たくさん寝ても眠いのはなぜ?もしかして過眠症かも!原因と対策

「夜しっかり寝たはずなのに、日中につよい眠気を感じる」

そんな症状で、日常生活に支障をきたしていませんか?

それは過眠症かもしれません。

過眠症とは睡眠障害のうち、寝すぎてしまう症状の総称です。

過眠症とひとことで言っても、いくつかの種類に分かれます。

また不眠症の場合もあります。

過眠症や不眠症の原因を考えて、その対策を考えてみましょう。

過眠症かどうかチェックしてみよう

あなたの症状は過眠症なのか。

チェックしてみましょう。

①それほど疲れていないのに眠い

仕事や勉強中でも、ランチの後などは眠くなってしまうことが多いですよね。

そのような眠気は正常であると考えられます。

しかし毎日のように耐えられない眠気におそわれる場合には、過眠症の可能性があります。

日中の仕事中などに、自分でも気づかないうちに眠りに落ちてしまうことがあるのなら、過眠症かもしれません。

②なかなか寝付けない

「寝なくちゃ」というプレッシャーから、なかなか寝付けないという状態がつづくと、過眠症を引き起こす可能性があります。

日中にいつでも眠いということが3ヶ月以上つづいているなら、過眠症の可能性があるでしょう。

また、なかなか寝付けないのは、入眠障害の可能性があります。

一時的に興奮状態になって眠れないのは問題ありませんが、それが原因で不眠症になってしまうこともあります。

この場合は、過眠症というよりも不眠症の傾向がつよいでしょう。

③イライラしやすいなどストレスが多い

過眠症の原因は、ストレスであることも多いです。

イライラしやすいとか、集中できないという症状がある場合には、うつっぽいなど精神的な症状が考えられます。

根本的な原因を改善しないと、睡眠障害を治すことはできないでしょう。

過眠症の種類と特徴

過眠症には種類があります。

それぞれの特徴と症状を見ていきましょう。

①ナルコプレシー

ナルコプレシーとは、とつぜん強い眠気におそわれて、自分ではコントロールできないのが特徴です。10~30分間くらい寝てしまうという症状です。

まるで気絶したようにとつぜん眠るため、周囲の人がビックリしてしまうかもしれません。

笑ったり怒ったりした後に、症状があらわれることが多いようです。

また金縛りにあったり、幻覚を見ることもあるようです。

②特発性過眠症

特発性過眠症も自分ではコントロールできないほど強い眠気にとつぜんおそわれるのが特徴です。1時間以上寝てしまうという特徴があります。

起きた後もボーっとして、すっきり起きられないのも特徴です。

また、ふつうは昼間に長時間寝てしまうと、夜眠れなくなりますよね。

でも特発性過眠症の場合には、夜もふつうに眠れてしまうのが特徴です。

③反復性過眠症

反復性過眠症とは、つねに眠い状態がつづく特徴があります。1日16時間以上眠ってしまうという症状があり、それが定期的に起こります。

つまり長時間眠った後は、ふつうの生活リズムに戻るのですが、また長時間睡眠をする周期がおとずれるということです。

この周期は、3日から3週間ごとにやって来るのが特徴です。

過眠症と不眠症を改善するための対策

過眠症も不眠症も、日常生活に支障をきたすほどの症状です。

過眠症と不眠症は真逆の症状に感じますが、じつはとても似ています。

日中の眠気に苦痛を感じている人のために、改善する方法をご紹介します。

①運動して体を適度に疲れさせる

運動すると血行を促進しますので、それだけでも安眠効果を得ることができます。

また体を動かさない仕事をしている場合には、頭は疲労でいっぱいなのに、体が疲れていないために眠れないことがあります。

それを改善する方法が適度な運動です。

適度な運動をすることで、適度に疲れると、安眠効果がアップすることでしょう。

ただし、寝る直前の運動や長時間でハードな運動は、逆に安眠のさまたげになります。

夕方くらいの時間帯に、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を30分くらいすると良いでしょう。

②起きたら朝日を浴びて、20時からは部屋を暗めに

睡眠を正常に機能させるためには、体内リズムをしっかり整えることが必要です。

朝起きたときにはカーテンを開けて、朝日をしっかりと浴びましょう。

朝日の光のつよさは、ギラギラのネオン電球のレベルではありません。

しっかりとつよい光を浴びることで、体や脳が目覚めるのです。

また夜は、体を休ませるモードにすることが大切です。

そのためには、20時くらいになったら部屋の照明を暗めにしましょう。

暗くなると副交感神経が優位になり、「これから眠りますよ」という指令を出してくれます。

そのまま眠くなった時点で眠ってしまいましょう。

眠くなったときに眠るのが、安眠できるコツです。

③それでも改善されなければ医師へ相談

睡眠障害は病気ではありませんが、その原因が重篤な病気であることもあります。たとえば脳腫瘍など。

ふつうでは考えられないような眠気を、日中に毎日感じるようなら医師へ相談してみることをおすすめします。

眠気をさまたげる原因を取りのぞこう

日中につよい眠気がおきる過眠症と不眠症。

これは、睡眠をさまたげる原因が何かしらあるはずです。

寝つきが悪くなる原因(入眠障害)、熟睡できない原因(熟睡障害)、早く目が覚めてしまう原因(早朝覚醒)などです。

とくに熟睡できない原因は、睡眠時無呼吸症候群やうつなどの病気が考えられます。

まずは、それらの病気を改善することで、すこやかな睡眠を確保できるようになることでしょう。

スポンサーリンク