歯石は自分で取れる!正しい方法と注意点

歯石は歯医者さんに行かないと取れないと思っていませんか?

じつは、自分でも取れるんです。

「歯医者が嫌いだから、行きたくない」という人も多いはずですから、そんな人には朗報ですね。

でもやり方を間違えると危険ですから、正しい方法と注意点を守って行いましょう。

歯石とは、そもそも何?どうしてできるの?

歯石とは、歯垢が固まってできたものです。いわゆる「石灰化」したものなんですね。一般的には、歯垢が歯についた状態で2日間放置すると、歯石になると言われています。

歯垢と唾液が混ざり合うことで歯石ができるのですが、唾液に含まれるリンとカルシウムが歯石をつくると言われています。

「でも、毎日歯を磨いているのに、どうしてできるの?」という疑問がわいてくることでしょう。それは、歯の磨き方が不十分であることも考えられます。

しっかりと磨いているようでも、磨き残しがあるかもしれませんよ。また歯茎から出血している所には、歯石ができやすいと言われています。

歯石が長期間付着したままになっていると歯周病の原因になり、歯茎を弱らせたり、歯の骨を溶かしたりしてしまいます。

歯医者に行くと、歯磨きの仕方を指導してくれますので、心配な人は、一度行ってみると良いでしょう。

どんな器具を使って歯石を取るの?

歯石を自分で取るためには、専用の器具が必要です。これを「スケーラー」と言います。
じつはコレ、歯医者さんでも実際に使っているものらしいんです。

いくつか種類がありますので、同じものとは限らないですが、メジャーなので使っている歯科医院はたくさんあるはずです。

いちばんメジャーな「歯石屋くん」というスケーラーは、通販で3800円くらいで買うことができます。

こんな感じで、先が曲がっているんですね。


スケーラー シャープ

歯石の正しい取り方とは?

歯石の正しい取り方は、口を大きく開けて、鏡を見ながら行うことです。

絶対に鏡を見ながらやりましょう。

①歯石を自分で取る前の準備

歯石を自分で取る数日前から、いつも以上に歯磨きをしっかりやっておくことが必要です。

歯磨きの後に、デンタルフロスなどで歯と歯の間の歯垢も取っておきましょう。その理由は、歯茎を引き締めるためです。歯石がたまっていると、歯茎が腫れている場合が多いです。

すると万が一スケーラーで歯茎を傷つけてしまった場合に、大きく腫れ上がってしまう恐れがあります。

見える部分だけ歯石を取ったら、また数日間歯磨きをして、さらに歯茎を引き締めてから再度行いましょう。

②スケーラーの準備

スケーラーを購入したからといって、そのまま使うのは良くありません。

口の中を傷つけるかもしれない器具なので、しっかりと消毒を行いましょう。

・スケーラーを消毒する

鍋でお湯を沸騰させて、火を止めたらそこにスケーラーを入れます。

そんなに長く入れておく必要はありませんが、数分間くらい入れておくと良いでしょう。

そして次に、コットンに消毒用アルコール(エタノール)を染み込ませて、スケーラーの先端部分を拭いて消毒しましょう。

③歯石の正しい取り方

歯石の正しい取り方とは、どのようにすれば良いのでしょうか。

・なるべくスケーラーの先端に近い部分を持ちます。

スケーラーを長く持ってしまうと、手が滑ったときに歯茎や口元に刺さってしまうので、充分気をつけてくださいね。

・口を大きく開けて、鏡を見ながら歯石を取っていきます。

この時に、スケーラーを持っているほうの薬指を自分の歯に置いてやると良いでしょう。

手が滑った時に、なるべく可動範囲を狭くするためです。

・歯石が付きやすい場所

歯石が付きやすい場所は、「下の前歯の裏側」と「上の奥歯の外側」です。最初は、この部分だけでも取れれば良いでしょう。

あまり無理して、一度に取ろうとしないことです。集中力が切れると、手が滑って口を傷つけてしまいますからね。

・小まめにうがいをしながら行う

歯石の中には、雑菌がたくさんいます。それを削ると、歯石の中からたくさんの雑菌が出てくるんですね。

それを飲み込んでしまわないように、小まめにうがいをしながら行いましょう。

④歯石を取る頻度

歯医者で歯石を取る場合、全部で3回くらい通いますよね。その間隔は、週に1~2回ではないでしょうか。

少なくとも、それくらいは間を空けて歯石を取るようにしましょうね。ある程度まで取り切れたら、3~6ヶ月後くらいで大丈夫です。

でも歯医者での処理ではないため、一概には「大丈夫」とは言えません。

歯石がまた付いてきたな、と感じたら取るようにしましょう。

歯石を自分で取る際の注意点

歯石を自分で取る際の注意点があります。

これを守らないと、思わぬ事故や体調不良を起こす場合があります。

①かならずスケーラーを殺菌消毒してから使うこと

先ほども説明したように、スケーラーはかならず殺菌消毒をしてから使いましょう。

面倒なひと手間をやりたくないという場合には、歯茎が腫れあがってしまうこともあると頭に入れておいてください。

②力を入れ過ぎないこと

歯石を自分で取る際の注意点は、力を入れ過ぎないことです。これもやはり、手が滑ったときの対処法として有効です。

歯石が長期間付いていた部分は、硬くてかなり力を入れないと取れない場合もあります。

その場合は無理せず、歯医者で取ってもらうことをおすすめします。

③歯周ポケットの歯石は歯医者で取る

歯石がついている場所は、見える部分だけではありません。歯周ポケットという歯と歯茎のすき間にも、歯石が詰まっている場合があります。

その場合は自分では取れませんので、歯医者で取ってもらうようにしましょう。

自分で歯石を取っていても、取り残しがあるとすぐに歯石がつきやすくなります。やはりたまには歯医者にも行ったほうが良いでしょう。

歯の健康は体の健康とつながっている

歯石を自分で取る方法をご紹介しました。

歯の健康を保つことは、体の健康にもつながっています。
健康な歯と歯茎を保つためにも、歯石を定期的に取りましょうね。

とくに歯周病は、早期治療が重要になります。
また歯石予防のためにも、正しい歯磨きをすることも大切です。

歯石を取るだけでなく、日頃から歯石予防もしておくようにしましょう。

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