはどれも体を冷やす作用がありますので、冷え性の改善を目的にしているならおすすめできません。

冷え性改善に効果のある生姜の摂取方法とは?

では冷え性改善に効果のある生姜とは、どんな生姜なのでしょうか。

摂取方法によって、大きく異なるのです。

スライスした乾燥生姜は冷え性改善に効果アリ

冷え性の改善に効果があるのは、乾燥生姜です。

生の生姜にはジンゲロールが含まれていますが、生姜を乾燥させることで「ショウガオール」という成分が生まれます。

このショウガオールが、体を温める効果があるんですね。

ジンゲロールの場合は体の表面にある血行を促進する効果があり、ショウガオールは内臓から温めて冷え性を改善する効果があるのです。

乾燥生姜の作り方は、生の生姜をスライスして、天日干しすればOKです。

簡単ですが、「外に干すのは嫌」と言う場合には、電子レンジでチンすればOKです。

温めすぎると、せっかくのショウガオールが壊れてしまうので気をつけてください。

市販の粉末生姜なら手軽に利用できる

「乾燥生姜を作るのは面倒」という人には、市販の粉末生姜というものがあります。

粉末なら紅茶に入れるのも簡単ですし、料理に使っても良いでしょう。

ただし生姜独特の風味は飛んでしまうので、風味付けとしては向かないでしょう。

おろし生姜でも加熱すればOK

生姜を加熱すると言えば、「しょうがやき」ですよね。

ワタシの大好物です。

ただし加熱すれば良いというわけでもないんです。

体を温める作用のあるショウガオールは、100℃以上になると破壊されてしまうそうです。

しょうが焼きを作るなら、仕上げにおろし生姜を入れて、サッと混ぜて火を止めましょう。

生姜の摂取量目安と副作用について

生姜はたくさん摂取すれば良いというものではありません。

過剰摂取になると、副作用が出てきてしまう恐れもあります。

生姜の1日あたりの摂取量目安とは?

生姜を効果的に摂るなら、1日あたりの摂取量目安も気にしておく必要があります。

生姜を摂りすぎると、副作用を起こすことがあるからです。

1日あたりの摂取量目安は、生姜パウダーなら小さじ1/2~1杯程度。

スライスした乾燥生姜なら約10g程度です。

過剰摂取は胃痛や下痢などの副作用がある

では生姜を過剰摂取するとどうなるのでしょうか。

生姜の副作用としては、胃痛や下痢をうったえる人もいます。

とくに胃腸が弱い人は、注意が必要です。

また生の生姜を食べても体は温まりますが、血行が促進されるため汗をかいてしまうことがあります。

汗をかくと体温は急激に下がってしまうので、冷えすぎてしまう可能性が高いです。

生姜で冷え性を治すには摂り方に気をつけよう

生姜に効果についてご紹介しました。

生姜ならどれも同じではないんですね。

生姜で冷え性を治すポイント

①生姜を加熱して100℃以上になるとNG
②生のすりおろし生姜では、体の中までは温められない
③粉末の乾燥生姜なら、飲み物に入れるのが楽

ということです。

生姜で冷え性を治すなら、乾燥生姜がいちばん効果的です。

上手に生活に取り入れましょうね。

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