ノロウィルスは消毒してもダメ?感染予防のための対策と検査費用

ノロウィルスは発症時期が冬ということもあり、風邪と間違えやすいですよね。

家族の誰かがノロウィルスに感染すると、ほとんどの場合ほかの家族も感染していると考えられます。

症状も熱、下痢、嘔吐などさまざまで、必ずしもすべての症状があらわれるとは限らないのです。

そんなちょっと厄介なノロウィルスについて見ていきましょう。

ノロウィルスの検査はしない方がいい?

「ノロウィルスかも」という症状がある場合、検査した方が良いと思いますよね。

知らずに他者へ感染させてしまうことを考えれば、もちろん検査すべきでしょう。

でも医者もあまり検査は勧めないようです。その理由は何でしょうか。

検査費用はほとんどの人が実費(保険適用外)になる

冬になると集団感染も起こり得るノロウィルスですが、ほとんどの人は検査に保険は適用されません。

そのため実費扱いになるのですが、4000~5000円くらいかかる可能性があります

病院によっては詳しく検査することもあるため、10,000~30,000円くらいかかることもあります。

そんなに高額になる場合は、おそらく検査前に確認してくれるでしょうけどね。

3歳未満と65歳以上は重症になることが多い

ノロウィルスに感染すると、3歳未満と65歳以上の人は重篤な症状を起こす危険があります。

そのためこれに該当する人は、ノロウィルスの検査に保険が適用されます。

小学生くらいになると症状は軽いようですが、期間が長引く可能性があります。

大人なら2~3日で治るところが、子どもの場合は1週間くらい症状が続くこともあるようです。

自覚症状が出てから検査しても時すでに遅し

ノロウィルスには感染から発症までに「潜伏期間」というものがあります。

感染してしまったら、他人へ感染させてしまうと考えられます。

つまり自覚症状が出てから検査をしても、あまり意味がないと言えるでしょう。

すでに誰かに感染させているかもしれません。

ノロウィルスの感染から発症までの期間は?

ノロウィルスは発症していなくても、ウィルスを保持していれば人に感染させてしまいます。

また症状が治まっても、感染する可能性は残っています。

発症までの潜伏期間は24~48時間

ノロウィルスの潜伏期間は、24~48時間と言われています。

とはいえ、何が原因で感染したのかを特定するのはむずかしいでしょう。

「貝を生で食べた」など、わかりやすい心当たりがある人は少ないはずです。

症状が治るまで1~2日かかる

ノロウィルスは症状があらわれてから治るまで、1~2日かかると言われています。

その間は感染の危険が非常に高く、便などにも大量のノロウィルスが存在します。

家の中のあらゆるところにウィルスが付着しているため、正しく殺菌しないと家族も感染することが非常に多いのです。

治ったと思っても2~3日は感染の危険がある

症状が収まれば学校や会社へ復帰するでしょう。

でも2~3日は感染させてしまう危険があると考えられています。

そのため自ら手洗いを良くし、マスクをするなど、感染を拡大させない配慮も必要かもしれませんね。

ノロウィルスの原因と対策とは?

ノロウィルスに感染する原因や発症したあとの対策を考えてみましょう。

やはり免疫力を高めることも、1つの大きな予防法となります。

子どもと大人で変わる症状や対処法もご紹介します。

発症してからは水分補給と安静にすることが一番

もしノロウィルスの症状が出てしまったら、水分補給を充分に気をつけないといけません。

食中毒ですから、下痢や嘔吐、発熱などが主な症状です。

下痢などで水分を排出しているため、水分補給をしないと脱水症状をおこします。

また熱を発散させる場合にも水分を消耗しますので、とにかく水分補給は忘れないようにしましょう。

さらに感染を拡大しないため、また自分の免疫力を高めて治すためにも、安静に過ごすことが一番です。

ほとんど食事や人からの経口感染

ノロウィルスは、食品についていることが多いです。

なぜ寒い季節に食中毒が起きるのでしょうか。

ノロウィルスはカキなどの貝に多く含まれていて、そのウィルスは内臓に存在しています。

熱処理もしていない生ガキは、ノロウィルスに感染する危険が高いと言えるかもしれません。

またノロウィルスの性質が、低温と乾燥に強いため、冬場になると感染者が増えると考えられます。

人からの感染は接触感染や飛沫感染ですが、直接関わらなくても、さまざまな場所にノロウィルスは付着しているのです。

とくに公共の場にあるトイレは注意が必要でしょう。

子どもは嘔吐、大人は下痢の場合が多い

ノロウィルスの症状は、子どもは嘔吐が多く、大人は下痢の場合が多いと言われています。

いずれも脱水症状が心配されるので、水分補給には必ず気を配っておく必要があるでしょう。

注意が必要なことは、大人なら「下痢止め薬」を飲まないこと。

体外に出さなくてはいけないウィルスがあるのに、下痢を止めてしまうと体内で悪影響を及ぼします。

子どもの場合は吐しゃ物がのどに詰まらないように、上手に吐き出させることが必要です。

ノロウィルスの予防に消毒しても死滅しない

ノロウィルスについてご紹介しました。

充分に予防しても、なかなか感染を防ぐのは難しそうですね。

とくにノロウィルスの場合、エタノール消毒をしても菌が死滅しないと言われています。

家族からの感染や食事からの感染も多いため、手洗いをしても感染してしまうこともあります。

では、どうすれば良いのでしょうか。

加熱による殺菌と調理者が手洗いに気をつけることです。

食事を作るときには、加熱殺菌することが大切です。

また調理器具にノロウィルスが付着していることもあるため、熱湯をかけて殺菌すると良いでしょう。

塩素系漂白剤も効果を発揮してくれます。

さらに家族の中で食事を作る人は、爪の間や指輪などに付着したノロウィルスを石鹸とお湯で洗い流すことが大切ですよ。

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